THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH（ザリンクピラーワンノース/サウス）

THE LINKPILLAR 1（ザリンクピラーワン）

THE LINKPILLAR 1（ザリンクピラーワン）は、JR東日本が東京都港区の高輪ゲートウェイ駅前に新設する延べ面積459.622㎡の超高層ツインビルです。地上29階、地下3階、高さ161.43ｍのNorth（ノース）と地上30階、地下3階、高さ158.68ｍのSouth（サウス）で構成。商業施設、コンベンション・カンファレンス、オフィスのほか、Southの22～30階には「JWマリオット・ホテル東京」（客室約200室）が進出します。設計はJR東日本建築設計などのJV、施工は大林組。 2025年3月下旬に開業する予定です。

2023年12月3日撮影。南西側より見たNorth（左）とSouth（右）。計画名は複合棟Ⅰです。TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）の4街区に誕生します。

North1階に保育園「ポピンズナーサリースクール TAKANAWA GATEWAY」が進出します。 NorthのオフィスフロアにはKDDIの本社（3万坪弱）が移転入居します。

Southの地下1階～2階及び6階にはコンベンション・カンファレンス「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」が入ります。約1,640㎡のコンベンションホールを核とした、全15室で構成されるMICE施設になります。

また、South1階にトラベルセンター「TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center」、South8階にオフィスワーカー向け食堂「LINK Lounge」がオープンします。

Southのオフィスフロアには、マルハニチロ本社やTOPPANデジタルの入居が明らかになっています。

100社以上のスタートアップを支援する「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub」は、NorthとSouthの一部のほか「THE LINKPILLAR 2」の一部にも設けます。

完成イメージ

[JR東日本2024年3月5日付ニュースリリース(PDF)より引用]

北東側上空より見た「TAKANAWA GATEWAY CITY」の全景です。左端の2棟が「THE LINKPILLAR 1」です。全体概要は→こちら

概要

名　称	THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH（ザリンクピラーワンノース/サウス）
ホテル名	JWマリオット・ホテル東京
計画名	高輪ゲートウェイシティ（仮称）複合棟Ⅰ／品川開発プロジェクト（第Ⅰ期）4街区
所在地	東京都港区港南2丁目、高輪2丁目
最寄駅	JR「高輪ゲートウェイ」駅
建築主	東日本旅客鉄道株式会社
設　計	品川開発プロジェクト（第Ⅰ期）設計共同企業体（構成員代表者：株式会社JR東日本建築設計）
施　工	株式会社大林組
用　途	事務所、物販店舗、飲食店、ホテル、集会場、自動車車庫　等
敷地面積	38,281.26㎡
建築面積	30,939.56㎡
延床面積	459,622.52㎡
構　造	鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
基礎工法	杭基礎、直接基礎
階　数	地上30階、地下3階、塔屋1階（ニュースリリースではNorth：地上29階、地下3階／South：地上30階、地下3階）
高　さ	161.41ｍ（ニュースリリースではNorth：161.43ｍ／South：158.68ｍ）
着　工	2021年10月25日
竣　工	2025年3月31日予定
開　業	2025年3月予定
備　考	◆JR東日本2023年03月05日付ニュースリリース(建物名称発表)は→こちら ◆全体概要は→こちら

最終更新日：2024年9月10日

地図

矢印はNorth建設地を示しています。

2023年12月3日撮影（TAKANAWA GATEWAY CITY）

[地理院地図（国土地理院）をもとに作成]

高輪ゲートウェイ駅前（①の地点）よりスタートします。

高輪ゲートウェイ駅の様子です。

駅前のデッキの様子。デッキの目の前が4街区です。

デッキより見上げました。複合棟ⅠのNorthがそびえています。

その左手。SouthとNorthを結ぶ低層部の様子です。

その左手。Southです。

その左手。東西を結ぶ新たな歩行者デッキも建設中でした。

その左手。高輪ゲートウェイ駅も改修工事中です。

4街区の完成イメージ。南東側より見ています。中央左が地上30階、高さ158.68ｍのSouth、中央右が地上29階、高さ161.43ｍのNorthです。

②の地点に移動しました。

②の地点より見た4街区です。複合棟Ⅰの延べ面積は460,177㎡。低層部に商業施設や大規模コンベンション・カンファレンス機能を配置し、中高層部をオフィスとします。 Southの高層部にはホテルも入ります。

TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）の建築計画のお知らせ

4街区の建築計画のお知らせです。写真クリックで拡大画像を表示。

Southは、地上30階、地下3階、高さ158.68ｍです。

Northは、地上29階、地下3階、高さ161.43ｍです。

South南側の様子。

South東側の様子。国道15号。こちらに進みます。

西側より見たSouth。 22～30階にはマリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリーホテル「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。客室約200室のほか、オールデイダイニング、スペシャルティレストラン、バー、ラウンジ、スイミングプール、フィットネスセンター、スパなどを備えます。

その左手。ビルの奥にNorthが見えます。

北西側より見たSouth。

③の地点に東京都交通局と京急の共同使用駅である泉岳寺駅の出入口があります。

③の地点より見たNorthです。手前の4-2A街区には地上6階、高さ32.8ｍ、延べ面積2,480㎡のビルが建ちます。用途は事務所、物販店舗、飲食店、自動車車庫です。

4-2A街区の建築計画のお知らせです。2024年1月に着工し、2025年3月に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。

その右手。国道15号。

左手。3街区と4街区の間の道路です。

国道15号をもう少し北に進んだ場所より見たNorthです。 Northには、KDDIの本社が移転することが発表されています。3万坪弱を使用する予定です。高層部にはルーフトップレストランも計画されています。

さらに北に進んだ地点より見た複合棟Ⅰです。4街区は2025年3月に竣工する予定です。

3街区複合棟Ⅱの完成イメージです。北東側より見ています。規模は地上31階、地下5階、高さ166.86ｍ、延べ面積208,164㎡。オフィスのほか、商業施設やクリニック、フィットネス、子育支援施設、エネルギーセンター（地域冷暖房）などを配置します。

④の地点に移動しました。

④の地点より見た3街区。複合棟Ⅱを建設中です。躯体が建ち上がり始めていました。

その右手。右はJRの線路です。

左手。左が4街区になります。4街区と3街区は大規模なデッキで結ばれます。

3-4街区間デッキ広場屋根建築工事の建築計画のお知らせ。2024年4月に着工し、2025年3月に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。

4街区側（南）より見た3街区の様子です。

南西側より見た3街区。なお、左側は「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の事業地です。地上30階、地下3階、高さ135ｍ（最高145ｍ）、延べ面積112,000㎡の大規模複合施設が建ちます。 2028年3月に竣工する予定です。

⑤の地点に移動しました。

⑤の地点より見た3街区。

その右手。3街区と4街区の間。

左手。左側に泉岳寺駅の出入口があります。右側に建設される「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」のビルにも泉岳寺駅の出入口が新設される予定です。なお、泉岳寺駅の改良工事も同時に進められています。

国道15号（西側）より見た複合棟Ⅱです。規模は地上31階、地下5階、高さ166.86ｍ、延べ面積208,164㎡。オフィスを主体とし、商業施設やクリニック、フィットネス、子育支援施設、エネルギーセンター（地域冷暖房）などで構成します。

さらに北に進んだ地点より見た複合棟Ⅱ。

複合棟Ⅱと複合棟Ⅰです。

3街区の北側には「オバケトンネル」と呼ばれる高さ1.7ｍのトンネルがありましたが、ほとんどが仮設通路となり、トンネル部分も約2.6ｍと高くなっています。

第二東西連絡道路整備工事に伴う「オバケトンネル」のルート変更のお知らせです。写真クリックで拡大画像を表示。

仮設通路の様子です。

仮設通路より見た複合棟Ⅱ。複合棟Ⅰも少しだけ見えます。3街区は2026年3月に竣工する予定です。

その反対側、北側の様子です。2街区方面になります。

京浜東北線の電車に乗り、⑥の地点より北に移動します。

4街区。複合棟Ⅰを建設中です。

4街区と3街区の間。

3街区。建設中の複合棟Ⅱ。

3街区と2街区の間では、第二東西連絡道路をつくっています。

2街区。地上6階、地下3階、高さ44.98ｍ、延べ面積28,952㎡の文化創造棟を建設中です。

北東側より見ています。約1,200席のライブホール、約1,500㎡の展示室、約300㎡のオルタナティブスペース、約200㎡の畳空間、足湯と水盤のある屋上庭園などで構成します。外装デザインアーキテクトに隈研吾氏を迎え、建物全体で日本の四季を表現します。企画・運営は新規に設立した「一般財団法人 JR東日本文化創造財団」が担当します。