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八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
八重洲二丁目中地区市街地再開発組合は、JR東京駅八重洲口前(東京都中央区八重洲2丁目)に地上43階、地下3階、高さ227m、延べ面積388,650㎡の超高層ビルを新設します。 オフィスのほか、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナルなどを設けます。 参加組合員として鹿島建設、住友不動産、都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産の6社が参画。 基本設計は日建設計、実施設計は鹿島建設。 2023年4月26日に既存建物の解体工事に着手する予定で、2023年11月1日の着工、2029年1月末の竣工を目指しています。
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2023年4月11日撮影。南西側から見た建設地。
完成イメージ(北西側から)
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東京都が2021年10月19日に再開発組合の設立を認可したことを受け、10月25日に組合を設立しています。 総事業費は約3,172億円を見込んでいます。
断面イメージ
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オフィスを主体とし、地下にバスターミナルを入れ、低層階に商業施設やインターナショナルスクール及び劇場を配置し、高層階にサービスアパートメントを計画しています。 都市再生機構がバスターミナルを取得し、鹿島建設など5社が他の施設の保留床処分を行います。
位置図
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地下1階で東京駅や京橋駅のほか、2023年8月に竣工した「東京ミッドタウン八重洲」(八重洲二丁目北地区)と接続する予定です。
概要
名 称 | 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 |
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所在地 | 東京都中央区八重洲2丁目4番、5番、6番、7番(地番) |
最寄駅 | JR「東京」駅、東京メトロ「京橋」駅 |
建築主 |
八重洲二丁目中地区再開発組合 (参加組合員:鹿島建設株式会社、住友不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構、阪急阪神不動産株式会社、ヒューリック株式会社、三井不動産株式会社) |
設 計 | 基本設計:株式会社日建設計/実施設計:鹿島建設株式会社 |
施 工 | ― |
用 途 | 事務所、店舗、劇場、居住・滞在施設(サービスアパートメント等)、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場 等 |
施工区域 | 約2.2ha |
敷地面積 | 19,562.71㎡(約19,500㎡) |
建築面積 | 15,400㎡(約15,700㎡) |
延床面積 | 388,650㎡(約400,000㎡) |
構 造 | 鉄骨造、一部 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 杭基礎 |
階 数 | 地上43階、地下3階、塔屋3階 |
高 さ | 227m(約230m) |
着 工 | 2023年11月1日予定(解体工事着手予定:2023年5~6月予定) |
竣 工 | 2029年1月31日予定 |
備 考 |
◆再開発コンサルタント:日建設計 ◆東京都HPは→こちら ◆2021年10月26日付ニュースリリース(PDF)は→こちら |
最終更新日:2023年4月20日
地図
建設地は東京駅の南東側です。
2023年4月撮影
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2023年4月11日撮影。 2023年3月10日にグランドオープンした「東京ミッドタウン八重洲」(地上45階、高さ240m)です。
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その南側隣接地(写真右)が建設地になります。
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解体を待つ「住友不動産八重洲ビル」(地上9階、高さ42.65m)と「八重洲鹿島ビル」(地上9階、高さ36.22m)です。
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その右手。全部で37棟を鹿島建設が2023年4月26日~2024年7月31日の工期で解体します。
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解体ビルの一覧です。写真クリックで拡大画像を表示。
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「八重洲鹿島ビル」には「八重洲ブックセンター」が入っていました。
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「八重洲ブックセンター」は2023年3月31日をもって営業を終了しています。
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営業期間は1978年9月18日~2023年3月31日の44年間でした。新ビルに復活する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。
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その左手。この道路は2023年5月中旬に封鎖されます。
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道路封鎖のお知らせです。3本の道路が廃道となります。写真クリックで拡大画像を表示。
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外堀通り(西側)から見た建設地。解体を待つ建物が並んでいます。左から、
「八重洲鹿島ビル」(地上9階、高さ36.22m)
「ヒューリック八重洲第二ビル」(地上9階、高さ35.00m)
「三徳八重洲ビル」(地上10階、高さ38.00m)
「ホンダ八重洲ビル」(地上9階、高さ37.00m)
「八重洲三井ビル」(地上10階、高さ46.90m)
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鍛冶橋交差点(南西側)から見た建設地。中央は「八重洲三井ビル」です。
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その左手の様子。
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右手。 田中建設工業が「日東紡ビルディング」(地上14階、高さ61.00m(最高62.30m))の地上解体工事を2022年6月10日~2023年6月30日の工期で進めていました。
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その右手。 こちらの街区(八重洲二丁目南地区)でもオフィス、店舗、ホテルなどで構成する地上39階、地下3階、高さ約230mの超高層ビルが計画されています。 2023年8月の都市計画決定を目指しています。
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本題に戻ります。鍛冶橋通り(南側)から見た建設地です。左から解体を待つ、
「明治安田生命八重洲ビル」(地上9階、高さ36.00m)
「八重洲二丁目共同ビル」(地上14階、高さ58.30m)
「ヒューリック京橋ビル」(地上9階、高さ40.40m)
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鍛冶橋通り(南東側)から見た建設地。中央は「ヒューリック京橋ビル」です。
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その左手。建設地南側、鍛冶橋通り。
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建設地東側は柳通りです。
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廃道となる街路(京橋宝通り)を東側から見ています。
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その左手。解体を待つ「八重洲旭ビル」(地上8階、高さ32.40m)。
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右手。駐車場だった場所は仮囲いで閉鎖されています。
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移動しました。廃道となる建設地中央の街路の様子です。
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その左手。駐車場だった場所。
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右手。「八重洲共同ビル」(地上6階、高さ24.70m)です。
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移動しました。建設地内のもっとも北に位置する廃道予定の街路です。
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その左手。「八重洲共同ビル」(左)と「日宝八重洲ビル」(地上7階、高さ24.47m)。
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右手。「h+ビル」(地上10階、高さ43.07m)です。
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北東側から見た建設地。中央は幸田ビル(地上8階、高さ32.53m)です。
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その左手。柳通り。
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右手。建設地北側はあおぎり通りです。左側の建物が軒並み解体されます。
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その右手。「東京ミッドタウン八重洲」です。
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「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせ。 2023年11月に着工し、2029年1月に竣工する予定です。 工期は5年3か月になりますね。 写真クリックで拡大画像を表示。