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東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー
東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワーは、森トラストとNTT都市開発が東京都港区赤坂2丁目に新設した地上43階、地下3階、高さ209.14m、延べ面積約208,000㎡の超高層ビルです。
オフィスを主体とし、高層部にホテルやサービスアパートメント、低層部に店舗やクリニックおよび歴史・文化発信施設を設けます。
設計・施工は大成建設。
2024年8月に第1期が竣工しました。
2025年10月に第2期が竣工し、全体が完成する予定です。
森トラストは2024年11月18日、米国のホテル運営企業「SH Hotels & Resorts」が展開するサステナブル・ラグジュアリーライフスタイルホテル「1 Hotels(ワンホテルズ)」を日本で初めて誘致し、本ビルに「1 Hotel Tokyo」を開業すると発表しました。
ホテルは38~43階に展開。客室は211室。レストラン、カフェ、フィットネス、スパ、プール、ミーティングルームも備えます。
2025年秋に開業する予定です。
ニュースリリースは→こちら
2024年9月15日撮影。
森トラストとNTT都市開発は2024年10月31日、共同で進めている大規模複合開発プロジェクト「東京ワールドゲート赤坂」が8月に第1期竣工を迎え、10月31日に竣工式を行ったと発表しました。
本竣工となる第2期竣工にむけて、心身の健康と生産性の向上に貢献するウェルビーイングな街の創造を目指して、日本初進出となる外資系ラグジュアリーホテルの誘致や「東京ワールドゲート赤坂」と赤坂氷川神社を結ぶ快適な歩行者空間の整備などを進めていくとしています。
ニュースリリースは→こちら
概要図
[森トラスト2024年10月31日付ニュースリリースより引用]
地下1階にリムジンバスやタクシー乗り場、1~2階に店舗やクリニック、1~3階に歴史文化発信施設、3階及び5~36階にオフィス、38~43階にホテルやサービスアパートメントを配置します。
位置図
「東京ワールドゲート赤坂」は超高層ビル「赤坂トラストタワー」のほか、改修した「NTT赤坂ビル」及び既存の「ATT EAST」で構成しています。
国土交通大臣は2021年2月12日、当プロジェクトを優良な民間都市再生事業計画として認定しました。
また、東京圏国家戦略特別区域における国家戦略都市計画建築物等整備事業として内閣総理大臣による認定も受けています。
概要
街区名 | 東京ワールドゲート赤坂 |
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建物名 | 赤坂トラストタワー |
ホテル名 | 1 Hotel Tokyo |
計画名 | (仮称)赤坂二丁目プロジェクト |
所在地 | 東京都港区赤坂2丁目17-22(住居表示) |
最寄駅 | 東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅、東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」駅 |
建築主 | 森トラスト株式会社、エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社 |
設 計 | 大成建設株式会社 |
施 工 | 大成建設株式会社 |
用 途 | オフィス、ホテル、サービスアパートメント(共同住宅)、ホール・ミュージアム(展示場)、店舗、クリニック |
敷地面積 | 13,102.25㎡(*15,735.14㎡)(※約13,100㎡) |
建築面積 | 6,670.42㎡(*7,712.01㎡) |
延床面積 | 209,688.89㎡(*219,612.69㎡)(※約208,000㎡) |
構 造 | 地上:CFT+S造/地下:一部 SRC、RC造 |
基礎工法 | 直接基礎、杭基礎 |
階 数 | 地上43階、地下3階、塔屋2階 |
高 さ | 209.14m |
着 工 | 2021年1月15日(安全祈願祭:2021年3月16日) |
竣 工 | 第1期:2024年8月(竣工式:2024年10月31日) 第2期:2025年10月予定 |
開 業 | 2024年8月(ホテル:2025年秋予定) |
備 考 |
*印は既存の「NTT赤坂ビル」(地上7階、地下3階)を含んだ数字 ※印は森トラスト公式サイトより ◆国土交通省2021年2月12日付報道発表資料は→こちら ◆森トラスト2024年10月31日付ニュースリリース(竣工式開催)は→こちら ◆森トラスト2024年11月18日付ニュースリリース(ホテル決定)は→こちら ◆森トラスト公式サイトは→こちら |
最終更新日:2024年11月28日
地図
