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東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合は、JR東京駅八重洲口近く(東京都中央区八重洲1丁目)に、事務所、飲食店舗、劇場、集会所、診療所などで構成する地上51階、地下4階、高さ249.72m(最高249.72m)、延べ面積約225,000㎡の超高層ビルを新設します。 参加組合員として東京建物と都市再生機構が参画。 設計は大林組、施工は大林組・大成建設JV。 2025年7月に竣工する予定です。
2024年5月3日撮影
東京建物は2024年6月7日、本ビルにワーカーのウェルビーイング向上を支援する食堂等を整備すると発表しました。
オフィス入居者向けのウェルビーイングフロア「(仮称)Wab.」(ワボ)を13階に設け、食を通じてワーカーの生き生きとした生活をサポートする食堂や、生産者を招き食材・レシピの紹介等を通じてワーカーと交流するイベントキッチンなど、ウェルビーイング向上に寄与する施設を導入します。
ニュースリリース(PDF)は→こちら
東京建物は2024年5月7日、本ビルにウェルビーイング向上に寄与する高層ラウンジ「(仮称)YAESU SKYLOUNGE」を整備すると発表しました。
温泉ミストによる湯治体験や瞑想ができる個室空間を設けるほか、東京湾を一望できる眺望豊かなビューラウンジ、健康的なメニューを提供するカフェテリアなど、多様な施設で利用者の心身の健康をサポートし、一人一人が生き生きと過ごせる空間を提供します。
ニュースリリース(PDF)は→こちら
東京建物は2024年1月12日、2023年9月19日に発生した重大災害により停止していた工事を、施工者による安全対策徹底のほか、諸官庁等の了解が得られたため、2024年1月16日から再開すると発表しました。
ニュースリリース(PDF)は→こちら
東京建物は2023年8月10日、当施設の3~6階に整備する劇場・カンファレンス施設を、ぴあ及びコングレが運営すると発表しました。
劇場・カンファレンス施設の面積は約10,000㎡。
約800名を収容可能な東京駅前初の段床型の劇場や、大型の展示会・講演会等を実施可能な平土間ホールや各種会議・交流イベントが実施できる会議室を備えます。
平土間の大ホールは約750㎡、小ホールは約160㎡、会議室は10室を予定しています。
ニュースリリース(PDF)は→こちら
完成イメージ
[東京建物2023年8月10日付ニュースリリース(PDF)より引用]
東側から見ています。左奥が東京駅になります。 中高層部にオフィスを配置し、低層部に劇場や医療施設、商業施設、屋内広場を計画しています。 地下にはバスターミナルを整備します。
断面図
[国土交通省2020年12月23日付プレスリリース(PDF)より引用]
国土交通省は2020年12月23日、国土交通大臣が本事業を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。 プレスリリース(PDF)は→こちら
位置図
[東京建物2022年3月2日付ニュースリリース(PDF)より引用]
東京建物は2023年1月12日、同社が「東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発組合」の一員として推進する「東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発事業」が東京都知事より権利変換計画の認可を受けたと発表しました。 A地区には地上10階、地下2階、高さ45m(最高52m)、延べ面積約12,000㎡の店舗付オフィスビルが建設されます。 2026年2月に竣工する予定です。 ニュースリリース(PDF)は→こちら
概要
事業名 | 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 |
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所在地 | 東京都中央区八重洲1丁目201番地の一部 ほか(地番) 東京都中央区八重洲1丁目(住居表示) |
最寄駅 | JR「東京」駅 |
建築主 | 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合 |
設 計 | 株式会社 大林組 |
施 工 | 大林組・大成建設共同企業体(代表者:株式会社 大林組) |
用 途 | 事務所、飲食店舗、劇場、集会所、診療所、共同住宅、駐車場等 |
敷地面積 | 10,604.25㎡ |
建築面積 | 8,388.50㎡ |
延床面積 | 225,063.24㎡ |
構 造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 杭基礎 |
