TOP >建設中・計画中INDEX >東京都 >渋谷区
渋谷スクランブルスクエア 第Ⅰ期(東棟)
渋谷スクランブルスクエアは、東急、JR東日本、東京地下鉄が東急東横線旧渋谷駅跡に新設した地上47階、地下7階、高さ229.706m、延べ面積約181,000㎡の超高層ビルです。 地下2階~14階に商業施設、15階に産業交流施設、17階~45階にオフィス、14階・45階~屋上に展望施設を配置。 設計は日建設計・東急設計コンサルタント・ジェイアール東日本建築設計事務所・メトロ開発JV。 施工は東急建設・大成建設JV。 2019年11月1日に開業しました。
2019年11月30日撮影
運営は東急、JR東日本、東京地下鉄が共同出資する渋谷スクランブルスクエア株式会社が担当します。 セルリアンタワー(地上41階、高さ184m)を抜き渋谷駅周辺で最も高いビルとなります。
施設構成イメージ
[以下2枚、東京急行電鉄2018年11月15日付ニュースリリース(PDF)より引用]
地下2階~14階は商業施設「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」です。
営業面積は約32,000㎡。
日本初上陸7店、新業態39店など213店舗が集結します。
12・13階はレストランフロア「フーディーズ スクランブル(FOODIES SCRAMBLE)」 となります。
イベントスペースは3階、7階、12階に設けています。
15階には産業交流施設「渋谷キューズ(SHIBUYA QWS)」(約2,600㎡)が誕生します。
17~45階は渋谷最大級の広さを誇る賃貸面積約73,000㎡、基準階面積最大約2,900㎡(約870坪)のハイグレードオフィスです。
ミクシィ本社、レバレジーズ本社、ロッキング・オン・ホールディングス本社、サイバーエージェント広告事業部門、エヌエヌ生命保険本社、WeWork、ソフトバンクなど8~9社が入居を予定しています。
渋谷初の展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」は、14階(チケットカウンター)、45階、46階、屋上に展開します。 日本最大級の屋上展望空間(約2,500㎡)を有し、デジタルテクノロジーを演出に用いた体験型空間など、雨天でも楽しめる屋内展望施設も備えています。 入場料は2,000円(税込)、営業時間は9:00~23:00です。
各棟完成イメージ
[東京急行電鉄2017年8月1日付ニュースリリース(PDF)より引用]
赤文字で加筆しています。 Ⅱ期工事では東急百貨店渋谷駅・東横店を核とする場所に地上10階、地下2階、高さ約61mの「中央棟」及び地上13階、地下5階、高さ約76mの「西棟」が出現します。 総延べ面積は約95,000㎡。 2020年東京五輪・パラリンピック後に既存建物の解体に着手し、2027年度に完成する予定です。
位置図
[東京急行電鉄2017年8月1日付ニュースリリース(PDF)より引用]
中央棟と西棟には商業施設が入り、全体完成時には店舗面積は約70,000㎡になります。
全体概要
名 称 | 渋谷スクランブルスクエア(SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE) |
---|---|
計画名 | 渋谷駅地区駅街区開発計画 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2丁目24-1ほか(地番) 東京都渋谷区渋谷2丁目24-12(住居表示) |
最寄駅 | JR・東急・東京メトロ・京王「渋谷」駅 |
建築主 | 東急株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東京地下鉄株式会社 |
設 計 | 渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所、メトロ開発) |
デザインアーキテクト | 日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所 |
施 工 |
東棟:渋谷駅街区東棟新築工事共同企業体(東急建設、大成建設) 中央棟高層部(JR鉄道部分):渋谷駅改良(中央)工事共同企業体(代表者:大成建設) 中央棟低層部(JR鉄道部分):渋谷駅改良(北)工事共同企業体(代表者:鹿島建設) 中央棟(ビル部分)(東京メトロ鉄道部分):未定 西棟:未定 |
用 途 | 事務所、店舗、展望施設、駐車場、駅施設など |
敷地面積 | 15,275.55㎡ |
建築面積 | 18,216.49㎡ |
延床面積 | 276,654.74㎡(東棟:約181,000㎡) |
構 造 | 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階 数 | 地上47階、地下7階 |
高 さ | 229.706m(最高229.706m/軒高228.306m) |
着 工 | 2014年6月 |
竣 工 | 2028年3月末(東棟:2019年8月竣工/2019年11月1日開業) |
備 考 |
Ⅰ期【東棟】…… 地上47階、地下7階、高さ229.706m、2019年完成 Ⅱ期【中央棟】… 地上10階、地下2階、高さ約61m、2027年度完成予定 Ⅱ期【西棟】…… 地上13階、地下5階、高さ約76m、2027年度完成予定 ◆運営会社:渋谷スクランブルスクエア株式会社 (東急、東日本旅客鉄道、東京地下鉄の3社共同出資) ◆東急2019年07月04日付ニュースリリース(PDF)は→こちら ※「東京急行電鉄株式会社」は2019年9月2日に「東急株式会社」に商号変更しました。鉄軌道事業については会社分割により2019年10月1日から「東急電鉄株式会社」が事業を実施しています。 |
最終更新日:2020年8月30日
地図
渋谷スクランブルスクエアは渋谷駅の新しい駅ビルとなります。
2019年11月撮影
2019年11月30日撮影。渋谷ヒカリエ側から見ています。東からになります。
その左手。渋谷ストリーム(地上35階・高さ179.95m)があります。
独特の外観をしていますね。
渋谷ストリームと渋谷スクランブルスクエア。
六本木通りから。道路上は首都高速3号渋谷線です。
接近しました。
その左手。渋谷ストリーム。
今度は南東側の明治通りから。
渋谷ストリームと渋谷スクランブルスクエア。
南東側から見上げました。南面の一部は緑化されています。
渋谷スクランブルスクエアと渋谷ヒカリエ(地上34階・高さ182.5m)。
南西側から。
渋谷スクランブルスクエアと渋谷ストリーム。
西側から。 左手前は東急東横店南館です。 東急東横店は2020年3月31日をもって地下1階の食品売場以外は営業を終了します。 東京五輪・パラリンピック後に解体され、その跡地やJR渋谷駅上に西棟や中央棟が建設されます。
東急東横店南館と渋谷スクランブルスクエア。
渋谷駅前交差点から。 北西側からになります。 左から、渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、東急東横店西館です。
渋谷ヒカリエ。
渋谷スクランブルスクエア。
東急東横店西館。3階に銀座線渋谷駅のホームがあります。
北側から。
渋谷ヒカリエと渋谷スクランブルスクエア。 手前には新しい銀座線渋谷駅が建設中です。 2019年12月28日~2020年1月2日に銀座線渋谷駅の線路切替・ホーム移設工事が行われるため、銀座線 渋谷~表参道駅間と青山一丁目~溜池山王駅間で終日運休します。 2020年1月3日の始発から銀座線渋谷駅新ホームの供用を開始する予定となっています。
北東側から見た渋谷スクランブルスクエア。新しい銀座線渋谷駅にはアーチ構造の屋根が採用されています。
夕闇が迫ってきました。六本木通りから見ています。
渋谷スクランブルスクエアと渋谷ヒカリエ。
接近します。
渋谷駅東口交差点上のデッキから。
同じデッキから見た渋谷ヒカリエ。
渋谷ストリーム。
渋谷駅前交差点から。
北側外壁ではLEDパネルを設置した「大型デジタルサイネージ」が稼働していました。
宮益坂下交差点から。 渋谷スクランブルスクエアが最終的に完成するのは2028年3月末の予定です。 今度は横方向に拡大し、さらに巨大なビルへと進化します。