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(仮称)東京海上ビルディング計画
東京海上ホールディングスと東京海上日動火災保険は、東京都千代田区丸の内1丁目に所在した東京海上日動ビル本館および新館を一体的に地上20階、地下3階、高さ107.9m(最高110.9m)、延べ面積124,454㎡の新本店ビルに建て替えます。 設計は三菱地所設計、施工は竹中工務店・大林組・清水建設・鹿島建設・大成建設・戸田建設JV。 2025年3月中旬に着工し、2028年8月下旬に竣工する予定です。
2024年10月13日撮影。南西側より見た建設地。
完成イメージ
[2022年8月1日付ニュースリリースより引用] 左が南西側から見たイメージ、右が西側から見たイメージです。 構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる「木の本店ビル」に生まれ変わります。
概要
名 称 | (仮称)東京海上ビルディング計画 |
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所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目6-1(地番) 東京都千代田区丸の内1丁目2-1(旧建物住居表示) |
最寄駅 | 東京駅、二重橋駅、大手町駅 |
建築主 | 東京海上ホールディングス株式会社、東京海上日動火災保険株式会社 |
設 計 | 株式会社三菱地所設計(デザイン:Renzo Piano Building Workshop) |
施 工 |
(仮称)東京海上ビルディング計画建設工事共同企業体 (竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体) |
用 途 | 事務所(本店ビル)、駐車場等 |
敷地面積 | 10,147.61㎡ |
建築面積 | 6,820㎡ |
延床面積 | 124,454.83㎡ |
構 造 | 地上:S造、木造/地下:SRC造(免震構造) |
基礎工法 | 直接基礎 |
階 数 | 地上20階、地下3階 |
高 さ | 107.90m(最高110.90m) |
着 工 | 2025年3月中旬予定 |
竣 工 | 2028年8月下旬予定 |
備 考 |
◆東京海上日動ビル本館および新館解体:2022年10月~2024年2月 ◆2022年8月1日付ニュースリリース(PDF)は→こちら |
最終更新日:2024年10月21日
地図
建設地まで「東京駅」より徒歩5分ほどです。東京メトロ「二重橋駅」や東京メトロ・都営地下鉄「大手町駅」も近接しています。
2020年12月17日撮影
解体前の「東京海上日動ビルディング」の様子。左が新館、右が本館です。本館の高さは99.7m(最高108.1m)です。
本館:地上25階、地下5階、延べ面積62,695㎡、1974年竣工
新館:地上16階、地下4階、延べ面積52,620㎡、1986年竣工
なお、東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険の3社は、本店を常盤橋タワーに移転しています。
2024年10月13日撮影
「(仮称)東京海上ビルディング計画」の建築計画のお知らせ。2024年9月30日に設置されました。写真クリックで拡大画像を表示。
①の地点よりスタートします。
①の地点より建設地を見ています。東京海上日動ビル本館および新館の地上部の解体工事は2024年2月に完了しています。
その右手。建設地北側は丸の内 1st Streetです。
その右手。「みずほ丸の内タワー」(地上29階、高さ139.945m(最高149.70m))があります。
その右手。「三菱UFJ信託銀行本店ビル」(地上30階、高さ148.4m)があります。
その右手。「新丸の内ビルディング」(地上38階、高さ197.6m)があります。
その右手。建設地東側の様子。丸の内仲通りです。
撮影時は「東京海上日動ビルディング本館・新館 地下解体 建設共同企業体」が地下解体工事を進めていました。 建設業の許可票は、竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設に加え、関東建設興業もありました。 労災保険関係成立票の事業の期間は2023年11月27日~2025年6月30日です。
建設地東側。丸の内仲通りの様子です。
モニュメントと建設地。
「新丸の内ビルディング」側には店舗が並んでいます。
丸の内仲通りより見た建設地。
②の地点に移動しました。
②の地点より見た建設地。 ここに地上20階、地下3階、高さ107.9m(最高110.9m)、延べ面積124,454㎡の超高層ビルが出現します。 高さは旧本館とほぼ同じですが、延べ面積は旧本館+旧別館より1万㎡ほど広くなります。
その右手。建設地東側。丸の内仲通り。
その右手。「新丸の内ビルディング」です。
続いて左手の様子。建設地南側は行幸通りです。
その左手。行幸通りの中央は広々とした歩行者道路として整備されています。
③の地点に移動しました。
③の地点より見た建設地。 新ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当します。
周囲の超高層ビルと。
その右手。建設地南側。行幸通り。東京駅方面です。
左手。建設地西側は日比谷通りです。こちらに進みます。
西側より見た建設地です。 新ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する計画です。
④の地点に移動しました。
④の地点より見た建設地。 新ビルの屋上には緑豊かな庭園を整備。この庭園とエントランスの中央の「パティオ(中庭)」と呼ばれるスペースに植えられた樹木、さらにビルの周囲に配された樹木により、皇居外苑と新・本店ビルをシームレスに結びつける計画です。
周囲の建物と。
その右手。建設地西側。日比谷通り。
左手。建設地北側。丸の内 1st Street。
その左手。「みずほ丸の内タワー」です。
(仮称)東京海上ビルディング計画の新築工事は、2025年3月中旬に着工し、2028年8月下旬に竣工する予定です。