階 数 | 地上51階、地下4階、塔屋1階 |
高 さ | 249.72m(最高249.72m) |
着 工 | 2021年10月 |
竣 工 | 2025年7月31日予定 |
備 考 |
[事業関係者] ◆都市計画コンサルタント・事業コンサルタント・基本設計:日本設計 ◆参加組合員:東京建物、都市再生機構 [公共施設] ◆道路:2,290㎡、広場3,221㎡ ◆国土交通省2020年12月23日プレスリリース(民間都市再生事業計画)は→こちら ◆東京建物2022年03月02日付ニュースリリース(組合設立)は→こちら ◆東京建物2023年08月10日付ニュースリリース(劇場等運営)は→こちら ◆東京建物2024年05月07日付ニュースリリース(高層ラウンジ)は→こちら ◆東京建物2024年06月07日付ニュースリリース(13階食堂)は→こちら |
最終更新日:2024年6月8日
地図
建設地は東京駅の目の前です。
2024年5月3日撮影
①の地点(東京駅八重洲口)よりスタートします。
①の地点よりB地区方面を見ています。躯体がかなり建ち上がっていました。
その左手。東京駅の「GRANROOF GARDEN(グランルーフ ガーデン)」です。
25階くらいまで建ち上がっているようです。51階まで成長します。まだまだ高くなります。
その左手。
②の地点に移動しました。
②の地点より見たA地区。A地区には地上10階、地下2階、高さ45m(最高52m)、延べ面積12,250㎡の店舗付オフィスビルが建ちます
その右手。B地区です。
その右手。こちら側には劇場などが入る低層部が建ちます。
低層部3階~5階に入る劇場は約800名を収容。東京駅前初の段床型の劇場となります。 このほか、5階~6階に大型の展示会・講演会等を実施可能な平土間ホール(大ホール約750㎡、小ホール約160㎡)や各種会議・交流イベントが実施できる会議室(10室)を計画しています。
③の地点に移動しました。
③の地点より見たB地区。3階~6階に位置する劇場・カンファレンス施設の運営は、ぴあ(株)と(株)コングレが担当します。
その左手。B地区南側。八重洲通り。
B地区東側は八重洲仲通りです。
その位置より見上げました。 地震に備えて、ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用するハイブリッド制震構造を採用します。 浸水対策として、主電気諸室(特高電気室・非常用発電機室)を浸水被害のない2階以上に配置します。
地下1階~地上4階には商業施設を設けます。さくら通り側1階には、地域のお祭りやイベントスペースとして「お祭り広場」を計画しています。
その左手。低層部。 地下1階にはバスターミナルを設けます。「東京ミッドタウン八重洲」の地下に2022年9月17日にオープンした「バスターミナル東京八重洲」が北に拡大されます。
東側より見た高層部。 6階~7階には医療施設を設けます。日本医科大学と連携して、オフィスワーカーのウェルビーイングの向上をサポートします。
事業地にあった店舗は移転して営業中です。写真クリックで拡大画像を表示。
④の地点に移動しました。
④の地点より見たB地区。4階にオフィスロビー、9階~50階にオフィスフロアを設けます。オフィスフロアの総貸室面積は約105,578㎡です
その左手。B地区東側。八重洲仲通り。
右手。B地区北側。さくら通り。こちらに進みます。
北側より見上げました。13階と41階にはオフィスサポートを設置予定です。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点より見た高層部。13階には食事やカフェ利用が可能なワーカーズラウンジ及び会議室を計画しています。
その右手。こちら側の低層部には店舗が入ります。
左手。さくら通り。
⑥の地点に移動しました。
⑥の地点より見たB地区。41階にはウェルビーイング向上に寄与する高層ラウンジ「(仮称)YAESU SKY LOUNGE」を設けます。 温泉ミストによる湯治体験や瞑想ができる個室空間を設けるほか、東京湾を一望できる眺望豊かなビューラウンジ、健康的なメニューを提供するカフェテリアなどを用意します。
大黒屋の入る「第二大黒ビル」は再開発に参加していません。
その右手。外堀通り。
「大久保ビル」(中央右)も参加していません。「第二大黒ビル」と「大久保ビル」の間には、外堀通りからビル内の商業施設へ人を誘引するエントランスが設けられます。
西側より。
「八重洲口会館ビル」と「八重洲ロータリービル」の奥に見えています。
「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせ。2025年7月末に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。