TOP建設中・計画中INDEX東京都中央区


八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業(南街区)


八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発組合は、東京都中央区八重洲1丁目に事務所、店舗、宿泊施設などからなる地上44階、地下3階、高さ218m、延べ面積約185,600㎡の超高層ビルを新設します。 特定業務代行者および参加組合員として東京建物、東京ガス不動産、大成建設、明治安田生命が参画。 設計・施工は大成建設。 2024年9月に着工し、2028年9月に竣工する予定です。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

2024年1月25日撮影。南西側より南街区を見ています。既存建物を解体していました。



完成イメージ

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

[以下図面、東京建物2023年9月15日付ニュースリリース(PDF)より引用]

南西側より見ています。 再開発事業では南街区に44階建て超高層ビル、北街区に2階建て店舗を建てます。 南街区はオフィスを主体とし、地下1階~地上2階に店舗等、6~9階に宿泊施設を入れます。 北街区は2031年度の竣工を目指しています。



日本橋川低層部イメージ

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

日本橋川沿いが北街区になります。 河川区域内の護岸上部も活用し、日本橋川交流拠点の象徴となる、重層的な広場空間を整備します。



位置図

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

周囲では再開発が目白押しです。 本事業に関しては、2019年10月の都市計画決定、2021年11月の本組合設立認可を経て、2023年9月に権利変換計画認可していました。 コンサルタントは日本設計、事業協力者は東京建物と大成建設、再開発ビルの実施設計や施工、保留床の処分などを行う特定業務代行者は東京建物、東京ガス不動産、明治安田生命保険、大成建設の4社です。



概要

事業名八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業
所在地東京都中央区八重洲1丁目3(地番)
東京都中央区八重洲1丁目2
最寄駅東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅、JR「東京」駅
建築主八重洲一丁目北地区市街地再開発組合
設 計基本設計:株式会社日本設計、実施設計:大成建設株式会社
施 工大成建設株式会社
用 途事務所、店舗、宿泊施設、駐車場等
区域面積約1.6ヘクタール
街区名南街区北街区
敷地面積7,557.67㎡約1,702㎡
建築面積6,550.00㎡約883㎡
延床面積185,600.00㎡約1,036㎡
構 造SRC造、S造、RC造S造
基礎工法場所打ちコンクリート杭、直接基礎
階 数地上44階、地下3階、塔屋2階地上2階
高 さ218.00m約12m
着 工2024年9月30日予定
竣 工2028年9月30日予定2031年度予定
備 考 ◆コンサルタント:日本設計
◆事業協力者:東京建物、大成建設
◆特定業務代行者:東京建物、東京ガス不動産、明治安田生命保険、大成建設
◆東京建物2023年9月15日付ニュースリリース(PDF)は→こちら
◆2023年6月1日付事業計画書(PDF)は→こちら

最終更新日:2024年1月31日



地図

建設地内にあった日本橋駅のA1出入口は再開発のため閉鎖されています。 このほか東京駅、三越前駅、大手町駅も近接しています。



2024年1月25日撮影

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業の建築計画のお知らせ

南街区の「建築計画のお知らせ」が2023年12月15日に設置されました。写真クリックで拡大画像を表示。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

[地理院地図(国土地理院)をもとに作成]

①の地点よりスタートします。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

①の地点より見た解体中の新呉服橋ビルディングです。地上21階、高さ112.48mでした。 また1棟、高さ100m以上のビルが消え去ることになります。



解体中・解体済・解体予定の超高層ビル(高さ100m以上/2024年1月現在)

名称高さ所在地竣工年解体年状況
浜松町ビルディング165.940東京都港区19842027予定
世界貿易センタービルディング162.5940東京都港区19702021解体済
みずほ銀行内幸町本部ビル14035東京都千代田区19802022解体中
グランドプリンスホテル赤坂138.940東京都千代田区19822012解体済
新生銀行本店ビル13021東京都千代田区19932013解体済
帝国ホテル東京 タワー館129.131東京都千代田区19832024予定
大阪マルビル(大阪第一ホテル)123.9230大阪市北区19762023解体中
朝日生命大手町ビル119.029東京都千代田区19712022解体中
シナガワ グース(京急EXホテル品川)118.8429東京都港区19712021解体中
新呉服橋ビルディング112.4821東京都中央区19772022解体中
ソフィテル東京112.026東京都台東区19942007解体済
日比谷U-1ビル109.326東京都千代田区19842022解体中
東京海上日動ビルディング本館108.125東京都千代田区19742022解体中
りそな・マルハビル107.9524東京都千代田区19782012解体済
大手町フィナンシャルセンター10524東京都千代田区19922011解体済
三井物産ビル10024東京都千代田区19762015解体済

※解体年は解体工事に着手した年です。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

②の地点に移動しました。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

②の地点より見た解体中の新呉服橋ビルディング。第1期竣工より46年で姿を消します。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

2020年5月に撮影した新呉服橋ビルディングです。1977年1月に第1期竣工し、1979年9月に完工しています。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

③の地点に移動しました。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

③の地点より見た解体中の新呉服橋ビルディング。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

その右手。大成建設が2023年5月8日~2024年5月31日の工期で新呉服橋ビルディング、TGビルディング本館・別館、ジブラルタパール八重洲ビル、日限延命地蔵尊を解体しています。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

その右手。解体中のTGビルディング本館(地上8階)。1954年に東京瓦斯本社が入る東京瓦斯ビルディングとして竣工しています。1984年まで本社として使われていました。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

④の地点に移動しました。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

④の地点より見た解体中のTGビルディング本館。築69年で姿を消すことになります。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

南街区全体の様子。 左奥は常盤橋タワー(地上38階、高さ212m)です。 その西側では日本一の高さとなる「トーチタワー」(地上62階、高さ385m)の建設も始まっています。 「トーチタワー」は2028年3月末に完成する予定です。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

⑤の地点に移動しました。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

⑤の地点より見た南街区。手前でTGビルディング別館(地上8階)を解体しています。別館は1970年竣工なので、築53年ほどで姿を消すことになります。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

⑥の地点に西河岸橋(にしがしばし)があります。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

西河岸橋より見た北街区です。 北街区には、壽ビル(地上10階)、東陽テクニカ本社ビル(地上9階)、八重洲KTビル(地上9階)があります。 南街区完成後に解体され店舗や広場になります。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

その右手。日本橋川です。現在は高架の首都高速道路があり薄暗いですが、地下化工事が完了すれば、川の流れを楽しめるようになることでしょう。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

⑦の地点に移動しました。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

⑦の地点より見た解体中のTGビルディング本館・別館。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

その右手。 手前にあったジブラルタパール八重洲ビル(地上12階)や日本橋西河岸地蔵寺(日限延命地蔵尊)は既に姿を消しています。 ジブラルタパール八重洲ビルで営業をしていた「パールホテル八重洲」は2023年4月1日に閉館しています。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

その右手。解体中の新呉服橋ビルディング。 南街区は2024年度に着工し、2028年度に竣工する予定です。 北街区は2031年度に竣工する予定です。





ページの先頭へ戻る