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(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画(シナガワグース跡地開発)
京浜急行電鉄とトヨタ自動車は、品川駅西口前に所在したシナガワグースの跡地(東京都港区高輪3丁目)に、オフィス・商業・ホテル・MICE(コンファレンス、多目的ホール)等で構成する地上29階、地下4階(運用呼称)、高さ152.36m、延べ面積311,802㎡の超高層ビルを新設します。 オフィスの一部にはトヨタ自動車が新東京本社を構えます。 設計・施工は大成建設。 2025年5月31日に着工しました。 2029年1月末に竣工し、2029年度に開業する予定です。
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2025年6月22日撮影。建設地南東側の歩道橋より。
完成イメージ
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[以下図面、京浜急行電鉄2025年5月26日付ニュースリリースより引用]
京浜急行電鉄とトヨタ自動車は2024年3月、当該地区内の土地の一部譲渡および当該地区のまちづくり推進のために共同で計画建物を建設・運営することに関する契約を締結しています。 トヨタ自動車は本計画建物内オフィスの一部を取得し、新たな東京本社として2029年度に開業する予定です。
用途イメージ
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外観イメージは米国の建築設計事務所であるKPF(本社:ニューヨーク)が担当しています。 地下2階~地下1階に多目的ホール、地下1階~地上4階に商業、5階~6階にコンファレンス、7階~22階にオフィス、23階~29階にホテルを配置する計画です。
品川駅西口地区 配置図
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緑部分が本計画の敷地です。
B-1-2地区では西武不動産が、事務所、商業、ホテル、住宅、MICEで構成する地上31階、地下4階、高さ約140m、延べ面積約268,000㎡のツインビルを計画しています。2028年度の着工、2032年度の竣工を目指しています。
→こちら
C地区では高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発組合が、事務所、住宅、商業、産業支援(MICE)などからなる地上30階、地下2階、高さ約155m、延べ面積約186,900㎡の超高層ビルを計画しています。2026年度の着工、2028年度の竣工を目指しています。
→こちら
D地区では地上34階、地下2階、高さ約135m、延べ面積約46,100㎡のタワーマンションが計画されています。2026年度に着工し、2030年度に竣工する予定です。
→こちら
概要
名 称 | (仮称)品川駅西口地区A地区新築計画 |
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所在地 | 東京都港区高輪三丁目417番31(地番) (品川駅西口土地区画整理事業A街区1区画、2区画) |
最寄駅 | 京浜急行・JR「品川」駅 |
建築主 | 京浜急行電鉄株式会社、トヨタ自動車株式会社 |
設 計 |
基本設計:株式会社日本設計 実施設計:大成建設株式会社一級建築士事務所 |
施 工 | 大成建設株式会社東京支店 |
用 途 | 事務所、物販店舗、飲食店、集会場、ホテル、地域冷暖房施設、自動車車庫、自転車駐車場、バス乗降場 |
敷地面積 | 23,584.29㎡ |
建築面積 | 20,715.96㎡ |
延床面積 | 311,802.41㎡ |
構 造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 直接基礎、一部杭基礎 |
階 数 | 建築基準法上:地上28階、地下5階(運用呼称:地上29階、地下4階) |
高 さ | 152.36m |
着 工 | 2025年5月31日(起工式:2025年5月23日) |
竣 工 | 2029年1月31日予定 |
開 業 | 2029年度予定 |
備 考 |
◆既存建物解体工事:2021年11月~2024年1月末予定 ◆京浜急行電鉄2024年3月22日付ニュースリリースは→こちら ◆トヨタ自動車2024年3月22日付ニュースリリースは→こちら ◆京浜急行電鉄2025年5月26日付ニュースリリースは→こちら ◆トヨタ自動車2025年5月26日付ニュースリリースは→こちら ◆都市計画(素案)の概要(PDF)は→こちら |
最終更新日:2025年8月5日
地図
建設地まで品川駅高輪口より徒歩3分ほどです。
2025年6月22日撮影
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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の建築計画のお知らせ。 前回撮影時と比較すると、地名地番、用途、敷地面積、建築面積、延べ面積、構造、高さ(154m→152.36m)、着工予定、完了予定に修正・追加等があります。 未定だった施工者は大成建設に決まっていました。 写真クリックで拡大画像を表示。
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①の地点(品川駅前)よりスタートします。
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①の地点より建設地方面を見ています。2025年5月23日に起工式を開き、5月31日に着工しています。
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その右手。建設地東側は第一京浜(国道15号)です。この地下には東京メトロ南北線の品川駅がつくられる予定です。その工事はまだ始まっていません。
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左手。建設地南側。この写真の左側に横断歩道があります。横断歩道を渡ります。
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②の地点に移動しました。
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②の地点より見た建設地。現地の作業工程によると、掘削工事、山留工事、土工事を進めています。
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その右手。横断歩道があります。
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左手。建設地南側。柘榴坂(ざくろざか)があります。こちらに進みます。
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南側より見た建設地のゲート。
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その左手。さらに進みます。
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建設地西側に「品川税務署」があります。
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③の地点に移動しました。
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③の地点より見た建設地。
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その右手。柘榴坂。品川駅方面。
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現地の案内。現場事務所はこの奥にあります。写真クリックで拡大画像を表示。
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④の地点は歩道橋の上です。
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④の地点より建設地を一望できました。ここに建築基準法上は地上28階、地下5階(運用呼称は地上29階、地下4階)、高さ152.36m、延べ面積311,802㎡の超高層ビルが出現します。
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その左手。
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右手。歩道橋を進みます。
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品川駅方面は閉鎖されていました。
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国道15号品川駅西口基盤整備に伴う歩道橋撤去のため、2025年2月8日から利用停止されていたようです。写真クリックで拡大画像を表示。
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その位置より見た建設地。
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その左手。
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その左手の様子です。この歩道橋もいずれ撤去されることでしょう。
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続いて右手の様子です。階段を下ります。
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案内板がありました。品川駅西口前には大規模なペデストリアンデッキが計画されています。将来的にはJRと京急の品川駅と本題のビルが2階レベルで直結することになります。写真クリックで拡大画像を表示。
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⑤の地点に移動しました。
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⑤の地点より見た建設地。
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その左手。建設地東側。第一京浜(国道15号)。
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その左手。品川駅方面。品川駅周辺では「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」や「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」、「リニア中央新幹線品川駅工事」が進められており、工事現場だらけです。
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「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」の建築計画のお知らせです。規模は地上10階、地下1階、高さ55.41m(最高58.21m)、延べ面積50,780㎡。2031年11月下旬に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。
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2026年3月上旬には、地上28階、地下3階、高さ150m、延べ面積165,000㎡のJR東日本の駅ビルを建設する「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」も始まります。写真クリックで拡大画像を表示。
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さらには2026年3月上旬には、地上28階、地下2階、高さ150m、延べ面積201,000㎡の京急の駅ビルを建設する「(仮称)品川駅街区地区 南街区(南-a)新築計画」も始まります。写真クリックで拡大画像を表示。
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⑥の地点に移動しました。
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⑥の地点より見た本題の建設地です。
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東側より見た建設地。
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その右手。 こちらでは高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発組合が、地上30階、地下2階、高さ約155m、延べ面積約186,900㎡の超高層ビルを計画しています。 詳細は→こちら
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左手。「品川プリンスホテル」方面。
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本題のビルは2029年1月末に竣工し、2029年度に開業する予定です。