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品川駅街区地区開発計画
JR東日本と京浜急行電鉄は、東京都港区の品川駅西側にある南北に細長い敷地を3街区に分けて開発します。 JR東日本は北街区に事務所や店舗、駅施設などで構成する地上28階、地下3階、高さ150m、延べ面積165,000㎡の超高層ビルを整備し、京浜急行電鉄は南街区(南-a)に事務所や店舗、宿泊施設、集会場、駅施設などで構成する地上28階、地下2階、高さ150m、延べ面積201,000㎡の超高層ビルを整備します。 北街区と南街区(南-a)は2026年3月に着工し、北街区は2031年3月、南街区(南-a)は2037年3月に竣工する予定です。
2024年5月25日撮影。建設地では京急・品川駅を地上駅にする工事が進められていました。
完成イメージ
[京浜急行電鉄2023年8月29日付ニュースリリースより引用]
南西側より見ています。 南街区(南-b)には京浜急行電鉄が地上9階、地下1階、高さ約47m、延べ面積約8,300㎡の店舗併設オフィスビルを整備します。 南-bは2030年度に着工し、2032年度に竣工する予定です。
配置図
左が北です。南街区の南側高層部には宿泊施設が設けられます。
概要
名 称 | 品川駅街区地区開発計画 | ||
---|---|---|---|
所在地 | 東京都港区高輪3丁目の一部、港南2丁目の一部 | ||
最寄駅 | JR・京急「品川」駅 | ||
敷地面積 | 約33,500㎡(全体) | ||
延床面積 | 約374,300㎡(全体) | ||
街区名 | 北街区 | 南街区 南-a | 南街区 南-b |
建築主 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 京浜急行電鉄株式会社 | |
基本設計 | JR東日本建築設計・日本設計・日建設計JV | (株)日建設計 | (株)日建設計 |
実施設計 | 東日本旅客鉄道(株) | (株)日建設計 | ― |
施 工 | ― | ― | ― |
用 途 | 事務所、店舗、駅施設、駐車場等 | 事務所、店舗、宿泊施設、集会場、駅施設、駐車場等 | 事務所、店舗、駐車場等 |
敷地面積 | 約14,700㎡ | 約17,300㎡ | 約1,500㎡ |
建築面積 | 約11,000㎡ | 約14,800㎡ | ― |
延床面積 | 約165,000㎡ | 約201,000㎡ | 約8,300㎡ |
構 造 | S一部SRC造 | S一部SRC造 | ― |
基礎工法 | 直接基礎、一部杭基礎 | 直接基礎、一部杭基礎 | ― |
階 数 | 地上28階、地下3階 | 地上28階、地下2階 | 地上9階、地下1階 |
高 さ | 約150m | 約150m | 約47m |
着 工 | 2026年3月上旬予定 | 2026年3月下旬予定 | 2030年度予定 |
竣 工 | 2031年3月下旬予定 | 2037年3月下旬予定 | 2032年度予定 |
備 考 |
◆2023年8月29日付ニュースリリース(PDF)は→こちら |
最終更新日:2024年6月4日
地図
矢印は北街区を示しています。
2024年5月25日撮影
建築計画のお知らせが設置されました。こちらは北街区の建築計画のお知らせです。写真クリックで拡大画像を表示。
南街区(南-a)の建築計画のお知らせです。写真クリックで拡大画像を表示。
①の地点よりスタートします。
①の地点にある歩道橋より品川駅方面を見ています。京急線品川駅を高架駅から地上駅にする工事(連続立体交差事業)が進められていました。2027年に地平化完了、2029年度に事業完了する予定です。
その左手。品川駅街区地区開発計画は、京浜急行本線連続立体交差事業で整備される京急線品川駅の鉄道施設が建物内に配置される計画です。
同事業と一体となって、えきとまちをつなぐ一体的な都市基盤整備や国際交流拠点にふさわしい都市機能の導入が進められます。
品川駅付近の第2工区は鹿島建設が担当しています。
歩道橋の中央付近より北方面を見ています。第一京浜(国道15号)です。この付近に国道上空デッキ(北側)が2027年頃に出現します。
その右手。JR品川駅北口駅改良の整備完了は2027年、京急線品川駅鉄道駅総合改善事業の整備完了は2029年度を見込んでいます。
左手。街路樹が生い茂っています。
その奥では「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」が進行中です。地上29階、地下4階、高さ約160mの超高層ビルが2029年度に開業する予定です。
今度は歩道橋より南方面を見ています。この道路下に東京メトロ南北線分岐線「品川駅」が出現します。2030年台半ばの開通を予定しています。
その左手。中央左がJR品川駅、中央右が京急線品川駅です。
その右手。品川プリンスホテルや東急第一ビルなどがあります。
ちなみに歩道橋はボロボロです。国道上空デッキがつくられるまではこのままでしょうか。
②の位置に移動しました。
②の位置(歩道橋の上)より品川駅方面を見ています。2030年代には地上28階、地下3階、高さ150mの超高層ビルが聳え立つことになります。
その左手。
右手。
その右手。東急第一ビルと接続しています。
③の位置に移動しました。
③の位置より見たJR品川駅。
その右手。京急線品川駅です。このあたりから南側が南街区になります。
左手。
西側より見た完成イメージ。左が北街区、右が南街区です。
国道上空デッキとの接続部分です。 今とは完全に様変わりします。 北街区と南街区は2026年3月に着工する予定で、北街区は2031年3月、南街区は2037年3月の竣工を目指しています。