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グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)


阪急阪神ホテルズは2023年2月16日、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」に出店するアップスケールホテルの名称を 「ホテル阪急グランレスパイア大阪(Hotel Hankyu GRAN RESPIRE OSAKA)」 に決定したと発表しました。 2024年度下期の開業を予定しています。 ニュースリリース(PDF)は→こちら

うめきた2期地区開発事業者JV9社は2023年2月7日、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称を 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」 に決定したと発表しました。

併せて、国際的な環境認証制度「LEEDR-ND」において、GOLD 認証(計画認証)を取得したことを明らかにしました。

また、都市公園内に整備する「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の運営会社がトータルメディア開発研究所と野村卓也事務所に決定し、「大屋根施設 情報発信棟」の運営会社が凸版印刷に決定したことも発表しています。 ニュースリリース(PDF)は→こちら

事業者JVは、三菱地所(代表企業)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)の9社です。

事業者JVは、梅田貨物駅跡地の再開発エリア「うめきた2期地区」(大阪市北区)に、オフィス、商業施設、都市型住宅、ホテル、MICE施設、都市型スパなどからなる大規模複合施設を整備します。

2020年12月に南街区賃貸棟、2021年2月に北街区賃貸棟、2022年4月に北街区分譲棟が着工しました。 2024年夏に先行まちびらきをする予定で、2027年度の全体まちびらきを目指しています。



全体完成イメージ

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

[2020年12月21日付ニュースリリース(PDF)より引用(加筆あり)]

大阪駅側から見ています。 都市公園「(仮称)うめきた公園」を挟み南街区(左)と北街区(右)を配置しています。

[北街区]
賃貸棟:地上26階、高さ124.30m、延べ64,200㎡(事務所、ホテル、商業施設)
分譲棟:地上46階、高さ172.55m、延べ72,600㎡(住宅約600戸)

[南街区]
賃貸棟:地上39階、高さ181.50m、延べ314,250㎡(事務所、ホテル、商業施設)
分譲棟:地上51階、高さ_約185m、延べ_93,000㎡(住宅約600戸)


[工期]
南街区賃貸棟:2020年12月上旬~2024年11月下旬
北街区賃貸棟:2021年02月中旬~2024年04月下旬
北街区分譲棟:2022年04月初旬~2026年03月下旬


うめきた2期地区開発事業者JV9社、大阪府、大阪市、公益社団法人関西経済連合会及び大阪商工会議所は2022年9月29日、まちの中核機能である新産業創出の実現に向けて、事業者JVにおいて、イノベーション支援の役割を担う「中核機能」の運営法人として「一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)」及び「一般社団法人コ・クリエーションジェネレーター(CCG)」を設立すると発表しました。 ニュースリリース(PDF)は→こちら


うめきた2期地区開発事業者JV9社は2022年5月19日、南街区商業ゾーンに食と文化を体験できる大規模フードマーケット「Time Out Market Osaka」の出店を決定したと発表しました。 阪急阪神不動産とTIME OUT MARKET LIMITED(本社:英ロンドン)がマネジメント契約を締結。 アジアに初進出します。 「Time Out Market Osaka」では、関西の最高の食べ物や飲み物、文化を提供し、約3,000㎡のスペースに、厳選された関西のレストラン15店舗と2つのバーが出店する予定です。 ニュースリリース(PDF)は→こちら


うめきた2期地区開発事業者JV9社は2022年5月16日、都市公園「(仮称)うめきた公園」の工事に本格着手したと発表しました。 2024年夏に先行開園し、2027年春頃に全体開園する予定です。 ニュースリリース(PDF)は→こちら



用途配置図

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

[2023年2月7日付ニュースリリース(PDF)より引用]

今後のスケジュールとしては、2024年夏頃の先行まちびらきで、北街区のホテル・中核機能施設・商業施設および都市公園の一部が開業します。 2025年春頃には賃貸棟が全面開業し、南街区のオフィス・ホテル・中核機能施設・商業施設が開業します。 その後、北街区の分譲棟や南街区の分譲棟が完成し、2027年度に全体まちびらきします。



公園全体計画図

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

[以下4枚、2022年5月16日付ニュースリリース(PDF)より引用]

中央の道路を挟み、右が北公園、左が南公園になります。両公園は「ひらめきの道」と名付けられた歩行者デッキで結ばれます。



北公園イメージ

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

北公園の目玉は、滝や池がある「うめきたの森」です。滝の上部では春には桜を楽しめるのだそうです。



南公園イメージ

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

南公園の目玉は、上質な天然芝と水盤のある「リフレクション広場」です。大屋根イベントスペースとの一体利用により1万人規模のイベント開催も可能だそうです。



(仮称)うめきた公園イメージ

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

東側から見た全体のイメージです。大阪駅のすぐそばに大規模な公園が出現します。



ホテル位置図

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

[以下4枚、2021年11月24日付ニュースリリース(PDF)より引用]

