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BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)


野村不動産とJR東日本は2025年3月5日、東京都港区芝浦1丁目において、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」(総延べ面積約55万㎡)のうち、ツインタワー南側の一棟目「TOWER S」及び外構部の飲食店舗が2025年2月28日に竣工し、3月5日に竣工式を執り行ったと発表しました。

「TOWER S」は地上43階、地下3階、高さ228.88m。オフィス、商業施設、ホテルで構成。 設計は槇総合計画事務所、清水建設、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、日建設計。 施工は清水建設。 2025年7月にラグジュアリーホテル「フェアモント東京」、8月にオフィス及びオフィスサポートフロア、9月に商業店舗が開業する予定です。

「TOWER N」は地上45階、地下3階、高さ227.28m。オフィス、商業施設、住宅で構成。 2027年度に着工し、2030年度に竣工する予定です。



完成イメージ&開業スケジュール

BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)

[以下2枚、2025年3月5日付ニュースリリース(PDF)より引用]

先行して、Jaho Coffee & Tea(カフェ)、PALM SPRINGS CLUB(アメリカンダイニング)、Ortu(イタリアン酒場)の3店舗が浜松町駅と芝浦エリアを結ぶ「GREEN WALK」に2025年5月30日に開業する予定です。



用途構成

BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)

「TOWER S」の35~43階に日本初進出する「フェアモント東京」の客室はスイートを含む全219室を予定。 3つのレストランとバー、スパ、フィットネスセンター、プール、バンケット、カンファレンス、チャペルも完備します。

「TOWER S」7~33階のオフィスフロアは、1フロア約1,500坪のオフィス専有部と自然環境を活かした共用部からなります。

「TOWER S」1~3階のショップ&ダイニングは、「地域のHUB」となる2つのフードホールを中心に約40店舗の商業店舗が展開します。



位置図

芝浦一丁目プロジェクト/(仮称)芝浦一丁目計画

[2022年5月23日付ニュースリリース(PDF)より引用]

浜松町ビルディング(地上40階、高さ165.9m)の南側にあったスリーワンプラザ(地上1階)跡地にS棟(TOWER S)が建設されました。 2026年1月より「浜松町ビルディング」と「東芝浜松町ビル」(地上8階)を解体し、N棟(TOWER N)を建設します。

東京ガスと野村不動産は2025年3月5日、両者が共同で設立した東京ガス野村不動産エナジー(株)が整備した「芝浦エネルギーセンター」が竣工し、3月1日より「BLUE FRONT SHIBAURA」にエネルギー供給を開始したと発表しました。 これにより、芝浦地域冷暖房センターと芝浦エネルギーセンターが連携する、芝浦スマートエネルギーネットワークが始動します。 ニュースリリース(PDF)は→こちら

野村不動産と日立製作所は2025年3月5日、野村不動産と東京大学先端科学技術研究センターとの「カーボンニュートラル技術拠点に関する連携」活動の一環として、「BLUE FRONT SHIBAURA」の外構部分である「GREEN WALK」において、日立製作所 設計施工の『グリーン水素発電システム:G-HES(Green Hydrogen Energy System)』を構築・導入したと発表しました。 ニュースリリース(PDF)は→こちら



概要

名 称BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)
計画名芝浦プロジェクト/芝浦一丁目プロジェクト/(仮称)芝浦一丁目建替計画/(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事
ホテル名フェアモント東京(TOWER S)
所在地東京都港区芝浦一丁目1番1号ほか(地番)
最寄駅JR・東京モノレール「浜松町」駅、ゆりかもめ「日の出」駅
建築主野村不動産株式会社、東日本旅客鉄道株式会社
設 計株式会社槇総合計画事務所、清水建設株式会社、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、株式会社日建設計
区域面積約47,000㎡
敷地面積40,104.29㎡
建築面積28,192.39㎡
延床面積550,209.31㎡
構 造S造、一部 RC造、SRC造
基礎工法直接基礎
棟 名Ⅰ期(S棟)TOWER SⅡ期(N棟)TOWER N
施 工清水建設株式会社未定
用 途事務所、商業施設、ホテル、駐車場事務所、商業施設、住宅、駐車場
階 数地上43階、地下3階地上45階、地下3階
高 さ228.88m227.28m
解体着手2021年2月2026年1月予定
着 工2021年10月1日(起工式:2021年9月28日)2027年度予定
竣 工2025年2月28日(竣工式:2025年3月5日)2030年度予定
開 業2025年7月1日予定(ホテル)
2025年8月予定(オフィス)
2025年9月予定(商業施設)
備 考 ◆当初の建築主は野村不動産ビルディング、野村不動産、東日本旅客鉄道でした。
◆野村不動産と野村不動産ビルディングは2022年4月1日付で合併しています。
◆建築主2022年05月23日付ニュースリリース(計画詳細発表)は→こちら
◆建築主2023年12月11日付ニュースリリース(ビルミライ導入)は→こちら
◆建築主2024年05月30日付ニュースリリース(街区名称発表)は→こちら
◆建築主2025年03月05日付ニュースリリース(TOWER S 竣工)は→こちら
◆国土交通省2021年10月22日付報道発表資料は→こちら

