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グラングリーン大阪 南館
(ウォルドーフ・アストリア大阪/ホテル阪急グランレスパイア大阪)
三菱地所を代表とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は2024年10月8日、大阪市北区の「うめきた2期地区南街区」において開発を進める「グラングリーン大阪 南館」が2025年3月21日に開業すると発表しました。 南館の規模は地上39階、地下3階、高さ181.5m、延べ面積約316,140㎡。 事務所、ホテル、商業施設などで構成します。 設計は三菱地所設計・日建設計・大林組・竹中工務店JV、施工は竹中工務店・大林組JVが担当しています。
2024年5月29日撮影。 南館はパークタワー(地上39階)、サウスタワー(地上28階)、ゲートタワー(地上18階)で構成します。 サウスタワーに入る「ホテル阪急グランレスパイア大阪」は2025年3月21日に開業する予定です。 パークタワーに入る「ウォルドーフ・アストリア大阪」は2025年春に開業する予定です。
完成イメージ(加筆)
現地で撮影した完成イメージに加筆しています。 南館のオフィスフロアには、塩野義製薬本社(2025年夏)、クボタ本社(2026年5月)、ホンダのソフトウエア開発拠点の入居が明らかになっています。(2024年7月時点)
ホテル阪急グランレスパイア大阪(サウスタワー)
阪急阪神ホテルズのアップスケールホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪」は、サウスタワーの5階~27階に展開します。
5階にフロント、ロビー、レストラン「MAISON VERTE(メゾン ヴェルテ)」(テナント)、6階に宿泊者ラウンジ、フィットネスルーム、コインランドリー、27階にクラブフロアの宿泊者が利用できるクラブラウンジを設けます。
全482室の客室は、ダブルとツインによる構成とし、7~25階のスタンダードフロア(22㎡~35㎡)と上層階26・27階のクラブフロア(32㎡~48㎡)で計10タイプを用意。
2025年3月21日に開業する予定です。
ニュースリリース(PDF)は→こちら
ウォルドーフ・アストリア大阪(パークタワー)
ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、パークタワーの2階および28階~38階に展開します。 50㎡を中心とする252室の客室のほか、ウォルドーフ・アストリアの象徴であるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」や、レストラン、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などを設置する予定です。 2025年春の開業を目指しています。
立面図
[2021年11月24日付ニュースリリース(PDF)より引用]
大阪駅側から見た立面図です。建物が複雑に重なり合っています。
立面図(加筆)
[パークタワー] 地上39階、地下3階
ホテル(2F・28F~38F)「ウォルドーフ・アストリア大阪」(252室)
オフィス(4F・6F~27F)総貸室面積約90,000㎡、基準階面積約4,100㎡
MICE施設(4F)大ホール、小ホール及び会議室((株)コングレが運営)
[サウスタワー] 地上28階、地下3階
ホテル(5F~28F)「ホテル阪急グランレスパイア大阪」(482室)
[ゲートタワー] 地上17階、地下3階
オフィス(5F~17F)総貸室面積約19,000㎡、基準階面積約1,500㎡
[その他]
都市型スパ(3F・4F)((株)ラスイートが運営)
商業(B1~3F)店舗面積約12,500㎡
配置図(右上が北/加筆あり)
南館の地下1階~地上3階にショップ&レストラン全55店舗が集結します。
南館地下1階に、食と文化を体験できる大規模フードマーケット「Time Out Market」がアジア初進出します。約3,000㎡のスペースに、厳選された17のレストランと2つのバー、イベントスペースが集積します。
南館1階に、カウンター席がメインの隠れ家レストラン7店舗が集結する「GRAND CHEFS' VALLEY(グランシェフズバレイ)」がオープンします。
南館3・4階に、ウェルネス・ウェルビーイングをコンセプトとする健康増進施設「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」がオープンします。
