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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業


日本橋一丁目中地区市街地再開発組合は、日本橋駅近く(東京都中央区日本橋1丁目)にオフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE施設、ビジネス支援施設などで構成する地上52階、地下5階、高さ283.96m(最高283.96m)、延べ面積374,003㎡の超高層ビルを新設します。 高層部にはヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が進出します。 参加組合員として三井不動産、野村不動産、野村ホールディングスが参画。 設計は日建設計、施工は清水建設。 2026年3月末に竣工する予定です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

2022年12月4日撮影。昭和通りに架かる歩道橋から見た建設地。2021年12月6日に着工しました。



完成イメージ

日本橋一丁目中地区再開発 C街区

[以下図面、2021年12月7日付ニュースリリース(PDF)より引用]
日本橋川から見た完成イメージです。本事業では下記3棟を整備します。なお、図面は全て首都高速道路撤去後のイメージになります。

◆A街区:地上_4階、地下1階、高さ約_32m、既存ビルを改修・増築
◆B街区:地上_7階、地下2階、高さ約_31m、住宅、商業施設を新築
◆C街区:地上52階、地下5階、高さ約284m、超高層ビルを新築

A街区は大林組、B街区は清水建設・錢高組JVが施工します。




日本橋一丁目中地区再開発 C街区

北西側上空から見たイメージです。 C街区の超高層ビルは、地下1階~4階に商業施設、5階~7階にMICE施設、7階~8階にビジネス支援施設、10階に低層スカイロビー、11階~20階に低層オフィス、22階に高層スカイロビー、23階~38階に高層オフィス、39階~47階にホテル(197室)、48階~51階に居住施設(約100戸)を配置します。




日本橋一丁目中地区再開発 C街区

中央左がB街区、中央右がA街区になります。右側には日本橋があります。 A街区では1930年に竣工した「日本橋野村ビル旧館」(中央区指定有形文化財)の風格ある外観を保存活用。 1階~2階に店舗、3階~4階に業務施設が入ります。 新設するB街区の建物は1階~3階が店舗、4階~7階が住宅(約50戸)になります。



断面イメージ

日本橋一丁目中地区再開発 C街区

39階~47階にはヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が進出します(宿泊者が利用可能なフロアは40階~47階)。 60㎡以上の広さのキングルームを含め全197室の客室を用意し、3つのレストランやラウンジ&バーのほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを計画しています。 2026年に開業する予定で、2025年度上期開業予定の大阪に続いて同ブランドは日本で2店舗目となります。 2020年10月17日付ニュースリリースは→こちら



配置図

日本橋一丁目中地区再開発 C街区

D街区には既存の「日本橋一丁目三井ビルディング」(コレド日本橋)があります。 規模は地上20階、高さ120.818mです。 C街区の商業ゾーンと地下・地上の新たな連絡通路で接続する予定です。



位置図

日本橋一丁目中地区再開発 C街区

周囲では再開発事業が目白押しです。 本ビルは完成時点で日本で4番目、東京で2番目に高いビルになる見込みです。



概要

事業名日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
ホテル名ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地東京都中央区日本橋1丁目30~32番(地番)
最寄駅東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結
建築主日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
設計・監理株式会社 日建設計
施 工日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体
区域面積約3.0ha
街区名A街区B街区C街区
地名地番日本橋1丁目日本橋1丁目31番日本橋1丁目
施 工大林組清水建設清水建設
用 途事務所、店舗店舗、共同住宅、駐車場、変電所等事務所、店舗、集会場、ホテル、共同住宅、駐車場等
敷地面積約1,370㎡2,064.74㎡15,564.16㎡
建築面積1,194.88㎡12,590.79㎡
延床面積約5,100㎡6,573.85㎡374,003.62㎡
階 数地上4階、地下1階地上7階、地下2階地上52階、地下5階、塔屋2階
構 造SRC造、RC造、S造RC造、一部S造S造、一部RC造及びSRC造
基礎工法直接基礎杭基礎、直接基礎
高 さ31.598m
(最高31.598m)
31.62m
(最高31.62m)
283.96m
(最高283.96m)
着 工2021年3月1日2022年10月1日2021年12月6日
竣 工2026年3月31日予定2026年3月31日予定2026年3月31日予定
ホテル開業2026年予定
備 考 ◆C街区解体工事工期:2020年11月10日~2022年3月末
◆参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
◆都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理:日建設計
◆デザインアーキテクト:日建設計、ペリ クラーク ペリ アーキテクツ
◆三井不動産2021年12月7日付ニュースリリース(PDF)は→こちら

