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コンラッド横浜/(仮称)ラ・トゥール横浜
住友不動産と大和地所は2024年4月10日、神奈川県横浜市中区において両社が推進する「北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」内に、高級ホテル「コンラッド横浜」及び高級賃貸住宅「(仮称)ラ・トゥール横浜」が進出すると発表しました。 施設の規模は地上40階、地下2階、高さ150m、延べ面積97,081㎡。 設計は久米設計、施工は鹿島建設。 2026年11月末に竣工し、2027年に開業する予定です。
2024年1月7日撮影。北東側より見た建設地。 米国に本社を置くヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」及び住友不動産の最上級賃貸レジデンス「ラ・トゥール」がそれぞれ横浜に初進出します。 なお、大和地所とヒルトンは2024年4月10日、ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド横浜」の運営受託契約を締結したことを発表しています。
完成イメージ
[以下2枚、2024年4月10日付ニュースリリースより引用]
地上1階から16階が「コンラッド横浜」、地上18階から40階が「(仮称)ラ・トゥール横浜」になります。 1階は住宅・ホテル車寄せとし、海側には憩いの場となる広場を整備します。 また、2階に横浜市役所から続くペデストリアンデッキを整備することで、桜木町駅(JR京浜東北線など)と馬車道駅(みなとみらい線)への回遊性が向上します。 ホテルと住宅のロビーはそれぞれ2階と18階とし、いずれも2層吹き抜けのゆとりある大空間とします。
構成イメージ
「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」は世界5大陸に約50軒のホテルを展開し、国内では「コンラッド東京」と「コンラッド大阪」の2軒を展開しており、「コンラッド横浜」は、2026年開業予定の「コンラッド名古屋」に次ぐ4軒目の開業となります。
同ホテルは、本計画の地上1階から16階を占め、約48㎡のスタンダードルームを中心とした全272室の客室のほか、料飲施設4店舗、ジム、スパ、屋内プール、エグゼクティブラウンジやウェディングチャペルに加え、宴会や会議の需要にも対応できる約360㎡のボールルームやミーティングスペースを備える予定です。
住友不動産の最上級賃貸レジデンス「ラ・トゥール」は、東京、大阪、京都、札幌に次ぐ5都市目の進出となり、本計画では総戸数224戸、平均専有面積100㎡超、最大280㎡、全部屋バルコニーレスで眺望を阻害しにくい、天井近くから足元近くまでのダイレクトスカイビューの住戸を供給します。
また、18階のみなとみらいを一望するスカイロビーは、2層吹き抜けのゆとりある大空間とし、パーティールームやフィットネスなどの共用施設を備え、24時間バイリンガル対応のコンシェルジュサービス、ヴァレーサービスによりラグジュアリーホテル並みのサービスを提供します。
2027年1月に入居を開始する予定です。
横浜ランドマークタワーより
2019年4月撮影。
建設地奥が「横浜北仲ノット」(地上58階、高さ199.95m)、建設地右が「横浜市役所」(地上32階、高さ155.4m)です。
市役所とほぼ同じ高さのビルが出現することになります。
国土交通省は2023年5月26日、国土交通大臣が「(仮称)北仲通北地区A1・2地区」を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。
これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。
報道発表資料は→こちら
北仲通北地区 配置図
A-1地区・A-2地区…「コンラッド横浜/(仮称)ラ・トゥール横浜」(2027年開業予定)
A-3地区…………………「ノートルダム横浜みなとみらい」(婚礼施設/2016年開業)
A-4地区…………………「横浜北仲ノット」(住宅・ホテル・商業施設/2020年開業)
B-1地区…………………(住宅・オフィス・商業施設/2027年6月竣工予定)
B-2地区…………………「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」(2019年開業)
B-3地区…………………「シャレール海岸通」(UR賃貸/2012年入居開始)
C地区………………………「横浜第二合同庁舎」(1996年竣工)
概要
ホテル名 | コンラッド横浜 |
---|---|
住宅名 | (仮称)ラ・トゥール横浜 |
計画名 | (仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト |
所在地 | 神奈川県横浜市中区北仲通6丁目103番地他(地番) |
最寄駅 | みなとみらい線「馬車道」駅 徒歩4分 |
建築主 | 株式会社大和地所、住友不動産株式会社 |
設 計 | 株式会社久米設計 |
施 工 | 鹿島建設株式会社 |
用 途 | ホテル(1~16階/272室)、賃貸住宅(18~40階/224戸)、駐車場 |
敷地面積 | 9,302.31㎡ |
建築面積 | 5,448.71㎡ |
延床面積 | 97,081.86㎡ |
構 造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、制振構造 |
階 数 | 地上40階、地下2階、塔屋2階 |
高 さ | 150.00m |
着 工 | 2023年04月30日予定 |
竣 工 | 2026年11月30日予定 |
備 考 |
[(仮称)ラ・トゥール横浜 概要] ◆貸主……………住友不動産株式会社 ◆総戸数…………224戸 ◆間取り…………1LDK~4LDK(予定) ◆専有面積………約65㎡~280㎡(予定) ◆契約期間………3年(定期借家契約) ◆竣工予定………2026年11月予定 ◆入居予定………2027年1月予定 ◆募集開始………2025年11月予定 ◆2024年4月10日付ニュースリリース(施設名発表)は→こちら ◆国土交通省2023年5月26日付報道発表資料は→こちら |
最終更新日:2024年4月10日
地図
A1・2地区まで、みなとみらい線「馬車道駅」より徒歩4分ほどです。
2024年1月7日撮影
①の地点は北仲橋の上です。
①の地点より見た建設地。
その右手。A4地区に立つ「横浜北仲ノット」(地上58階、高さ199.95m)です。 「横浜北仲ノット」は、商業・文化施設「北仲ブリック&ホワイト」(19店舗)と分譲住宅「ザ・タワー横浜北仲」(1,174戸)及びサービスアパートメント「オークウッドスイーツ横浜」(175室)で構成しています。
「横浜北仲ノット」と「横浜市役所」。
「横浜市役所」と建設地を結ぶ歩行者デッキ「北仲クロスデッキ」があります。
②の地点は「北仲クロスデッキ」の上です。
②の地点より見た建設地。杭・土工事を進めています。
その左手。
右手。
③の地点に移動しました。
③の地点より見た建設地。ここに地上40階、地下2階、高さ150m、延べ面積97,081㎡の大規模複合施設が出現します。
その左手。
右手。こちらに進みます。
④の地点は、A3地区に立つ結婚式場「ノートルダム横浜みなとみらい」前のデッキの上です。
④の地点より見た建設地。大和地所が開発するホテル(16階まで)は、高水準な宿泊機能(客室面積45㎡以上)やMICE施設を有する五つ星クラスのラグジュアリーホテルとなります。
その左手。「横浜市役所」(地上32階、高さ155.4m)です。
右手。「ノートルダム横浜みなとみらい」です。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点より見た建設地。奥に「横浜アイランドタワー」と「横浜市役所」が見えます。
その左手。日本初の都市型循環式ロープウェイとして2021年4月22日より運行を開始した「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)」の橋脚があります。
右手。この日の「YOKOHAMA AIR CABIN」の運行時間は10:00~22:00でした。運行前の様子です。
その右手。汽車道です。こちらに進みます。
⑥の地点に移動しました。
⑥の地点より見た建設地。住友不動産が開発するハイグレードな住宅(184戸)は18階以上に配置されます。100㎡以上の大型住戸で構成するほか、多言語対応のフロントやパーティールーム、フィットネスジムなども予定しています。
「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の建築計画のお知らせ。2026年11月末に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。