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(仮称)内幸町一丁目街区中地区セントラルタワー
NTT都市開発、公共建物、三井不動産、東京電力パワーグリッドの4社は、東京都千代田区内幸町1丁目に地上46階、地下6階、高さ230m(最高234.5m)、延べ面積361,000㎡の(仮称)セントラルタワーを新設します。 低層部に商業施設やホール、中層部にオフィス、高層部にホテルを配置します。 設計・施工は竹中工務店。 2024年7月に着工し、2029年2月に竣工する予定で、中地区全体の完成は2038年3月を見込んでいます。
2023年8月23日撮影。日比谷公園側より見た建設地。
完成イメージ
[以下図面、NTTアーバンソリューションズ2022年3月24日付ニュースリリースより引用]
日比谷公園側から見ています。内幸町一丁目街区には下記の超高層ビルが建つ予定です。
南地区:サウスタワー……… 地上46階、高さ230.23m(最高232.52m)、2027年3月竣工
中地区:セントラルタワー… 地上46階、高さ230.00m(最高234.50m)、2029年2月竣工
北地区:ノースタワー……… 地上46階、高さ230m、2030年度竣工
北地区:帝国ホテル新本館… 地上29階、高さ145m、2036年度竣工
位置図
内幸町一丁目街区の開発を推進する事業者(関係権利者、親会社を含む)10社は2022年3月24日、当街区の事業構想である「TOKYO CROSS PARK構想」と、構想に基づき掲げる5つのテーマを発表しました。 詳細は→こちら
街区用途概念図
南地区:サウスタワー……… オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設
中地区:セントラルタワー… オフィス、商業、ホテル、ホール、産業支援施設、宴会場
北地区:ノースタワー……… オフィス、商業、賃貸住宅、サービスアパートメント
北地区:帝国ホテル新本館… ホテル、宴会場
概要
名 称 | (仮称)内幸町一丁目街区中地区セントラルタワー |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区内幸町1丁目1-6ほか |
最寄駅 | 都営三田線「内幸町」駅、東京メトロ千代田線・日比谷線「日比谷」駅 |
建築主 | NTT都市開発株式会社、公共建物株式会社、三井不動産株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社 |
設 計 | 株式会社竹中工務店 (基本設計:NTTファシリティーズ、デザイン:PLPアーキテクチャー) |
施 工 | 株式会社竹中工務店 |
用 途 | 事務所、商業、ホテルほか |
敷地面積 | 21,656.36㎡(連担認定区域全体) |
建築面積 | 12,300㎡(連担認定区域全体:20,600㎡) |
延床面積 | 361,000㎡(連担認定区域全体:376,000㎡) |
構 造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 直接基礎(パイルド・ラフト基礎) |
階 数 | 地上46階、地下6階 |
高 さ | 230m(最高234.5m) |
着 工 | 2024年7月15日予定 |
竣 工 | 2029年2月28日予定(連担認定区域全体:2038年3月予定) |
最終更新日:2023年8月25日
地図
中地区には下記ビルが立地しています。
日比谷U-1ビル(地上26階、高さ109.3m、1984年竣工)
NTT日比谷ビル(地上9階、1961年竣工)
Ud日比谷ビル(地上10階、1976年竣工)
NTT霞ヶ関ビル本館
NTT霞ヶ関ビル新館
2022年度より「日比谷U-1ビル」と「NTT日比谷ビル」を解体しています。
2023年8月23日撮影
(仮称)内幸町一丁目街区中地区セントラルタワーの建築計画のお知らせが設置されました。写真クリックで拡大画像を表示。
①の地点よりスタートします。
①の地点より見た中地区です。こちら側では、竹中工務店がNTT日比谷ビル(地上9階、地下4階)の地下解体工事を2023年7月3日~2026年8月31日の工期で進めています。
その左手。日比谷通り。左は日比谷公園です。
②の地点に移動しました。
②の地点より見た中地区です。こちら側では、鹿島建設が日比谷U-1ビル(地上26階、地下4階)の地上建物解体工事を2022年9月1日~2023年9月30日の工期で進めています。
その右手。完成時には中地区と日比谷公園を結ぶブリッジも出現する予定です。
