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(仮称)錦三丁目25番街区計画(コンラッド名古屋)
三菱地所、パルコ、日本郵政不動産、明治安田生命、中日新聞社の5社は、名古屋市中区錦3丁目にオフィス、ホテル(コンラッド名古屋)、シネコン(TOHOシネマズ)、商業施設などで構成する地上41階、地下4階、高さ211.7m、延べ面積約109,700㎡の超高層ビルを新設します。 設計は三菱地所設計と竹中工務店、施工は竹中工務店。 2022年7月1日に着工しました。 2026年3月に竣工する予定で、同年夏の開業を目指しています。
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2022年8月19日撮影。 南側から見た建設地。 ホテルゾーンには米ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が進出します。 愛知県と名古屋市は2021年9月に本事業を高級ホテル立地促進補助金の補助事業に認定していました。
完成イメージ
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[以下3枚、2022年6月13日付ニュースリリース(PDF)より引用]
南西側から見ています。
栄地区ではもっとも高いビルとなり、高さ180mの「中部電力 MIRAI TOWER」(名古屋テレビ塔)を見下ろすことになります。
施設概要図
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地下2階~地上4階には(株)パルコによる高級感のある新たな商業施設が進出します。
5~9階にはTOHOシネマズ(株)が運営する「TOHOシネマズ」が進出。栄エリアでは初のシネコンとなります。
4~5階の屋上には、それぞれ商業施設、シネコンロビーと隣接した広場を整備します
12階に3層吹き抜けのスカイロビーを設け、15~30階には総貸付面積約25,000㎡(約7,500坪)、基準階面積約1,600㎡(約480坪)のオフィスを整備します。
13~14階には、新たなビジネスの創発を目的に、コワーキング、カンファレンス、ライブラリー、プライベートワーキング機能などを整備します。
10、11、31~41階に「コンラッド名古屋」が開業します。
10~11階に国際MICEに対応したボールルームや会議室等、31階にレセプションロビーや料飲施設であるオールデイダイニング、32階にスパ・プールとジム、40階にルーフトップバーを設けます。
客室は31~41階に170室を用意します。スタンダードルームの客室面積は約50㎡。スイートルームは29室を設けます。
位置図
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名古屋市は2020年3月、錦三丁目25番街区の市有地等活用事業の事業候補者に三菱地所を代表とするグループを選定しました。
国土交通大臣は、(仮称)錦三丁目25番街区計画を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置の支援が受けられます。
国土交通省2022年6月8日付報道発表資料は→こちら
概要
計画名 | (仮称)錦三丁目25番街区計画 |
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事業名 | 錦三丁目25番街区市有地等活用事業 |
ホテル名 | コンラッド名古屋 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区錦3丁目2501番1ほか(地番) 愛知県名古屋市中区錦3丁目25(住居表示) |
最寄駅 | 地下鉄「栄」駅 |
建築主 | 三菱地所株式会社、株式会社パルコ、日本郵政不動産株式会社、明治安田生命保険相互会社、株式会社中日新聞社 |
設 計 | 株式会社三菱地所設計、株式会社竹中工務店 |
監 理 | 株式会社竹中工務店 |
C M | 株式会社三菱地所設計(コンストラクションマネジメント) |
施 工 | 株式会社竹中工務店 |
用 途 | ホテル、オフィス、シネコン、商業、駐車場 |
敷地面積 | 4,866.40㎡ |
建築面積 | 4,620.07㎡ |
延床面積 | 109,679.74㎡ |
構 造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
階 数 | 地上41階、地下4階 |
高 さ | 211.700m |
着 工 | 2022年7月1日(起工式:2022年6月13日) |
竣 工 | 2026年3月予定 |
開 業 | 2026年夏予定 |
備 考 |
◆名古屋市2020年5月20日付(事業候補者決定について)は→こちら ◆愛知県2021年9月13日付(高級ホテル立地促進補助金の補助事業の認定)は→こちら ◆国土交通省2022年6月8日付(優良な民間都市再生事業に認定)は→こちら ◆事業者5社2022年6月13日付(PDF)(着工について)は→こちら ◆三菱地所とヒルトン2022年6月13日付(PDF)(ホテルについて)は→こちら |
最終更新日:2022年9月18日
地図
建設地は久屋大通、広小路通、錦通、大津通の4つの大通りに囲まれています。 地下鉄(東山線・名城線)、地下街(クリスタル広場)との接続を行い、建物内に複数のエスカレーター・エレベーターを整備することで利用者が地下と地上とをバリアフリーで自由に行き来できる歩行空間を実現する予定です。
2022年8月撮影
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2022年8月19日撮影。 南東側から見た建設地。 2022年7月1日に着工しました。 右奥に見える街区内の「トップカメラ名古屋本店」「AYA栄ビル」「日生村瀬ビル」は事業地外です。
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その左手。建設地南側は広小路です。
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その左手。「名古屋栄三越」があります。
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続いて右手の様子。建設地東側は久屋大通です。こちらに進みます。
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東側から見た建設地。
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その右手。事業地外の「トップカメラ名古屋本店」「AYA栄ビル」「日生村瀬ビル」です。
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北東側から見た「日生村瀬ビル」です。この奥が事業地です。
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その左手。 久屋大通公園。 奥に建設中の「中日ビル」が見えます。 同ビルはオフィス、ホテル、商業施設、多目的ホールなどで構成する地上33階、地下5階、高さ158.877m、延べ面積約117,000㎡の超高層ビルです。 2023年7月末に竣工し、2024年春に開業する予定です。
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右手。錦通です。こちらに進みます。
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北側から見た建設地。
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その左手。「日生村瀬ビル」です。
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北西側から見た建設地。中央奥に見える「中日ビル」より50メートルほど高い、栄地区ではもっとも高層の超高層ビルが誕生することになりますね。
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その左手。錦通、東方面。
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右手。建設地西側は大津通です。
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その右手。商業施設「サンシャインサカエ」があります。
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西側から見た建設地。街区内の手前にあった「栄広場」は建設地の一部となるため、2022年6月26日をもって市民利用が終了しています。
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その右手。 「名古屋栄三越」です。 この建物を地上34階、地下4階、高さ180m、延べ面積約13万㎡の超高層ビルに建て替える計画(こちら)があります。 2029年に完成すれば、栄地区の中心部に3棟の超高層ビルがそびえたつことになりますね。
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南西側から見た建設地。
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その左手。大津通、北方面。
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右手。広小路です。右端は「名古屋栄三越」です。
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南側から見た建設地。2026年3月に竣工する予定で、同年夏の開業を目指しています。