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住友不動産東京三田ガーデンタワー
住友不動産東京三田ガーデンタワーは、三田三・四丁目地区市街地再開発組合が東京都港区三田3丁目に新設した地上42階、地下4階、高さ215m、延べ面積約199,705㎡の超高層ビルです。 住友不動産が地権者ならびに参加組合員として参画。 設計は久米設計、施工は大林組。 2023年3月に竣工しました。
2023年7月23日撮影
配置図
[住友不動産2022年10月31日付ニュースリリース(PDF)より引用]
右上が北になります。
三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業では総延べ面積約229,000㎡の下記施設を整備しています。
複合棟-1が「住友不動産東京三田ガーデンタワー」です。
全体の工事完了は2025年度を予定しています。
なお、既存の「住友不動産三田ツインビル西館」は地上43階、高さ179.3mです。
[複合棟-1] 地上42階、地下4階、延べ約199,705㎡、事務所・貸会議室・店舗
[複合棟-2] 地上07階、地下1階、延べ約__7,400㎡、幼稚園・専修学校
[住宅棟-1] 地上09階、地下1階、延べ約_21,500㎡、住宅(約255戸)
[住宅棟-2] 地上04階、地下2階、延べ約____600㎡、店舗・住宅
位置図
「住友不動産東京三田ガーデンタワー」は田町、三田エリア最高層のビルとなります。
全体概要
事業名 | 三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 | |||
---|---|---|---|---|
計画名 | (仮称)東京三田再開発プロジェクト | |||
所在地 | 東京都港区三田3、4丁目地内 | |||
最寄駅 | JR「田町」駅、都営地下鉄「三田」駅 | |||
建築主 | 三田三・四丁目地区市街地再開発組合 | |||
区域面積 | 約4.0ha | |||
棟 名 | 複合棟-1 オフィスタワー棟 | 複合棟-2 | 住宅棟-1 | 住宅棟-2 |
名 称 | 住友不動産東京三田ガーデンタワー | 聖徳大学幼児教育専門学校 聖徳大学三田幼稚園 | 三田聖坂ガーデンレジデンス | ― |
地名地番 | 三田3丁目11-2他 | 三田3丁目1005 | 三田4丁目101-1他 | 三田4丁目2000 |
住居表示 | 三田3丁目5-19 | 三田3丁目4-28 | 三田4丁目15-1 | ― |
設 計 | 久米設計 | 石本建築事務所 | 久米設計・長谷工コーポレーションJV | 久米設計、 すわ製作所関西 |
施 工 | 大林組 | 竹中工務店 | 長谷工コーポレーション・大林組JV | 辰 |
用 途 | 事務所、貸会議室、 店舗、駐車場 | 幼稚園、専修学校 駐車場 | 住宅(約255戸)、 駐車場 | 住宅(戸数未定)、 生活支援施設 |
敷地面積 | 19,170.29㎡ | 2,916㎡ | 7,710㎡ | 335.23㎡ |
建築面積 | 8,140㎡ | 1,430㎡ | 2,910㎡ | 176.60㎡ (201.10㎡) |
延床面積 | 199,705.60㎡ | 7,400㎡ | 21,500㎡ | 534.12㎡ (589.69㎡) |
構 造 | SRC造 | S造、一部RC造 | RC造 | RC造 |
基 礎 | 直接基礎 | 直接基礎 | 杭基礎 | 杭基礎 |
階 数 | 地上42階、地下4階 | 地上7階、地下1階 | 地上9階、地下1階 | 地上4階、地下2階 |
高 さ | 215m | 28.5m | 31.5m | 11.065m |
着 工 | 2019年10月中旬 | 2021年2月1日 | 2020年6月中旬 | 2021年4月1日 |
竣 工 | 2023年3月 | 2023年4月供用開始 2024年7月30日 | 2023年7月 | 2025年3月31日 |
全体竣工 | 2025年3月予定 | |||
全体供用開始 | 2025年度予定 | |||
備 考 |
◆参加組合員…………住友不動産 ◆事業協力者…………住友不動産、大林組 ◆コンサルタント……日建設計、上野計画事務所 ◆再開発事業の経緯 ・2011年03月23日……準備組合設立 ・2017年09月12日……都市計画決定 ・2018年06月22日……組合設立認可(事業計画認可) ・2020年01月29日……権利変換計画認可 ・2020年03月17日……建築工事着工 ・2023年03月…………オフィスタワー棟(複合棟-1)竣工 ・2025年度……………工事完了(予定) ◆住友不動産2018年06月22日付ニュースリリース(PDF)は→こちら ◆住友不動産2022年10月31日付ニュースリリース(PDF)は→こちら |
最終更新日:2023年8月11日
地図
住友不動産東京三田ガーデンタワーまで、都営浅草線・都営三田線「三田駅」より徒歩4分、JR「田町駅」より徒歩5分ほどです。
