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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業


日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(東京都中央区)は、日本橋駅近くにオフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE施設、ビジネス支援施設などで構成する地上52階、地下5階、高さ283.96m(最高283.96m)、延べ面積374,003㎡の超高層ビルを新設します。 高層部にはヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が進出。 参加組合員として三井不動産、野村不動産、野村ホールディングスが参画。 設計は日建設計、施工は清水建設。 2026年3月末に竣工する予定です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

2024年9月15日撮影。北東側より。



完成イメージ

日本橋一丁目中地区再開発 C街区

[以下図面、2021年12月7日付ニュースリリース(PDF)より引用]
日本橋川から見た完成イメージです。本事業では下記3棟を整備します。なお、図面は全て首都高速道路撤去後のイメージになります。

◆A街区:地上_4階、地下1階、高さ約_32m、既存ビルを改修・増築
◆B街区:地上_7階、地下2階、高さ約_31m、住宅、商業施設を新築
◆C街区:地上52階、地下5階、高さ約284m、超高層ビルを新築

A街区は大林組、B街区は清水建設・錢高組JVが施工します。




日本橋一丁目中地区再開発 C街区

北西側上空から見たイメージです。 C街区の超高層ビルは、地下1階~4階に商業施設、5階~7階にMICE施設、7階~8階にビジネス支援施設、10階に低層スカイロビー、11階~20階に低層オフィス、22階に高層スカイロビー、23階~38階に高層オフィス、39階~47階にホテル(197室)、48階~51階に居住施設(約100戸)を配置します。




日本橋一丁目中地区再開発 C街区

中央左がB街区、中央右がA街区になります。右手前に日本橋があります。 A街区では1930年に竣工した「日本橋野村ビル旧館」(中央区指定有形文化財)の風格ある外観を保存活用。 1階~2階に店舗、3階~4階に業務施設を配置します。 新設するB街区の建物は1階~3階が店舗、4階~7階が住宅(約50戸)になります。



断面イメージ

日本橋一丁目中地区再開発 C街区

39階~47階に進出する「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のうち宿泊者が利用可能なフロアは40階~47階となります。 客室は60㎡以上の広さのキングルームを含め全197室を用意。 付帯施設として、3つのレストランやラウンジ&バーのほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを計画しています。 2026年に開業する予定です。 2020年10月17日付ニュースリリースは→こちら



配置図

日本橋一丁目中地区再開発 C街区

D街区には既存の「日本橋一丁目三井ビルディング」(コレド日本橋)があります。 規模は地上20階、高さ120.818mです。 C街区の商業ゾーンと地下・地上の新たな連絡通路で接続する予定です。



位置図

日本橋一丁目中地区再開発 C街区

周囲では再開発事業が目白押しです。 本ビルは完成時点で日本で4番目、東京で2番目に高いビルになる見込みです。



概要

事業名日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
ホテル名ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地東京都中央区日本橋1丁目30~32番(地番)
最寄駅東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結
建築主日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
設計・監理株式会社 日建設計
施 工日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体
区域面積約3.0ha
街区名A街区B街区C街区
地名地番日本橋1丁目日本橋1丁目31番日本橋1丁目
施 工大林組清水建設清水建設
用 途事務所、店舗店舗、共同住宅、駐車場、変電所等事務所、店舗、集会場、ホテル、共同住宅、駐車場等
敷地面積約1,370㎡2,064.74㎡15,564.16㎡
建築面積1,194.88㎡12,590.79㎡
延床面積約5,100㎡6,573.85㎡374,003.62㎡
階 数地上4階、地下1階地上7階、地下2階地上52階、地下5階、塔屋2階
構 造SRC造、RC造、S造RC造、一部S造S造、一部RC造及びSRC造
基礎工法直接基礎杭基礎、直接基礎
高 さ31.598m
(最高31.598m)
31.62m
(最高31.62m)
283.96m
(最高283.96m)
着 工2021年3月1日2022年10月1日2021年12月6日
竣 工2026年3月31日予定2026年3月31日予定2026年3月31日予定
ホテル開業2026年予定
備 考 ◆C街区解体工事工期:2020年11月10日~2022年3月末
◆参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
◆都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理:日建設計
◆デザインアーキテクト:日建設計、ペリ クラーク ペリ アーキテクツ
◆三井不動産2021年12月7日付ニュースリリース(PDF)は→こちら