最終更新日:2025年3月5日



地図

矢印はS棟(TOWER S)建設地を示しています。 JR・東京モノレール「浜松町駅」とは連絡通路を介し徒歩5分ほどです。

国土交通省は2021年10月22日、国土交通大臣が「(仮称)芝浦一丁目計画」を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。



2024年5月25日撮影(S棟=TOWER S/N棟=TOWER N)

BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)

[地理院地図(国土地理院)をもとに作成]

①の地点よりスタートします。




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①の地点の様子です。浜松町駅より続く連絡デッキはこの地点付近で地上の通路となります。




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左手に東芝浜松町ビル(地上8階)があります。




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その南側に地上40階、高さ165.9mの浜松町ビルディング(東芝ビルディング)があります。




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その南側でS棟(地上43階、高さ228.88m)を建設中です。




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1984年に「東芝ビルディング」として開業し、2013年に「浜松町ビルディング」に改称。改称後も東芝の本社が入っていましたが、東芝は2024年5月16日、2025年度上期に川崎市に本社を移転することを発表。この地から「東芝」が消えることになります。




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さらに南に進みます。




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②の地点に移動しました。




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②の地点より見たS棟。上棟したようですね。




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その左手。東京モノレールの橋脚があります。




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右手。建設地南側にはN棟(左)とS棟(右)で構成するツインビル「シーバンス」(地上24階、高さ98.8m)があります。




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シーバンス敷地内より見たS棟。S棟の1階~3階はショップ&ダイニングになります。飲食店を中心に約40店舗が集結する予定です。




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その右手。シーバンスN棟。




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③の地点に移動しました。




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③の地点より見たS棟。7階~33階がオフィス及びオフィスサポートフロアとなります。オフィスフロアには野村不動産をはじめとする野村不動産グループが本社機能を移す予定です。




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④の地点に移動しました。




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④の地点より見たS棟。 28階には、会議室やラウンジ、バケーション、共創のエリアのほか、幅10mの大開口があるバックデッキを設けたテラスエリア、サウナや岩盤浴、フィットネスジムを備えるウェルネスなどのエリアを整備する予定です。




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⑤の地点より見たS棟。35階~42階にラグジュアリーホテル「フェアモント東京」が進出します。客室はスイートを含む全219室。チャペルやバンケットも備えます。




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その左手。S棟南側の様子。




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右手。新芝浦橋の架け替え工事が進められていました。同時に道路も改良され、S棟南側道路と真っすぐに結ばれるようになります。




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⑥の地点は末広橋の上です。




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⑥の地点(末広橋)より見たS棟。「フェアモント東京」は、運河沿いの立地を活かし、ホテルサービスと一体になったクルージングを提供。2025年夏に開業する見通しです。




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その左手。シーバンスのS棟(左)とN棟(右)。




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右手。芝浦運河です。




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⑦の地点に移動しました。




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⑦の地点より見たS棟。 清水建設が開発した制振システム「BILMUS」を実用化第一弾として採用します。




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S棟と浜松町ビルディング。




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工事中の新芝浦橋。




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仮橋があります。




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仮橋より見たS棟。接近すると高層部が見えなくなります。




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その下方。仮橋。




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その左手。新芝浦橋を建設中です。




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その左手。建設中の新芝浦橋。




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続いて右手の様子。S棟と浜松町ビルディング。




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その右手。芝浦運河。




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⑧の地点に移動しました。




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⑧の地点より見たS棟。




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その左手。水辺に面したバルコニーも整備されます。




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右手。浜松町ビルディング。2025年2月のS棟完成後に解体され、2027年度~2031年度の工期でN棟が建設されます。




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田町駅(三田駅)付近に移動しました。遠くにS棟が見えます。




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拡大しました。




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2024年5月5日撮影。晴海地区にある臨港消防署付近より見ています。




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拡大しました。




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さらに拡大。2030年度末にはほぼ同じ高さの超高層ビルが並ぶことになります。




BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)の建築計画のお知らせ

「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」の建築計画のお知らせ。前回撮影時と内容は同じです。写真クリックで拡大画像を表示。


《過去の写真はこちら》




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