うめきた2期地区開発事業者JV9社は2021年11月24日、「うめきた2期地区開発事業」において計画している、スーパーラグジュアリーホテル(SL)とライフスタイルホテル(LS)のオペレーターをヒルトンに、アップスケールホテル(US)のオペレーターを阪急阪神ホテルズに決定したと発表しました。

あわせて、本プロジェクトでホテル事業の幹事社であるオリックス不動産とヒルトンが運営委託契約を締結し、SLホテルの名称を「ウォルドーフ・アストリア大阪」に、LSホテルの名称を「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」に決定したことを発表しています。 ニュースリリース(PDF)は→こちら 阪急阪神ホテルズは2023年2月17日、阪急阪神ホテルズが運営するアップスケールホテルの名称を「ホテル阪急グランレスパイア大阪」にすると発表しました。 ニュースリリース(PDF)は→こちら

2024年度上期開業 キャノピーby ヒルトン大阪梅田
2024年度下期開業 ホテル阪急グランレスパイア大阪
2025年度上期開業 ウォルドーフ・アストリア大阪



ウォルドーフ・アストリア大阪 イメージ

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、南街区賃貸棟・西棟の2階および28階~38階に展開します。 延べ面積は約33,090㎡を予定。 50㎡を中心とする252室の客室のほか、ウォルドーフ・アストリアの象徴であるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」や、レストラン、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などを設置する予定です。 2025年度上期の開業を目指しています。



キャノピーby ヒルトン大阪梅田 イメージ

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

ヒルトンのライフスタイルブランド「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、北街区賃貸棟の10階~25階に展開します。 延べ面積は約20,220㎡。 客室は32㎡を中心とする308室で、ブランドの象徴となる「キャノピー・セントラル」は、フロントやラウンジなどのほかにレストラン、ルーフ・トップバーも兼ね備えています。 そのほか、シャワールームを完備する「トランスファー・ラウンジ」、フィットネス、会議室を設置予定です。 また、1階には、公園に面するカフェが併設されます。 2024年度上期の開業を目指しています。



ホテル阪急グランレスパイア大阪 イメージ

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

阪急阪神ホテルズのアップスケールホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪」は、南街区賃貸棟・東棟(イメージ中央左)の5階~28階に展開します。 延べ面積は約21,740㎡。 客室は23㎡を中心とする482室で、レストラン、バー、ラウンジ、フィットネスも計画しています。 2024年度下期の開業を目指しています。



全体配置図

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

[以下2枚、2020年12月21日付ニュースリリース(PDF)より引用(加筆)]

北街区賃貸棟は1階~2階に店舗面積約3,000㎡の商業施設、1階~9階に新産業創出・産学官民交流拠点、10階~25階にヒルトンのライフスタイルブランド「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」(308室)を配置します。

南街区賃貸棟は東棟と西棟で構成。 両棟の地下1階~3階には店舗面積約12,500㎡の商業施設を設けます。

東棟の3~4階には(株)ラスイートが運営する都市型スパ(店舗面積約6,000㎡)、5階~17階に総貸室面積約19,000㎡の中規模オフィス、1階~2階および5階~28階に阪急阪神HDが運営するホテル(482室)を計画しています。

西棟は地下1階~3階に商業施設、4階に(株)コングレが運営するMICE施設、4階および6階~27階に総貸室面積約90,000㎡の大規模オフィス、2階および28階~38階にヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」(252室)を予定しています。

北街区分譲棟、南街区分譲棟はそれぞれ約600戸の高級分譲マンションになります。



位置図

グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)

緑の線は都市公園範囲、黄色の線は民間宅地範囲、赤の線は2階レベル回遊動線です。 当事業地と大阪駅やグランフロント大阪、新梅田シティが2階レベルで接続することがわかります。