「赤坂ツインタワー」(地上18階、高さ66.35m)の跡地などに誕生しました。 東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」や東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前駅」と地下通路で結ばれています。
2024年9月15日撮影
①の地点よりスタートします。
①の地点より見ています。完成した「赤坂トラストタワー」がそびえています。手前では第2期工事が進められています。
その左手。こちらに進みます。
「旧メディカルスクエア赤坂」(地上4階)を田中建設工業が2024年9月2日~2025年3月12日の工期で解体していました。 なお、「メディカルスクエア赤坂」は2024年9月2日、「赤坂トラストタワー」2階に移転開業しています。
②の地点に移動しました。
②の地点より見た「赤坂トラストタワー」。
その右手。解体中の「旧メディカルスクエア赤坂」です。 跡地は「赤坂の森」と呼ばれる緑地などになります。
「赤坂トラストタワー」は地上43階、地下3階、高さ209.14m、延べ面積209,283㎡です。
地下1階にリムジンバスやタクシー乗り場、1~2階に店舗やクリニック、1~3階に歴史文化発信施設、3階及び5~36階にオフィス、38~43階にホテルやサービスアパートメントを配置します。
③の地点に移動しました。
③の地点より見上げました。
街区名は「東京ワールドゲート赤坂」です。
案内板がありました。写真クリックで拡大画像を表示。
平面図と概要図です。写真クリックで拡大画像を表示。
平面図部分を拡大しました。右側の「工事範囲」と記載の場所で第2期工事が進められています。写真クリックで拡大画像を表示。
概要図部分を拡大しました。 右側の「ATT EAST」は、「ATT新館」として1992年7月に竣工した地上13階、地下1階、延べ面積16,741㎡のオフィスビルです。 写真クリックで拡大画像を表示。
ショップ&レストランの案内です。こらからどんどん埋まっていくことでしょう。写真クリックで拡大画像を表示。
「赤坂トラストタワー」は地震に備えて制震構造を採用。38階より上は免震構造を採用しています。ホテルの真下に免震層を設置していることになりますね。
オフィスフロアの基準階貸室面積は約3,388㎡(約1,025坪)です。天井高は基準階が2.9m、特殊階(13、21、26、36階)は3.0mとしています。
その右下。「ウェルカムプラザ」と呼ばれる緑地があります。
公開空地の案内がありました。写真クリックで拡大画像を表示。
平面図部分を拡大しました。同時に整備された「NTT赤坂ビル」も描かれています。
「NTT赤坂ビル」です。改修され綺麗になっています。
六本木通り側低層部の様子。
銘板です。
④の地点に移動しました。
④の地点より見た「NTT赤坂ビル」。
その右手。六本木通り側です。木も植えられています。
左手。歩道が新設されていました。こちらに進みます。
新設された石段。
その左手。新設歩道の様子。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点より見た「赤坂トラストタワー」。 オフィスフロアの中央部はスケルトン仕様としています。 また、専用部内に、上下フロアをつなぐ内階段やインナーテラスを設置可能としています。
敷地内に緑道が整備されていました。
緑道より見上げました。 27階にはスカイロビーラウンジやスカイテラスを設けています。
緑道の途中に案内板がありました。
第2期工事が完成すれば通り抜けできるようです。
緑道より。東側からになります。地下に374台を収容する駐車場を設けています。
さらに緑道を進んだ地点より。
その右手。広場があります。歴史文化発信施設と直結するこの広場は「体験の庭」と名付けられています。
左手。この先で緑道は行き止まりです。
引き返しました。
南西側より見上げました。38~48階にはラグジュアリーホテル及びサービスアパートメントが開業予定ですが、2024年9月27日時点では詳細は明らかになっていません。
その右手。
このあたりは「四季の庭・四季の丘」と名付けられています。
山車が並んでいました。 1~3階に歴史文化発信施設「(仮称)江戸ビジターセンター」が整備予定です。 武家文化・サムライなどをテーマに、リアルとバーチャル双方の展示・体験を楽しめるミュージアムをはじめ、イベントスペースとなるホールや江戸型山車の展示スペースなどが設けられるとのこと。 2024年9月27日時点では開業日は不明です。
その先に地下鉄通路と接続するエスカレーターがあります。
その左手。
六本木通りの反対側歩道から見ています。頭上は首都高速都心環状線です。
別角度から。右は「ATT EAST」です。「東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー」の第2期工事については2025年10月に完了し、全体が完成する予定です。