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八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業


東京都は2023年9月15日、八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画を認可しました。 同再開発組合は、東京都中央区八重洲1丁目に事務所、店舗、宿泊施設などからなる地上44階、地下3階、高さ約217m、延べ面積約185,508㎡の超高層ビルを新設します。 特定業務代行者および参加組合員として東京建物、東京ガス不動産、大成建設、明治安田生命が参画。 基本設計は日本設計、実施設計は大成建設。 2024年度に本体工事に着手する予定で、2028年度の南街区竣工、2031年度の北街区竣工を目指しています。



完成イメージ

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

[以下図面、東京建物2023年9月15日付ニュースリリース(PDF)より引用]

南西側から見ています。 南街区に44階建て超高層ビル、北街区に2階建て店舗を建てます。 南街区はオフィスを主体とし、地下1階~地上2階に店舗等、6~9階に宿泊施設を入れます。



日本橋川低層部イメージ

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

日本橋川沿いが北街区になります。 河川区域内の護岸上部も活用し、日本橋川交流拠点の象徴となる、重層的な広場空間を整備します。



位置図

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

周辺では再開発事業が目白押しです。

東京都は2019年10月11日に都市計画決定し、2021年11月30日に再開発組合設立を認可していました。 コンサルタントは日本設計、事業協力者は東京建物と大成建設、再開発ビルの実施設計や施工、保留床の処分などを行う特定業務代行者は東京建物、東京ガス不動産、明治安田生命保険、大成建設の4社です。



概要

事業名八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業
所在地東京都中央区八重洲1丁目1番及び2番
最寄駅東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅、JR「東京」駅
建築主八重洲一丁目北地区市街地再開発組合
設 計基本設計:株式会社日本設計、実施設計:大成建設株式会社
施 工
用 途事務所、店舗、宿泊施設、駐車場等
区域面積約1.6ヘクタール
街区名南街区北街区全体
敷地面積約7,557㎡約1,702㎡約9,259㎡
建築面積約6,514㎡約883㎡約7,424㎡
延床面積約185,508㎡約1,036㎡約186,544㎡
構 造S造、RC造、SRC造S造
階 数地上44階、地下3階、塔屋2階地上2階
高 さ約217m(216.950m)約12m
着 工2024年度予定
竣 工2028年度予定2031年度予定
備 考 ◆コンサルタント:日本設計
◆事業協力者:東京建物、大成建設
◆特定業務代行者:東京建物、東京ガス不動産、明治安田生命保険、大成建設

◆東京建物2023年9月15日付ニュースリリース(PDF)は→こちら
◆2023年6月1日付事業計画書(PDF)は→こちら

最終更新日:2023年9月15日



地図

超高層ビルが建つ南街区には新呉服橋ビルディング(地上21階、高さ106.56m)、TGビルディング(地上8階)、パールホテル八重洲(地上12階)が立地しています。



2023年7月撮影

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

2023年7月23日撮影。南側より見た解体中の「新呉服橋ビルディング」(地上21階、高さ106.56m)。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

外堀通りを挟んだ西側(写真左端)には「常盤橋タワー」(地上38階、高さ212m)が2021年6月に完成しています。 その西側には日本一の高さとなる「トーチタワー」(地上63階、高さ390m)が2027年度に完成する予定です。




八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

南東側より見た南街区。TGビルディング(地上8階)の解体工事も始まっていました。





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