全体概要

名 称グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
計画名うめきた2期地区開発事業(都市再生事業の名称:(仮称)うめきた2期地区開発事業)
所在地 北街区:大阪都市計画事業大阪駅北大深西地区土地区画整理事業区域内6街区
南街区:大阪都市計画事業大阪駅北大深西地区土地区画整理事業区域内9街区
最寄駅 JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅
開発事業者 三菱地所株式会社
大阪ガス都市開発株式会社
オリックス不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
積水ハウス株式会社
株式会社竹中工務店
阪急電鉄株式会社
三菱地所レジデンス株式会社
うめきた開発特定目的会社(株式会社大林組が出資するSPC)
棟 名北街区賃貸棟南街区賃貸棟北街区分譲棟南街区分譲棟
建築主 三菱地所
大阪ガス都市開発
オリックス不動産
関電不動産開発
積水ハウス
竹中工務店
阪急電鉄
うめきた開発特定目的会社
三菱地所
大阪ガス都市開発
オリックス不動産
関電不動産開発
積水ハウス
竹中工務店
阪急電鉄
うめきた開発特定目的会社
積水ハウス
大阪ガス都市開発
オリックス不動産
関電不動産開発
竹中工務店
阪急電鉄
三菱地所レジデンス
うめきた開発特定目的会社
設計全体統括日建設計・三菱地所設計
設 計日建設計
竹中工務店
三菱地所設計
日建設計
大林組
竹中工務店
竹中工務店
日建ハウジングシステム
監 理日建設計三菱地所設計
日建設計
日建ハウジングシステム
施 工うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組)
用 途事務所
ホテル
商業施設
事務所
ホテル
商業施設
住宅(約600戸)住宅(約600戸)
敷地面積8,402.88㎡
(約8,400㎡)
25,262.07㎡
(約25,260㎡)
7,318.81㎡
(約7,320㎡)
(約5,170㎡)
建築面積5,350.00㎡17,586.72㎡3,609.30㎡
延床面積65,421.20㎡
(約64,200㎡)
317,249.30㎡
(約314,250㎡)
72,593.16㎡
(約72,600㎡)
(約93,000㎡)
構 造地上S造/地下SRC造一部S造地上S造/地下SRC造一部S造RC造一部S造RC造一部S造
階 数地上26階、地下3階西棟
地上39階、地下3階
東棟
地上28階、地下3階
地上46階地上51階、地下2階
高 さ124.30m181.50m172.55m約185m
着 工2021年2月中旬2020年12月2022年4月初旬
竣 工2024年4月下旬2024年11月下旬2026年3月下旬
備 考 ※面積欄のカッコ内の数字は2023年2月7日付ニュースリリースより引用

[経過と今後の予定]
2015年03月:うめきた2期区域まちづくりの方針策定
2018年07月:うめきた2期民間開発事業者決定
2020年12月:民間開発工事着手
2022年05月:公園工事本格着手
2023年03月:うめきた(大阪)地下駅開業
2024年夏頃:うめきた2期区域一部先行まちびらき
(民間宅地の一部、都市公園の一部、駅前広場等)
2025年春頃:うめきた(大阪)駅 新駅ビル全面開業
2026年度末:基盤整備完了
2027年春頃:公園全体開園
2027年度 :全体まちびらき

◆2020年09月15日付プレスリリース(国土交通大臣が認定)は→こちら
◆2023年02月07日付ニュースリリース(名称を発表)は→こちら
◆グラングリーン大阪 公式サイトは→こちら


都市公園 一般園地 概要

名 称(仮称)うめきた公園
所在地大阪市北区大深町地内(大阪都市計画公園5・4・32号大深町公園)
最寄駅JR大阪駅
面 積約45,000㎡
整備主体大阪市・独立行政法人都市再生機構
整備手法防災公園街区整備事業(一部、土地区画整理事業)
備 考公共によるベースグレードの公園整備に加え、事業者JVのデザイン提案等によるまち全体の魅力を高めるアップグレードを実施後、大阪市に移管予定。


都市公園 公園施設 概要

整備主体事業者JV
設 計 〇公園施設全体(大屋根施設を除く)
基本設計・実施設計:㈱日建設計
※(仮称)ネクストイノベーションミュージアム 設計監修:安藤忠雄建築研究所
〇大屋根施設
基本設計・実施設計:㈲SANAA 事務所
監 理 〇公園施設全体(大屋根施設を除く)
㈱日建設計
〇大屋根施設
㈲SANAA 事務所
施 工うめきた2期共同企業体 (㈱竹中工務店・㈱大林組)
備 考 2022年5月16日付ニュースリリース(PDF)は→こちら

最終更新日:2023年2月17日



地図

梅田貨物駅跡地を開発する「うめきた1期」で「グランフロント大阪」が誕生したのに続き、「うめきた2期」では「グラングリーン大阪」が誕生することになりました。

「うめきた2期」の基盤整備は、都市再生機構が施行する土地区画整理事業と防災公園街区整備事業及び大阪市とJR西日本が行うJR東海道線支線地下化・新駅設置事業により着々と進行しています。 2023年3月18日、「大阪駅(うめきたエリア)」に新しい改札口「うめきた地下口」が開業し、大阪駅西側高架下には新たな改札口「西口」が暫定供用開始します。 「西口」は2024年夏に正式に供用を開始し、同年秋にはその北側に新駅ビルが開業。 新改札口西側の高架下には2027年春までに順次、商業ゾーンやバスターミナルがオープンする予定です。

国土交通大臣は2020年9月15日、(仮称)うめきた2期地区開発事業を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。

◆北街区賃貸棟の概要(現地の写真あり)は→こちら
◆北街区分譲棟の概要(現地の写真あり)は→こちら
◆南街区賃貸棟の概要(現地の写真あり)は→こちら








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