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虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業
虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合と中央日本土地建物、都市再生機構、住友不動産の参加組合員3者は2024年1月22日、虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業の起工式を同日執り行い、着工したと発表しました。
本事業では、虎ノ門駅隣接地(東京都港区虎ノ門1丁目)に地上29階、地下4階、高さ171.31m、延べ面積119,886㎡のオフィスビルを新設します。
設計は日本設計、施工は戸田・西松建設共同企業体。
2027年6月15日に竣工する予定です。
国土交通大臣は2024年2月16日、本事業を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。
これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置を受けることができます。
報道発表資料は→こちら
完成イメージ
北側から見ています。 本事業では「INCLUSIVE GATE」をコンセプトとし、「門」に「人」が集まることで「閃き」が生まれるように、「人」を中心に据えた次世代型のワークプレイスに加え、「(仮称)虎ノ門イノベーションセンター」を中核とした、新しい閃きやムーブメントを生むインクルーシブな共創の場を創出します。 (「INCLUSIVE」とは多種多様な考え、文化、人種を広く受け入れ、豊かな未来を生み出すベースとなる概念を指します。)
断面イメージ
低層部に商業施設やビジネス支援施設等、中高層部に基準階面積約2,800㎡のオフィスを配置。併せて虎ノ門駅の地下駅前広場や地上駅前広場も整備する予定です。
位置図
事業地は「東京虎ノ門グローバルスクエア」の東側隣接地です。事業地を東西に貫く街路2本は廃道となります。
現地の様子
2023年6月10日撮影。北西側より見た建設地。既存建物の解体工事を進めていました。
東京都は2022年6月24日、虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合の設立を認可しました。
総事業費は約1,084億円を想定しています。
虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合とみずほ銀行は2023年6月27日、本事業において、国内初の市街地再開発組合向け「グリーンローン」契約を締結したと発表しています。
ニュースリリース(PDF)は→こちら
概要
事業名 | 虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 |
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所在地 | 東京都港区虎ノ門1丁目1000番(地番)/東京都港区虎ノ門1丁目(住居表示) |
最寄駅 | 東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅 |
建築主 | 虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員:中央日本土地建物株式会社、独立行政法人都市再生機構、住友不動産株式会社) |
設 計 | 株式会社日本設計 |
施 工 | 戸田・西松建設共同企業体 |
用 途 | 事務所、店舗、ビジネス支援施設 等 |
区域面積 | 約1.1ha |
敷地面積 | 6,397.27㎡ |
建築面積 | 5,201.66㎡ |
延床面積 | 119,890.03㎡(ニュースリリース:119,886.17㎡) |
構 造 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | バイルド・ラフト基礎 |
階 数 | 地上29階、地下4階 |
高 さ | 180.00m(ニュースリリース:171.31m) |
着 工 | 2024年1月22日 |
竣 工 | 2027年6月15日予定 |
備 考 |
◆ブランディングディレクター:春蒔プロジェクト株式会社、 株式会社GOODTIME ◆東京都発表資料は→こちら ◆2024年1月22日付ニュースリリース(着工)は→こちら ◆2024年2月16日付報道発表(優良な民間都市再生事業計画として認定)は→こちら |
最終更新日:2024年1月23日
地図
完成時には再開発ビルと東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」が地下で直結することになります。
2023年6月10日撮影
①の地点からスタートします。
①の地点から見た「東京虎ノ門グローバルスクエア」です。 規模は地上24階、地下3階、高さ119.25m(最高119.65m)、延べ面積47,261㎡。 2020年6月に竣工しました。 同ビルも再開発事業で誕生しています。
その左手。道路を挟んだ東側が本題の建設地になります。
その左手。ここには事業地内で最大の建物であった「虎ノ門東洋ビル」(地上9階)がありました。ほぼ姿を消しています。
その左手。外堀通り。こちらに進みます。
北側から見た建設地。既存建物の解体工事は、戸田・西松建設共同企業体が2023年5月12日~2024年6月30日の工期で進めています。
その右手。
左手。
②の地点に移動しました。
②の地点から見た建設地です。手前は西新橋一丁目交差点です。
その右手。外堀通り。
左手。こちらに進みます。
東側から見た建設地。左右に見える道路は廃道となります。
③の地点に移動しました。
③の地点から見た建設地です。
その右手。建設地東側。
左手。建設地南側になります。
建設地南側道路(新橋仲通り)を進みます。
解体ビル一覧が掲示してありました。全部で42棟が姿を消すことになります。写真クリックで拡大画像を表示。
上図の下半分を拡大しました。写真クリックで拡大画像を表示。
解体を待つ「バーバーカド」が入っていたビル。
その右手。
左手。
④の地点に移動しました。
④の地点から見た建設地。ここに地上29階、地下4階、高さ180m、延べ面積119,890㎡の超高層ビルが出現します。用途は事務所、店舗、集会場、共同住宅、自動車車庫です。
その右手。建設地南側
左手。建設地西側。こちらに進みます。
解体を待つ「晩翠ビル」。
その右手。
左手。こちらに進みます。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点から見た建設地。「東京虎ノ門グローバルスクエア」より60メートルほど高いビルが誕生することになりますね。
その右手。
左手。外堀通りです。2024年1月に着工し、2027年6月に竣工する予定です。
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせ。写真クリックで拡大画像を表示。