最終更新日:2022年12月18日



地図

東京メトロ銀座線・東西線「日本橋駅」と直結する地下歩道を新設するほか、都営浅草線「日本橋駅」の改札も新たに整備する予定です。



2022年12月撮影

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

2022年12月4日撮影。中央通り側から見たC街区です。南西側からになります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。 中央通り、日本橋方面。 こちら側に東京メトロ銀座線・東西線「日本橋駅」と直結する地下歩道が設置されます。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

西側から見たC街区。2021年12月6日に着工しています。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

北西側から見たC街区。ここに地上52階、地下5階、高さ283.96m(最高283.96m)、延べ面積374,003㎡の超高層ビルが出現します。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

現地の地図です。青色部分がC街区になります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。 商業施設「コレド日本橋」を併設する「日本橋一丁目三井ビルディング」(地上20階、高さ120.818m)があります。 ここがD街区になります。 C街区とD街区を結ぶ連絡通路の新設のほか、D街区内の改修工事(リニューアル工事)も予定しています。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。中央通り、京橋方面。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

続いて左手の様子。「日本橋野村ビル旧館」(地上9階、高さ42m)があります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。 「日本橋」があります。 頭上を通る首都高速都心環状線が煩わしいですね。 首都高速の地下化事業も始まっています。 地下トンネルの完成が2035年、高架橋を撤去し事業が完了するのが2040年の予定です。 その頃にはすっきりした景観が出現することになります。




日本橋一丁目中地区再開発 C街区

[2021年12月7日付ニュースリリース(PDF)より引用]

将来の日本橋のイメージです。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

C街区に接近。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。中央通り側。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

左手。A街区&B街区とC街区の間の道路になります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

A街区に立つ「日本橋野村ビル旧館」。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

大林組が保存改修工事を進めています。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

1930年に竣工した「日本橋野村ビル旧館」(中央区指定有形文化財)の風格ある外観を保存活用します。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

改修後は1階~2階に店舗、3階~4階に業務施設が入ります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。左はC街区です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

右手。A街区とB街区の間には広場ができます。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。 B街区方面です。 B街区には地上7階、地下2階、高さ31.62m(最高31.62m)、延べ面積6,573㎡の建物が建ちます。 1階~3階に店舗、4階~7階に住宅(約50戸)を配置。 C街区とは地上3階レベルのデッキで接続されます。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

B街区側から見たC街区。 C街区の超高層ビルは、地下1階~地上4階に商業施設、5~7階にMICE、7~8階はビジネス支援施設、10階に低層スカイロビー、11~20階に低層オフィスフロア、22階に高層スカイロビー、23~38階に高層オフィスフロア、39~47階にホテル、50階に居住施設ロビー、48~51階に居住施設(約100戸)を配置します。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。西方面。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

左手。東方面。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

昭和通り側から見たC街区。 北東側からになります。 オフィスはエリア最大級のフロアプレートとなる低層部(10階~20階、基準階面積約1900坪)と高層部(22階~38階、基準階面積約1300坪)で構成。 屋外スカイガーデン(10階・22階)も設置します。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。中央右がB街区です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

左手。昭和通り。歩道橋があります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

歩道橋からC街区方面を見ています。 5階~8階には、都心最大規模を誇るMICE施設として、国際会議等のビジネスイベントやアフターコンベンションに対応する2つの大型ホール(最大収容人数:合計約3,000人)と、会議室、ビジネス交流機能を設けます。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。B街区です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

歩道橋の端から見たC街区の様子。 地下躯体工事を進めています。 地下5階まであるので、躯体が立ち上がるまでまだ時間がかかりそうですね。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

東側から見たC街区。 40~47階にはヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が進出します。 60㎡以上の広さのキングルームを含め全197室の客室のほか、3つのレストランやラウンジ&バー、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを計画しています。 2026年に開業する予定です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。昭和通り、北方面。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

左手。昭和通り、南方面。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

南東側から見たC街区。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。 この地下に都営浅草線「日本橋駅」があり、新設する改札口とC街区のビルが直結される予定です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の建築計画のお知らせ

B街区の建築計画のお知らせ。 前回撮影時と比較すると、用途、面積関係、基礎工法、高さ(31m(最高31m)→31.62m(最高31.62m))、着工予定(2021年9月1日→2026年3月31日)が修正されていました。 未定だった施工者も決定しています。 写真クリックで拡大画像を表示。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の建築計画のお知らせ

C街区の建築計画のお知らせ。 前回撮影時と比較すると、面積関係や高さ(284m(最高284m)→283.96m(最高283.96m))が修正されていました。 写真クリックで拡大画像を表示。 全街区は2026年3月末に竣工する予定です。


《過去の写真はこちら》






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