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白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業
白金一丁目西部中地区市街地再開発組合(東京都港区)は、白金高輪駅近くに地上39階、地下1階、高さ139.90m、総戸数973戸のタワーマンションを整備します。 参加組合員として東急不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大成有楽不動産、日本郵政不動産が参画。 特定業務代行者は大成建設。 2024年3月に既存建物の解体工事に着手しました。 2025年度の着工、2028年度の竣工を目指しています。
2024年7月28日撮影。南西側より見た建設地。既存建物を解体していました。
完成イメージ
南西側より見ています。 再開発事業ではA地区に高層棟(39階)と中層棟(14階)、B地区にB-1棟(地上4階)とB-2棟(地上4階)を建設します。 住宅の戸数はA地区が973戸、B地区が18戸。合計で991戸になります。 東京都は2018年7月の都市計画決定、2022年6月の組合設立認可を経て、2024年2月に権利変換計画を認可しています。
位置図
事業地は「白金アエルシティ」の北西側の約1.6ヘクタールの区域です。 白金アエルシティには、「白金タワー」(地上42階、高さ141.9m)や「NBFプラチナタワー」(地上26階、高さ116.35m)があります。 事業地北東側には、地上45階、高さ156.1mの「SHIROKANE The SKY」(白金ザ・スカイ)が2023年2月に完成しています。
概要
事業名 | 白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業 | ||
---|---|---|---|
所在地 | 東京都港区白金1丁目、3丁目地内 | ||
最寄駅 | 東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅 | ||
建築主 | 白金一丁目西部中地区市街地再開発組合 | ||
設 計 | ― | ||
施 工 | ― | ||
地区面積 | 約1.6ha | ||
街区名 | A街区 | B-1街区 | B-2街区 |
用 途 | 住宅(973戸)、店舗、子育て支援施設 | 住宅(12戸)、事務所、工場 | 住宅(6戸)、店舗 |
敷地面積 | 約11,126㎡ | 約486㎡ | 約534㎡ |
建築面積 | 約4,727㎡ | 約270㎡ | 約325㎡ |
延床面積 | 約97,947㎡ | 約998㎡ | 約953㎡ |
構 造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 | 鉄骨造 | 鉄骨造 |
階 数 | 地上39階、地下1階、塔屋2階 | 地上4階 | 地上4階 |
高 さ | 139.90m | 17.70m | 17.70m |
着 工 | 2025年度予定(既存建物解体:2024年3月~ 高山工業) | ||
竣 工 | 2028年度予定 | ||
備 考 |
◆コーディネーター…ユーディ都市建築研究所 ◆参加組合員…………東急不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大成有楽不動産、日本郵政不動産 ◆事業協力者…………大成建設 ◆特定業務代行者……大成建設 ◆東急不動産2019年10月30日付ニュースリリースは→こちら ◆東京都2022年6月24日報道発表資料(組合設立認可)は→こちら |
最終更新日:2024年8月7日
地図
事業地は住宅や町工場などが密集した地域です。 事業地まで東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」より徒歩3分ほどです。
2024年7月28日撮影
4工区に分けて既存建物の解体工事を進めています。①の地点よりスタートします。
①の地点よりA工区を見ています。高山工業が2024年3月1日~2025年7月31日の工期で既存建物等除去工事を進めています。
その右手。建設地北側の様子です。
完成時には幅員12mの歩道付道路(歩道状空地2m含む)に拡幅されます。
建設地東側は大久保通りです。建設地側に植栽付の歩道(2.5m)や歩道状空地(3m)が整備されます。
配置図を重ねました。①の地点のあたりにB-1棟(地上4階)やB-2棟(地上4階)が建ちます。B-1棟は1階が工場、2階が事務所、3~4階が住宅(12戸)になります。B-2棟は1~2階が店舗、3~4階が住宅(6戸)になります。
②の地点に移動しました。
②の地点より見たA工区。
その左手。この道路はなくなります。
その左手。C工区の建物はまだそのままです。
その左手。奥でB工区の建物を解体中です。
③の地点に移動しました。
③の地点よりB工区を見ています。2004年8月に竣工した「コムフラッツ白金」(地上9階、総戸数42戸)を解体中です。同マンションは築20年ほどで姿を消したことになります。
その右手。右はC工区です。間の街路は廃道になります。
左手。大久保通りです。
配置図を重ねました。③の地点のあたりに14階建ての中層棟が建ちます。中層棟は1階が店舗、2階が住宅用駐輪場、3~14階が住宅となります。
④の地点に移動しました。
④の地点より見たB工区。解体工事たけなわです。
その右手。大久保通り。
左手。建設地南側。この街路は歩道状空地5mも含め15m道路に拡幅されます。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点よりD工区を見ています。解体を待つ郵政省の「白金宿舎」があります。事業地内でもっとも大きな面積を占めています。
その右手。建設地南側。
左手。建設地西側。歩道状空地3mを含め11m道路となります。
配置図を重ねました。⑤の地点のあたりに39階建ての高層棟が建ちます。高層棟は地下1階が駐車場、1階が店舗、2階が保育園や住宅共用部、3~39階が住宅となります。住宅の戸数はA地区全体で973戸です。
⑥の地点に移動しました。
⑥の地点より見たD工区。「白金宿舎」の解体が始まっています。
その右手。建設地西側。
左手。赤線の手前までD工区です。
配置図を重ねました。このあたりには道路や広場が計画されています。
白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業は、2025年度に着工し、2028年度に竣工する予定です。