南館3階の「ウメキタグランテーブルズ」には宴会、MICE利用の前後など、ビジネスシーンでも大活躍する6店舗がオープンします。
南館3階には、ライクキッズ(株)による認可保育園「にじいろ保育園うめきた」が2025年4月1日に開所します。
南館4階には、カンファレンス施設「コングレスクエア グラングリーン大阪」がオープンします。
190㎡から740㎡のホールや35㎡から160㎡の会議室、充実した控室を備えます。
南館4階に、仕事の合間や通勤のついでに健康習慣をプラスできるウェルビーイング向上スペース「SLOW AND STEADY(スローアンドステディ)」(旧 健康計測ステーション)がオープンします。
南館4階には、ダイニングやカフェ、ワークスペース、テラスから構成されたワーカー用オフィスラウンジ「sorappa(ソラッパ)」も開業します。
南館(ゲートタワー)6階に、不妊治療専門「にしたんARTクリニックうめきた院」が2025年春に開院します。
グラングリーン大阪 全体概要
[2024年5月29日付ニュースリリースより引用(加筆あり)]
[北街区]
北 館:地上26階、高さ124.30m、延べ65,421㎡(事務所、ホテル、商業施設)
分譲棟:地上46階、高さ172.55m、延べ72,593㎡(住宅484戸)
[南街区]
南 館:地上39階、高さ181.50m、延べ316,140㎡(事務所、ホテル、商業施設)
分譲棟:地上47階、高さ184.00m、延べ87,685㎡
北街区分譲棟の名称は「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」です。
北街区と南街区の間に位置する約4.5ヘクタールの「うめきた公園」は2024年9月6日に先行開園しました。2027年春頃の全面開園を目指しています。
概要
名 称 | グラングリーン大阪 南館 |
---|---|
ホテル名 | ウォルドーフ・アストリア大阪/ホテル阪急グランレスパイア大阪 |
計画名 | うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟 (仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟 |
所在地 | 大阪市北区大深町5番54号(住居表示) |
最寄駅 | JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅 |
建築主 | 三菱地所(株)、大阪ガス都市開発(株)、オリックス不動産(株)、関電不動産開発(株)、積水ハウス(株)、(株)竹中工務店、阪急電鉄(株)、うめきた開発特定目的会社((株)大林組が出資したSPC) |
設 計 | (株)三菱地所設計、(株)日建設計、(株)大林組、(株)竹中工務店 |
監 理 | (株)三菱地所設計、(株)日建設計 |
施 工 | (株)竹中工務店、(株)大林組 |
用 途 | 事務所、ホテル、商業施設など |
敷地面積 | 25,262.07㎡ |
建築面積 | 16,962.08㎡ |
延床面積 | 316,140.76㎡ |
構 造 | 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造) |
階 数 | パークタワー:地上39階、地下3階 サウスタワー:地上28階、地下3階 ゲートタワー:地上18階、地下3階 |
高 さ | 181.50m |
着 工 | 2020年12月 |
竣 工 | 2024年11月下旬予定 |
開 業 | 2025年3月21日予定 |
備 考 | ◆グラングリーン大阪 公式サイトは→こちら |
最終更新日:2024年10月9日
地図
JR大阪駅より南館建設地まで徒歩2分ほどです。
2024年5月29日撮影
①の地点よりスタートします。
①の地点より大阪駅方面を見ています。
その右手。「グラングリーン大阪 南館」が見えます。
拡大しました。パークタワーが地上39階、サウスタワーがが地上28階、ゲートタワーが地上18階です。
手前ではJR西日本が商業施設(20店舗)、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキなどで構成する「うめきたグリーンプレイス」(地上3階)を建設中です。
[JR西日本2024年2月14日付ニュースリリース(PDF)より引用]
大阪駅側より見た「うめきたグリーンプレイス」の完成イメージです。大阪駅~「うめきたグリーンプレイス」~「グラングリーン大阪 南館」及び「うめきた公園」がデッキで結ばれることになります。
