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(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画(シナガワグース跡地開発)


京浜急行電鉄は、品川駅高輪口前の複合施設「シナガワグース」跡地(東京都港区高輪3丁目)に、事務所、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)などで構成する地上29階、地下4階、高さ約160m、延べ面積約313,100㎡の超高層ビルを計画しています。 2023年度の着工、2026年度の竣工及び供用開始を目指しています。



完成イメージ

シナガワグース跡地開発

[以下図面、都市計画(素案)の概要(PDF)より引用]

低層部に商業施設、中層部にオフィス、高層部にホテルを計画しています。 建て替えプロジェクトは、トヨタ自動車に敷地の一部を譲渡し共同で行い、新設ビルの一部に同社のオフィスが入る予定です。



現地の様子

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

2022年6月5日撮影。既存建物を解体していました。



概要

名 称(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画
所在地東京都港区高輪3丁目の一部
最寄駅京浜急行・JR「品川」駅
建築主京浜急行電鉄株式会社
設 計
施 工
用 途事務所、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)、駐車場(約860台)
敷地面積約23,600㎡
建築面積約21,100㎡
延床面積約313,100㎡
構 造鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
階 数地上29階、地下4階
高 さ約160m
着 工2023年度予定
竣 工2026年度予定
供用開始2026年度予定
備 考 ◆既存建物解体工事:2021年11月~2024年1月末予定
◆京浜急行電鉄2020年4月6日付ニュースリリース(PDF)は→こちら
◆港区HPは→こちら
◆都市計画(素案)の概要(PDF)は→こちら

最終更新日:2023年7月26日




地図

建設地まで品川駅高輪口より徒歩3分ほどです。



位置図

シナガワグース跡地開発

西武プロパティーズ、京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構の4社が事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、2022年3月18日、都市計画(素案)の概要が内閣府のホームページに公表されました。 地区計画・再開発等促進区の面積は約14.7ha、地区整備計画の面積は約13.9ha(A~C地区)です。 西武ホールディングス2022年3月22日付ニュースリリース(PDF)は→こちら

独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が進めている「品川駅西口土地区画整理事業」が、2023年6月1日付で、国土交通大臣より事業計画認可を受けました。 これにより、上図のA・B地区が整備されます。 UR都市機構2023年6月1日付ニュースリリース(PDF)は→こちら



配置図

シナガワグース跡地開発

C地区では高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合が、事務所、住宅、商業、産業支援(MICE)などからなる地上30階、地下2階、高さ約155m、延べ面積約194,000㎡の超高層ビルを計画しています。 (こちら)

なお、グランドプリンスホテル新高輪などが立地するB地区(約8.4ha)の建築計画については、2022年3月の時点では未定としています。



概要図

シナガワグース跡地開発

A地区が本事業地です。ほぼ同じ高さの超高層ビルが並ぶことになります。



2022年6月撮影

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

2022年6月5日撮影。左がJR品川駅、右が京急・品川駅です。奥には品川インターシティの超高層ビルが並んでいます。手前の道路の下には東京メトロ南北線の品川駅が2030年代半ばに開業する予定です。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

JR品川駅です。ターミナル駅にしては質素ですよね。JR東日本は「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」により地上10階、地下1階、高さ53.31m(最高59.00m)、延べ面積49,340㎡の駅ビルを新設します。




「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」の建築計画のお知らせ

「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」の建築計画のお知らせ。 2022年8月上旬に着工し、2031年11月下旬に完成する予定です。 写真クリックで拡大画像を表示。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

その左手。空き地があります。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

ここも「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」の用地の一部でしょうか。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

さて、道路を挟んだ向かい側では「シナガワ グース」(SHINAGAWA GOOS)の解体工事が始まっていました。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

地上29階、地下3階、塔屋2階、高さ118.84m、延べ面積82,735㎡の建物を、2021年11月1日~2024年1月31日の工期で大成建設が解体しています。




シナガワ グース

営業していた頃(2015年1月)の「シナガワ グース」です。 「ホテルパシフィック東京」として1971年7月27日に開業し、2010年9月30日をもって営業を終了。 その後改修され、2011年4月29日に「シナガワ グース」の名称で営業を再開しました。 ホテル「京急EXイン品川駅前」のほか、結婚式場やレストラン、ショップ、バンケット・イベントホールなどが別々のテナントとして営業。 ホテルは2018年10月1日に「京急EXホテル品川」(客室935室)にリブランドしました。 「シナガワ グース」は2021年3月31日をもって閉館。 50年の歴史に幕を閉じています。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

跡地には地上29階、地下4階、高さ約155m、延べ面積約313,100㎡の超高層複合ビルが建ちます。 2023年度の着工、2026年度の竣工及び供用開始を目指しています。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

その右手。 こちら側がC地区になります。 こちらでは高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合が、事務所、住宅、商業、産業支援(MICE)などからなる地上30階、地下2階、高さ約155m、延べ面積約194,000㎡の超高層ビルを計画しています(こちら)。 リニア中央新幹線の開業も控え、品川駅北口はこれから大きく様変わりしますね。






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