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東京ミッドタウン八重洲(ブルガリホテル東京)
東京ミッドタウン八重洲は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合がJR東京駅八重洲口前に新設するオフィス、店舗、ホテル(ブルガリホテル東京)、区立小学校、バスターミナルなどで構成する大規模複合施設です。 メインとなる超高層ビルは地上45階、地下4階、高さ240m、延べ面積283,896㎡。 参加組合員および地権者として三井不動産と住友生命が参画。 設計は日本設計と竹中工務店、施工は竹中工務店。 2022年8月末に竣工し、9月17日に地下1階の13店舗と地下2階の「バスターミナル東京八重洲」が先行オープンする予定です。 グランドオープンは2023年3月を予定しています。
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2022年4月30日撮影。 東京ミッドタウン(港区赤坂)、東京ミッドタウン日比谷(千代田区有楽町)に続く3施設目の東京ミッドタウンが誕生します。 商業施設約60店舗のうち地下1階の13店舗が2022年9月17日に先行オープンします。 同時に、地下2階には「バスターミナル東京八重洲」の第1期エリア(乗降場6バース)がオープンします。
概要図
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[以下3枚、三井不動産2021年4月8日付ニュースリリースより引用]
A-1街区の39~45階には日本初となる「ブルガリホテル東京」が開業します。
ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、これまで、ミラノ、ロンドン、バリなど世界6都市に展開。
「ブルガリホテル東京」は10軒目となります。
客室はツインやダブルルームを中心に、ラグジュアリーなスイートから究極のブルガリスイートまで98室を用意。
バー、レストラン、スパ、プール、ボールルーム、チャペルなども完備します。
左下に見えるA-2街区のビルの規模は、地上7階、地下2階、高さ41m、延べ面積5,853㎡です。
事務所や店舗、子育て支援施設などで構成します。
配置図
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A-1街区のオフィスフロアには住友生命の東京本社機能が入る予定です。 また、M&Aキャピタルパートナーズ本社やダイキン工業東京支社、エムトラスト本社の入居も明らかになっています。
位置図
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A-1街区の低層部には「中央区立城東小学校」も入ります。 完成時点では、日本で10番目、東京で4番目、中央区で1番高いビルになります。
概要
名 称 | 東京ミッドタウン八重洲 | |
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事業名 | 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業 | |
所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目1番、2番の一部及び3番(地番) | |
最寄駅 | JR「東京」駅 地下直結(八重洲地下街経由) 東京メトロ丸の内線「東京」駅 地下直結(八重洲地下街経由) 東京メトロ銀座線「京橋」駅 徒歩3分 東京メトロ東西線、銀座線、都営浅草線「日本橋」駅 徒歩6分 | |
建築主 | 八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(理事長:住友生命保険相互会社) | |
参加組合員 | 三井不動産株式会社、住友生命保険相互会社 | |
設計・施工 |
基本設計・実施設計・監理………株式会社 日本設計 実施設計・施工……………………株式会社 竹中工務店 マスターアーキテクト……………Pickard Chilton | |
街区名 | A-1街区 | A-2街区 |
用 途 | 事務所、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場 等 | 事務所、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅 等 |
敷地面積 | 12,390.43㎡ | 1,043.69㎡ |
建築面積 | 10,875.16㎡ | 742.92㎡ |
延床面積 | 283,896.06㎡ | 5,853.53㎡ |
構 造 | S造、一部SRC造、RC造 | S造、一部SRC造、RC造 |
基礎工法 | パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎) | 直接基礎 |
階 数 | 地上45階、地下4階、塔屋2階 | 地上7階、地下2階、塔屋1階 |
高 さ | 240m(最高240m) | 41m(最高41m) |
着 工 | 2018年12月(2018年12月3日起工式) | |
竣 工 | 2022年8月下旬予定 | |
開 業 | 先行開業:2022年9月17日予定/全面開業:2023年3月予定 | |
備 考 |
◆事業コンサルタント:都市ぷろ計画事務所 ◆道路 特別区道中京第433号線の再整備及び歩道拡幅 特別区道中京第432号線、第533号線及び第537号線の再整備 ◆広場等 広場(約40㎡)、歩道状空地、貫通通路、屋内広場(約950㎡) ◆総事業費:約2,398億円 ◆住友生命2018年12月03日付ニュースリリース(PDF)は→こちら ◆三井不動産2018年12月03日付ニュースリリース(着工)は→こちら ◆三井不動産2021年04月08日付ニュースリリース(街区名称決定)は→こちら ◆三井不動産2022年03月15日付ニュースリリース(先行開業決定)は→こちら ◆UR都市機構2022年03月15日付ニュースリリース(バス/PDF)は→こちら ◆三井不動産2022年04月22日付ニュースリリース(ロボット導入)は→こちら |
最終更新日:2022年5月5日
地図
建設地はJR東京駅八重洲口の目の前です。 地下1階で八重洲地下街と接続し東京駅と結ばれます。 近隣の再開発(八重洲二丁目中地区)完成後は、東京メトロ銀座線・京橋駅まで直接アクセスが可能となる予定です。
2022年4月撮影
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2022年4月30日撮影。 南西側から地上45階、地下4階、高さ240m、延べ面積283,896㎡のA-1街区のビルを見ています。 外観はほぼ完成しています。
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東京駅八重洲口側から見ています。
三井不動産は2022年3月15日、商業施設約60店舗のうち地下1階の13店舗を2022年9月17日に先行オープンすると発表しました。
(こちら)
同時に、地下2階にバスターミナルの第1期エリア(乗降6バース)もオープンします。