2023年7月23日撮影
複合棟1が「住友不動産東京三田ガーデンタワー」、複合棟2が「聖徳大学幼児教育専門学校」(1~2階は幼稚園)です。 ①の地点からスタートします。
①の地点にある歩行者デッキより見た「住友不動産三田ツインビル西館」(左奥)と「住友不動産東京三田ガーデンタワー」。 前者は赤をふんだんに使っていますが、後者は控え目です。
第一京浜を南西方向に進みました。「住友不動産東京三田ガーデンタワー」の右下に「聖徳大学幼児教育専門学校」が見えます。
②の地点に移動しました。
②の地点より見た「住友不動産東京三田ガーデンタワー」。手前にあった札ノ辻歩道橋は撤去され・・・
新しい歩道橋をつくっていました。工期は2023年4月3日~2024年6月頃です。写真クリックで拡大画像を表示。
③の地点に移動しました。現在は歩道橋が無いため、②の地点から③の地点まではぐるりと遠回りする必要があります。
③の地点より見ています。2023年3月に竣工していますが、竣工後もしばらくはビル名が公表されていませんでした。
「住友不動産三田ツインビル西館」と「住友不動産東京三田ガーデンタワー」です。 「住友不動産三田ツインビル東館」(地上17階、高さ85.5m)は少し離れた場所にあります。
その低層部の様子。
奥に、住宅棟1として建設された「三田聖坂ガーデンレジデンス」が見えます。
その右手。「住友不動産東京三田ガーデンタワー」は、地上42階、地下4階、高さ215m、延べ面積約199,705㎡です。
左手。「住友不動産三田ツインビル西館」は、地上43階、地下2階、高さ179.3m、延べ面積98,503㎡です。2006年9月に竣工しています。
「住友不動産東京三田ガーデンタワー」は、南西側低層部が張り出しています。
「住友不動産東京三田ガーデンタワー」は、地震に備えて免震+制振のハイブリット構造を採用しています。 27階スカイロビーの階下部に中間免震層を設け、かつ全フロアに制振壁、屋上に制振装置を設置する事で揺れを低減します。
④の地点に移動しました。
④の地点より見た「住友不動産三田ツインビル西館」。1~30階にオフィス、32~43階に高級賃貸マンション「ラ・トゥール三田」(109戸)を配置しています。
④の地点より見た「住友不動産東京三田ガーデンタワー」。複雑な形状です。
駐車場は平置81台、機械式324台を用意しています。
二層吹き抜け、天井高9.5mのオフィスエントランスを設け、27階のスカイロビーとはシャトルエレベーターで結んでいます。
オフィスフロアの基準階面積は、低層部が1,204.03坪(3,980.16㎡)、高層部が889.98坪(2,942.02㎡)で、総貸室面積は37,226.06坪(122,058.21㎡)です。
オフィスフロアの天井高は3.0mです。15階と27階は3.5mで、特に高くしています。
その右手。「聖徳大学幼児教育専門学校」です。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点より見ています。
その右下。「聖徳大学幼児教育専門学校」と「聖徳大学三田幼稚園」の全景です。2023年4月より供用を開始しています。
少し北東に進んだ地点より。
ふたたび全景。よく見ると、右奥で既存建物の解体工事が進められているのわかります。跡地は広場になります。
その右手。解体工事のためのゲートがありました。
⑥の地点は聖坂です。
⑥の地点より見ています。このあたりは公園や広場になり、完成後は、建設中の札ノ辻歩道橋に抜けられるようになります。
⑥の地点より見た「住友不動産東京三田ガーデンタワー」。
その右手。聖坂です。こちらに進みます。
これらの建物の跡地も広場になります。
その先に住宅棟2が建ちます。規模は地上4階、地下2階、高さ11.065m、延べ面積534㎡です。2025年3月に竣工する予定です。
その右手。「三田聖坂ガーデンレジデンス」(住宅棟1)があります。2023年7月竣工ですが、2023年5月に仮使用許可を取得しています。
「三田聖坂ガーデンレジデンス」は、地上10階(建築確認申請上は地上9階、地下1階)、高さ31.5m、延べ面積21,500㎡、総戸数224戸です。
住宅棟1建設地と「三田聖坂ガーデンレジデンス」の間から見た「住友不動産東京三田ガーデンタワー」です。
⑦の地点に移動しました。
⑦の地点より見た「三田聖坂ガーデンレジデンス」です。224戸のうち15戸を住友不動産が賃貸住宅として供給しています。
その左手。
⑧の地点に外部エレベーターがあります。
エレベーターは左下に見えます。奥に「住友不動産三田ツインビル西館」がそびえています。
エレベーター付近より見た「三田聖坂ガーデンレジデンス」。
エレベーター付近より見た「住友不動産東京三田ガーデンタワー」。
エレベーターで下に降りて接近しました。
2023年8月10日の時点では、京セラグループ東京事業所、三菱電機インフォメーションシステムズ本社、ユニ・チャーム本社、エムオーテックス本社、エクシオ・デジタルソリューションズ本社、カバー本社の入居が確認できました。