左手。北地区と中地区の境目になります。
その左手。北地区に立つ帝国ホテル東京 本館です。
ちなみに日比谷U-1ビルは、日本で解体中・解体済のビルの中では10番目の高さとなります。
解体中・解体済・解体予定の超高層ビル(高さ100m以上/2023年8月現在)
名称 | 高さ | 階 | 所在地 | 竣工年 | 解体年 | 状況 |
---|---|---|---|---|---|---|
浜松町ビルディング | 165.9 | 40 | 東京都港区 | 1984 | ― | 予定 |
世界貿易センタービルディング | 162.59 | 40 | 東京都港区 | 1970 | 2021 | 解体中 |
みずほ銀行内幸町本部ビル | 140 | 35 | 東京都千代田区 | 1980 | 2022 | 解体中 |
グランドプリンスホテル赤坂 | 138.9 | 40 | 東京都千代田区 | 1982 | 2012 | 解体済 |
新生銀行本店ビル | 130 | 21 | 東京都千代田区 | 1993 | 2013 | 解体済 |
帝国ホテル東京 タワー館 | 129.1 | 31 | 東京都千代田区 | 1983 | 2024 | 予定 |
大阪マルビル(大阪第一ホテル) | 123.92 | 30 | 大阪市北区 | 1976 | 2023 | 解体中 |
朝日生命大手町ビル | 119.0 | 29 | 東京都千代田区 | 1971 | 2022 | 解体中 |
シナガワ グース(京急EXホテル品川) | 118.84 | 29 | 東京都港区 | 1971 | 2021 | 解体中 |
新呉服橋ビルディング | 112.48 | 21 | 東京都中央区 | 1977 | 2022 | 解体中 |
ソフィテル東京 | 112.0 | 26 | 東京都台東区 | 1994 | 2007 | 解体済 |
日比谷U-1ビル | 109.3 | 26 | 東京都千代田区 | 1984 | 2022 | 解体中 |
東京海上日動ビルディング本館 | 108.1 | 25 | 東京都千代田区 | 1974 | 2022 | 解体中 |
りそな・マルハビル | 107.95 | 24 | 東京都千代田区 | 1978 | 2012 | 解体済 |
大手町フィナンシャルセンター | 105 | 24 | 東京都千代田区 | 1992 | 2011 | 解体済 |
三井物産ビル | 100 | 24 | 東京都千代田区 | 1976 | 2015 | 解体済 |
※解体年は解体工事に着手した年です。
③の地点に移動しました。
③の地点より見た中地区です。 日比谷U-1ビルとNTT日比谷ビルの跡地に、地上46階、地下6階、高さ230m(最高234.5m)、延べ面積361,000㎡のセントラルタワーが建ちます。
その右手。日比谷通り、内幸町駅方面。
④の地点に移動しました。
④の地点より見た中地区です。 奥に立つNTT霞ヶ関ビル本館とNTT霞ヶ関ビル新館及び両ビルの奥にあるUd日比谷ビルはセントラルタワー完成後に解体されるものと思われます。 それらの跡地は広場になる予定です。
その左手。北地区方面です。帝国ホテル東京 タワー館(地上31階、高さ129.1m)は、2024年3月末に一部が営業を終了し、6月末に全館閉館する予定です。その跡地などにオフィス、商業、賃貸住宅、サービスアパートメントで構成する地上46階、高さ230mのノースタワーが建つことになります。2030年度のノースタワー完成後に帝国ホテル東京 本館(地上17階、高さ61m)が解体され、地上29階、高さ145mの新本館が建設されます。新本館は2036年度に完成する予定です。
右手。南地区ではみずほ銀行内幸町本部ビルを解体しています。同ビルは地上35階、地下4階、高さ140m、延べ面積132,939㎡でした。元々は第一勧業銀行本店として1980年に竣工しています。 みずほ銀行内幸町本部ビルの跡地には地上45階、地下3階、高さ230.23m(最高232.52m)、延べ面積287,000㎡のサウスタワー(A棟)が建ちます。サウスタワー竣工後に東京電力ホールディングス本社ビル(地上14階)が解体され、跡地は広場などになる予定です。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点より中地区方面を見ています。 セントラルタワーは低層部に商業施設やホール、中層部にオフィス、高層部にホテルが入ります。
サウスタワーは2027年3月、セントラルタワーは2029年2月、ノースタワーは2030年度、帝国ホテル東京新本館は2036年度に竣工する予定です。