「うめきたグリーンプレイス」の建築計画のお知らせ。2024年9月に歩行者デッキの供用を開始し、2025年春頃に全面開業する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。
②の地点に移動しました。
②の地点より見た「うめきたグリーンプレイス」の歩行者デッキの様子です。
その左手。「グラングリーン大阪 南館」方面。
その左手。大阪駅の新しい駅ビル「イノゲート大阪」もまもなく完成です。規模は地上23階、地下1階、高さ121.6m、延べ面積約60,440㎡。2024年7月31日に開業する予定です。詳細は→こちら
本題の「グラングリーン大阪 南館」です。この角度からは4棟の建物が重なり合っているように見えます。
「イノゲート大阪」です。
その右手。
その右手。「グラングリーン大阪 南館」。 低層部の商業ゾーンには食と文化を体験できる大規模フードマーケット「Time Out Market Osaka」がオープンします。 約3,000㎡のスペースに、厳選された関西のレストラン15店舗と2つのバーが出店する予定です。
その右手。「うめきたグリーンプレイス」です。地下には大阪駅(うめきたエリア)が2023年3月18日に開業。特急「くろしお」「はるか」とおおさか東線の列車が地下ホームに乗り入れています。
その右手。歩行者デッキで大阪駅の駅ビル「ノースゲートビルディング」と結ばれます。
さらに西に進んだ地点より見た「グラングリーン大阪 南館」。3・4階には都市型スパがオープンします。
さらに進んだ地点より。右側のゲートタワーの5階~17階は総貸室面積約19,000㎡、基準階面積約1,500㎡の中規模オフィスとなります。
さらに西に進んだ地点より見たサウスタワー。5階~27階に「ホテル阪急グランレスパイア大阪」(482室)がオープンします。
その右手。道路も工事中です。
左手。こちらには「南街区分譲棟」が建ちます。規模は地上47階、高さ184m、延べ面積87,685㎡です。
さらに西に進んだ地点より。左がパークタワー、右がサウスタワーです。
③の地点に移動しました。
③の地点より見た「グラングリーン大阪 南館」。左手前では「南街区分譲棟」を建設中。
その右手。
左手。「南街区分譲棟」は2028年7月下旬に竣工する予定です。
④の地点に移動しました。
④の地点より見た「グラングリーン大阪 南館」。パークタワーとサウスタワーです
その左手。こちらに進みます。
少し北に進んだ地点より見たパークタワー。左下は既存建物です。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点より見たパークタワー。地上39階、高さ181.50m。
赤色部分(28階~38階)が「ウォルドーフ・アストリア大阪」になります。 左にラウンジ&バー「ピーコック・アレー」などを設け、右に50平米を中心とする252室の客室を設けるものと思われます。 なお、ホテル施設は2階にも展開します。
⑥の地点に移動しました。なお、この地図に描かれている西側道路はまだ完成していません。
⑥の地点より見たパークタワー。4階及び6階~27階は総貸室面積約90,000㎡、基準階面積約4,100㎡の大規模オフィスになります。
地下1階~地上3階には商業機能を設けます。
4階には大ホール、小ホール及び会議室で構成するMICE施設がオープンします。
その右手。フェンスの左側には東海道線支線がありました。既に線路は剥がされています。今後、線路跡地とこの道路が一体化し、広い道路に生まれ変わります。
⑦の地点に移動しました。
⑦の地点にあった地下道は廃止され、仮設の歩行者通路が設けられていました。
仮囲いに透明部分があります。
透明部分より南方面を見ています。「うめきた公園」の整備はまだこれからというところでしょうか。2024年9月に先行開園し、2027年春頃に全面開園する予定です。
「グラングリーン大阪 南館」方面。
さらに拡大しました。左がゲートタワー、右がパークタワーです。
⑧の地点に移動しました。
⑧の地点より見ると、「ウォルドーフ・アストリア大阪」の客室部分が見えました。
「グラングリーン大阪 南館」の建築計画のお知らせ。2024年11月下旬に竣工し、2025年3月21日に開業する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。
◆グラングリーン大阪の概要は→こちら
◆グラングリーン大阪 北館の概要は→こちら
◆グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCEは→こちら
◆グラングリーン大阪 南街区分譲棟の概要は→こちら