[先行オープン出店店舗一覧]
THE CITY BAKERY………………ベーカリー
スターバックスコーヒー…………スペシャリティ コーヒーストア
TASU+(タスプラス)………日本酒、ショップ・カフェ&バー
立食い寿司 根室花まる…………立食い寿司
芝蘭担々麺…………………………担々麺
鳥開総本家…………………………焼き鳥・鶏料理
PARIYA DELICATESSEN ………デリカテッセン、カフェ
フリホーレス………………………ブリトー・タコス
ポーたま……………………………ポークたまごおにぎり
Anker Store………………………スマートフォン・タブレット関連製品
ウエルシア…………………………ドラッグストア
Biople ORAGANIC LIFE………オーガニックコスメ
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UR都市機構と京王電鉄バスは2022年3月15日、八重洲バスターミナルの名称を「バスターミナル東京八重洲」に決定したと発表しました。 (こちら/PDF) 同バスターミナルは、UR都市機構が段階的に整備し、京王電鉄バスが一体的に運営するもので、2028年度に予定している全体完成時には計20バースを有し、国内最大規模となります。
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[2022年3月15日付ニュースリリース(PDF)より引用]
3地区の市街地再開発事業で建設される超高層ビルの地下にそれぞれバスターミナルを設けます。第2期(乗降7バース)は2025年度、第3期(乗降7バース)は2028年度に完成する予定です。
バスターミナル内には、チケットカウンター、トイレ、授乳室、コインロッカーなどの設備のほか、物販等の店舗も併設する予定です。
第1期エリア(乗降6バース)には、現在、東京駅八重洲口周辺の路上バス停及び東京駅鍛冶橋駐車場にて発着している各方面への高速乗合バスが移行する予定です。(ただし、一部移行しないバス便があります)。このほか、新規路線の乗り入れも予定されています。
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北西側から。三井不動産は2022年4月22日、各種ロボット・サービスの詳細を決定したと発表しました。
(こちら)
デリバリーロボットについては、ロボットがオフィスロビーで配達員から品物を受け取り、オフィスワーカーに直接デリバリーをするのだそうです。
オフィスビルには初導入とのこと。
・デリバリーロボット…ロボットによるフードデリバリーサービスを提供
・清掃ロボット…………自律走行により清掃業務の完全な省人化を実現
・運搬ロボット…………重量のある荷物を簡単に運搬
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隣接地に建設中の「ヤンマー東京ビル」もほぼ完成していました。規模は地上14階、地下3階、高さ69.88m、延べ面積21,834㎡です。
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「(仮称)ヤンマー東京ビル新築工事」の建築計画のお知らせ。建築主はセイレイ興産、設計は日建設計、施工は竹中工務店。「東京ミッドタウン八重洲」とほぼ同じ2022年8月20日に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。
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北側から。手前が「ヤンマー東京ビル」、奥がA-1街区です。
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その左手。A-2街区のビル(写真中央)も姿を現していました。規模は地上7階、地下2階、高さ41m(最高41m)、延べ面積5,853㎡です。
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A-2街区のビルの用途は事務所、店舗、子育て支援施設(認定こども園)、駐輪場、駐車場、住宅などです。
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A-2街区の建築計画のお知らせ。写真クリックで拡大画像を表示。
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北東側から。左下で何やら工事中です。ここでは「(仮称)東京Yビルプロジェクト」が進行中で、地上12階、地下1階、高さ55m、延べ面積6,050㎡のビルが建ちます。
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「(仮称)東京Yビルプロジェクト」の建築計画のお知らせ。建築主は柿本商会、設計は山下設計、施工は清水建設。2023年8月に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。
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その左手に「八重洲ダイビル」があります。このビルも地上11階、地下3階、高さ55.96m(最高63.93m)、延べ面積22,667㎡のビルに建て替えられます。
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「八重洲ダイビル建替計画」の建築計画のお知らせ。建築主はダイビル、設計は日建設計。2022年6月に着工し、2025年6月に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。
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東側から見たA-1街区。
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その左手。低層棟があります。この建物に小学校が入るようです。
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東側低層部の外観は、全面ガラス張りの高層棟とは異なります。
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南東側から。基準階面積約4,000㎡(約1,200坪)のオフィスフロアは7階~38階に設けます。その上の39階~45階は日本初進出の「ブルガリホテル東京」(98室)になります。
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南側低層部も東側同様です。
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南面の様子。2022年8月末に竣工し、先行して2022年9月17日に地下1階13店舗と地下2階バスターミナルがオープンします。グランドオープンは2023年3月の予定です。
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A-1街区の建築計画のお知らせ。写真クリックで拡大画像を表示。