最終更新日:2024年9月26日



地図

東京メトロ銀座線・東西線「日本橋駅」と直結する地下歩道を新設するほか、都営浅草線「日本橋駅」の改札も新たに整備する予定です。



2024年9月15日撮影

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

[地理院地図(国土地理院)をもとに作成]

①の地点(江戸橋一丁目交差点)よりスタートします。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

①の地点よりC街区を見ています。躯体がかなり立ち上がっていました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

36階くらいまで建ち上がっているようです。52階建てなので2/3ほど組み上がったことになります。まだまだ高くなりますね。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。「日鉄日本橋ビル」があります。規模は地上18階、高さ83.925m(最高91.66m)です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

右手。C街区東側。昭和通りです。この地下に都営浅草線・日本橋駅があり、新改札で新ビルと接続する予定です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

C街区のビルは地上52階、地下5階、高さ283.96m(最高283.96m)、延べ面積374,003㎡です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

地下1階~4階に商業施設、5階~7階にMICE施設、7階~8階にビジネス支援施設、10階に低層スカイロビー、11階~20階に低層オフィス、22階に高層スカイロビー、23階~38階に高層オフィス、39階~47階(宿泊者が利用可能なフロアは40階~47階)にホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」(197室)、48階~51階に居住施設(約100戸)を配置します。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

②の地点(歩道橋の上)に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

②の地点より見たC街区。 ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、60㎡以上の広さのキングルームを含め全197室の客室を用意する予定です。 付帯施設として、3つのレストランやラウンジ&バーのほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを計画しています。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。C街区東側。昭和通り。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

右手。B街区方面です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、2025年度上期開業予定の大阪に続いて同ブランドとしては日本で2店舗目となります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

③の地点に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

③の地点よりB街区を見ています。 B街区には地上7階、地下2階、高さ31.62m(最高31.62m)の建物が建ちます。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。C街区とB街区の間の様子です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

④の地点に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

④の地点より見たC街区。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。C街区とB街区。こちらに進みます。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

三井不動産と東京電力エナジーパートナーは2024年4月2日、2023年4月に両社が共同で設立した三井不動産TEPCOエナジー(株)が、本事業において進める、自立分散型のエネルギーセンターを導入し周辺地域に電気と熱を供給する事業について、2024年4月1日に着工したと発表しています。 ニュースリリースは→こちら




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑤の地点に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑤の地点より見たC街区。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

右手。C街区の西側は地上20階です。最上階に達しています。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑥の地点に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑥の地点より見たB街区。B街区に新設される建物は1階~3階が店舗、4階~7階が住宅(約50戸)になります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。A街区には「日本橋野村ビルディング旧館」が立地しています。 1930年(昭和5年)に竣工した歴史ある建物なので、改修および増築して外観は保持されます。 A街区の保存改修工事は大林組が担当しています。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。C街区とA街区の間の道路です。こちらに進みます。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑦の地点に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑦の地点より見たC街区。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その左手。A街区とC街区の間の道路です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

右手。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

現地にあった完成イメージです。高さは約284mです。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

52階建てです。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑧の地点(日本橋)に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑧の地点より見た日本橋川。 頭上の首都高速都心環状線の地下化工事が進められています。 2035年に地下トンネルが完成し、2040年に高架橋が撤去され、事業が完了する予定です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。A街区。改修されて4階建てになります。1階~2階に店舗、3階~4階に業務施設が入る予定です。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。C街区の超高層ビルです。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑨の地点に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑨の地点より見た日本橋。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。A街区方面。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。C街区。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。C街区西側。中央通り。こちらに進みます。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

西側より見たC街区。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

その右手。 D街区に立つ「日本橋一丁目三井ビルディング」(COREDO日本橋)です。 規模は地上20階、高さ120.818m。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

C街区とD街区の間の様子。両ビルの商業ゾーンが、地下・地上に新設される連絡通路で結ばれることになります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑩の地点に移動しました。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

⑩の地点より見たC街区。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

西側の離れた場所より見たC街区の超高層ビルです。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業B街区の建築計画のお知らせ

B街区の建築計画のお知らせ。2026年3月末に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業のC街区建築計画のお知らせ

C街区の建築計画のお知らせ。こちらも2026年3月末に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。


《過去の写真はこちら》




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