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赤坂二・六丁目地区開発計画
三菱地所とTBSホールディングスは2024年3月13日、両社が東京都港区赤坂で推進する「赤坂二・六丁目地区開発計画」の起工式を同日に実施し、新築工事に着手したと発表しました。 本プロジェクトでは、東街区に地上40階、地下4階、高さ約207m、延べ面積約167,650㎡の超高層ビル及び西街区に地上18階、地下3階、高さ約100m、延べ面積約38,150㎡の複合ビルを新設します。 用途は東街区が事務所、店舗、インキュベーション施設など、西街区が劇場、ホール、ホテル、店舗など。 全体設計は三菱地所設計、施工は東街区が鹿島建設、西街区が大林組。 両街区とも2028年3月末に竣工する予定で、東街区の一部外構工事は2028年10月末に完成する予定です。
完成イメージ
[以下図面、2024年3月13日付ニュースリリースより引用]
本プロジェクトは2024年2月9日に民間都市再生事業計画として、国土交通大臣による認定を受けています。
用途構成イメージ
東街区の超高層ビルはオフィスを主体とし、低層部に店舗やインキュベーション施設を整備します。 西街区の複合ビルは、低層部に最新配信設備を備えた、世界水準のコンテンツを発信する劇場・ホールを配置し、高層部に国際水準のハイグレードなホテルを整備します。
位置図
赤坂エリアでのエンタテインメント創出イメージです。
概要
名 称 | 赤坂二・六丁目地区開発計画 | |
---|---|---|
所在地 | 東京都港区赤坂2丁目14番の一部、東京都港区赤坂6丁目1番の一部(住居表示) | |
最寄駅 | 東京メトロ千代田線「赤坂」駅 | |
建築主 | 三菱地所株式会社、株式会社TBSホールディングス | |
設 計 | 株式会社三菱地所設計 | |
街区名 | 東街区 | 西街区 |
所在地 | 東京都港区赤坂2丁目 | 東京都港区赤坂6丁目 |
設 計 | 株式会社三菱地所設計 | 株式会社三菱地所設計(全体) 株式会社観光企画設計社(ホテル) 株式会社久米設計(劇場・ホール) |
施 工 | 鹿島建設株式会社 | 株式会社大林組 |
用 途 | 事務所、店舗、インキュベーション施設等 | 劇場、ホール、ホテル、店舗等 |
敷地面積 | 8,761.70㎡ | 5,415.06㎡ |
建築面積 | 5,300.00㎡ | 4,100.00㎡ |
延床面積 | 約167,650㎡ | 約38,150㎡ |
構 造 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 直接基礎、杭基礎 | 直接基礎、杭基礎 |
階 数 | 地上40階、地下4階 | 地上18階、地下3階 |
高 さ | 約207m | 約100m |
着 工 | 2024年1月12日 | 2024年2月23日 |
竣 工 | 2028年3月末予定 (建物竣工後、一部外構工事実施予定) 2028年10月末予定(全体竣工) | 2028年3月末予定 |
備 考 | ◆2024年3月13日付ニュースリリースは→こちら |
最終更新日:2024年3月13日
地図
矢印は東街区を示しています。 東街区は「国際新赤坂ビル東館」と「ホテル・ザ・エム インソムニア赤坂」の跡地、西街区は「国際新赤坂ビル西館」の跡地になります。 東京メトロ「赤坂駅」に直結し、地下2階~地上にかけて、駅とまちの境界を感じさせない駅前空間や賑わい・交流の場となる広場(合計約4,900㎡)が整備されます。
2023年3月撮影
2023年3月19日撮影。「TBS放送センター」(地上20階、高さ95m)です。建設地は同ビルの東側(写真左側)にあります。
「赤坂Bizタワー」(地上39階、高さ179.25m)です。
「赤坂Bizタワー」前から見た建設地です。「国際新赤坂ビル」の東館(手前)と西館(奥)を解体中でした。
北側から見た解体中の東館。規模は地上24階、地下3階、高さ99.75m、延べ面積47,863㎡でした。なお、屋上の鉄塔を含んだ高さは139.3mです。
その右手。赤坂通りです。この地下に東京メトロ千代田線「赤坂駅」があります。
北西側から見た解体中の東館。現地の作業予定によると、22階の躯体解体を進めています。
西側から見た解体中の東館。
その右手。東街区と西街区の間の道路です。
その右手。解体中の西館です。
仮囲いには赤坂の過去の写真が掲示されていました。
北西側から見た解体中の西館。規模は地上18階、地下3階、高さ76.95m、延べ面積33,298㎡でした。
西側から見た解体中の西館。両館とも1980年9月に竣工しています。築42年ほどで姿を消すことになりました。
その左手。赤坂通り。
西街区の南西側街路の様子です。こちらに進みます。
南西側から見た解体中の西館。解体工事の工期は両棟とも2022年7月から2023年10月末です。大林組が担当しています。 ちなみに新築工事は東街区が鹿島建設、西街区が大林組が担います。
南側から見た解体中の西館。
その左手。西街区南西側街路。
右手。西街区南東側の様子です。こちらに進みます。
南東側から見た解体中の西館。
東側から見た解体中の西館。この跡地に、劇場、ホール、ホテル、店舗などで構成する地上18階、地下3階、高さ約100mの西棟が建ちます。
西街区と東街区の間の道路です。
その右手。解体中の東館です。この跡地などに、事務所、店舗、インキュベーション施設などで構成する地上40階、地下4階、高さ約207mの東棟が建ちます。
南側から見た解体中の東館。新ビルと赤坂駅の間には広場が新設される予定です。
その左手。赤坂通り方面。
右手。東街区南東側道路です。こちらに進みます。
南東側から見た解体中の東館。
この場所に所在した「ホテル・ザ・エム インソムニア赤坂」(地上11階、地下1階)は既に姿を消しています。 同ホテルは、2003年にマンションとして竣工した建物をホテルに改装して2016年3月15日にオープンしましたが、2020年9月22日をもって閉館しています。
解体中の西館と東館。
その左手。東街区南東側道路の様子。
「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟」の建築計画のお知らせ。写真クリックで拡大画像を表示。
「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 西棟」の建築計画のお知らせです。写真クリックで拡大画像を表示。