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(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画(シナガワグース跡地開発)


京浜急行電鉄は2024年3月22日、東京都港区高輪3丁目において推進する「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の事業化を正式決定したと発表しました。 本計画では、オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等で構成する地上29階、地下4階、高さ約160m、延べ面積約313,100㎡の複合施設を新設します。 2025年度に着工し、2029年度に開業する予定です。

トヨタ自動車は2024年3月22日、京浜急行電鉄と、当該地区内の土地の一部譲渡および当該地区のまちづくり推進のために共同で計画建物を建設・運営することに関する新たな契約を締結すると発表しました。 本計画建物内オフィスの一部を取得し、新たな東京本社として2029年度に開業する予定です。



完成イメージ

シナガワグース跡地開発

[以下図面、京浜急行電鉄2024年3月22日付ニュースリリースより引用]

京浜急行電鉄は、トヨタへの土地持分の一部譲渡および共同事業に関する契約を2024年3月27日に締結する予定です。



施設イメージ

シナガワグース跡地開発

低層部に商業施設やMICE(カンファレンス、多目的ホール)、中層部にオフィス、高層部にホテルを計画しています。



配置図

シナガワグース跡地開発

右側に品川駅があります。



現地の様子

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

2023年11月19日撮影。「シナガワグース」の地上部は姿を消していました。



概要

名 称(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画
所在地東京都港区高輪3丁目の一部
最寄駅京浜急行・JR「品川」駅
建築主京浜急行電鉄株式会社、トヨタ自動車株式会社
設 計
施 工
用 途事務所、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)、駐車場(約860台)
敷地面積約23,600㎡
建築面積約21,100㎡
延床面積約313,100㎡
構 造鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
階 数地上29階、地下4階
高 さ約160m
着 工2025年度予定
竣 工2029年度予定
開 業2029年度予定
備 考 ◆既存建物解体工事:2021年11月~2024年1月末予定
◆京浜急行電鉄2024年3月22日付ニュースリリースは→こちら
◆トヨタ自動車2024年3月22日付ニュースリリースは→こちら
◆都市計画(素案)の概要(PDF)は→こちら

最終更新日:2024年3月22日




地図

建設地まで品川駅高輪口より徒歩3分ほどです。



品川駅西口地区 位置図

シナガワグース跡地開発

2020年04月本地区における当社開発にトヨタを共同事業者として迎えることをお知らせ(協定締結)
2022年01月「品川駅西口地区まちづくり指針(高輪三丁目地区)」策定
2022年10月内閣総理大臣より「東京圏の国家戦略特別区域に係る区域計画における国家戦略都市計画建築物等整備事業」として認定
2022年11月東京都より「品川駅西口地区地区計画」を変更する都市計画が告示
2023年06月URが施行者として進める「品川駅西口土地区画整理事業」が国土交通大臣より事業計画認可
2024年02月URにより「品川駅西口土地区画整理事業」における仮換地指定がなされる


2022年6月撮影

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

2022年6月5日撮影。左がJR品川駅、右が京急・品川駅です。奥には品川インターシティの超高層ビルが並んでいます。手前の道路の下には東京メトロ南北線の品川駅が2030年代半ばに開業する予定です。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

JR品川駅です。ターミナル駅にしては質素ですよね。JR東日本は「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」により地上10階、地下1階、高さ53.31m(最高59.00m)、延べ面積49,340㎡の駅ビルを新設します。




「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」の建築計画のお知らせ

「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」の建築計画のお知らせ。 2022年8月上旬に着工し、2031年11月下旬に完成する予定です。 写真クリックで拡大画像を表示。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

その左手。空き地があります。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

ここも「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」の用地の一部でしょうか。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

さて、道路を挟んだ向かい側では「シナガワ グース」(SHINAGAWA GOOS)の解体工事が始まっていました。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

地上29階、地下3階、塔屋2階、高さ118.84m、延べ面積82,735㎡の建物を、2021年11月1日~2024年1月31日の工期で大成建設が解体しています。




シナガワ グース

営業していた頃(2015年1月)の「シナガワ グース」です。 「ホテルパシフィック東京」として1971年7月27日に開業し、2010年9月30日をもって営業を終了。 その後改修され、2011年4月29日に「シナガワ グース」の名称で営業を再開しました。 ホテル「京急EXイン品川駅前」のほか、結婚式場やレストラン、ショップ、バンケット・イベントホールなどが別々のテナントとして営業。 ホテルは2018年10月1日に「京急EXホテル品川」(客室935室)にリブランドしました。 「シナガワ グース」は2021年3月31日をもって閉館。 50年の歴史に幕を閉じています。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

跡地には地上29階、地下4階、高さ約160m、延べ面積約313,100㎡の超高層複合ビルが建ちます。




(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画

その右手。 こちら側がC地区になります。 こちらでは高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合が、事務所、住宅、商業、産業支援(MICE)などからなる地上30階、地下2階、高さ約155m、延べ面積約194,000㎡の超高層ビルを計画しています(こちら)。 リニア中央新幹線の開業も控え、品川駅北口はこれから大きく様変わりしますね。






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