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オークラ プレステージタワー/オークラ ヘリテージウイング
(The Okura Tokyo)
ホテルオークラは、東京都港区虎ノ門2丁目の「ホテルオークラ東京本館」跡地に超高層複合ビルを新設しました。
設計は大成建設・谷口建築設計研究所・観光企画設計・日本設計・森村設計・NTTファシリティーズJV、施工は大成建設。
(階数は運用呼称)
◆オークラ プレステージタワー:地上41階、地下1階、高さ188.60m、延べ約153,000㎡
◆オークラ ヘリテージウイング:地上17階、地下1階、高さ75.05m、延べ約27,000㎡
ホテルオークラの旗艦ホテルとなる「The Okura Tokyo」(508室)は、「オークラ プレステージ」(368室)と「オークラ ヘリテージ」(140室)の2つのブランドで展開します。
2019年9月12日に開業しました。
オークラ プレステージタワー(The Okura Prestige Tower)
2020年2月1日撮影。地上41階、地下1階、高さ188.65m。
ホテル名は「オークラ プレステージ」。
28階~40階に配置する客室368室(標準客室面積約50㎡)のうちスイートルームは10室。
39階~40階には日本最大の広さを誇るメゾネットタイプの「インペリアルスイート」(584㎡/最大730㎡)を用意しています。
このほか、ホテルの施設として、レストラン3店舗、バー2店舗、大宴会場2室、中宴会場6室、小宴会場12室、婚礼施設(チャペル2、神殿1)、クラブラウンジ、フィットネス&スパ、プールなどを完備しています。
8階~25階は延べ面積約64,000㎡、基準階貸室面積約2,300㎡のオフィスフロアです。
3階~4階にオフィスエントランスロビー、8階にテナント専用ラウンジを設置。
日鉄興和不動産、大成建設、ホテルオークラ、日本政策投資銀行の4者が出資する特別目的会社(SPC)が運営します。
オークラ ヘリテージウイング(The Okura Heritage Wing)
2020年2月1日撮影。地上17階、地下1階、高さ75.05m。
ホテル名は「オークラ ヘリテージ」。
7~17階に配置する140室(標準客室面積約60㎡)のうちスイートルームは7室です。
最上階には256㎡の広さを持つ和を基調とした「プレジデンシャルスイート」を用意。
このほか、レストラン2店舗、バー1店舗、茶室を備えています。
概要図
ホテルの正面エントランスロビーを各棟の5階に置き、宴会エントランスは1階、オフィスエントランスロビーは3~4階に配置しています。 なお、営業上の理由で「オークラ ヘリテージウイング」には13階が無いようです。
概要
名 称 | 高層棟:オークラ プレステージタワー(ホテル名:オークラ プレステージ) 中層棟:オークラ ヘリテージウイング(ホテル名:オークラ ヘリテージ) |
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ホテル名 | The Okura Tokyo(オークラ東京) |
計画名 | ホテルオークラ東京本館建替計画/(仮称)虎ノ門2-10計画 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門二丁目103番1号外(地番)/東京都港区虎ノ門2-10-4(住居表示) |
最寄駅 | 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅 徒歩6分/東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅 徒歩10分 東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅 徒歩15分 |
建築主 | 株式会社ホテルオークラ |
CM・監理 | 三菱地所設計 |
設 計 | 虎ノ門2-10計画設計共同体(大成建設、谷口建築設計研究所、観光企画設計、日本設計、森村設計、NTTファシリティーズ) |
施 工 | 大成建設 |
用 途 | ホテル(508室)、オフィス、飲食店舗、駐車場 |
敷地面積 | 20,442.44㎡ |
建築面積 | 13,262.54㎡ |
延床面積 | 180,905.72㎡ |
構 造 | 地上:鉄骨造 地下:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
高 さ | オークラ プレステージタワー:188.600m(軒高175.750m) オークラ ヘリテージウイング:75.050m |
階 数 | 建築基準法上:地上38階、地下4階 オークラ プレステージタワー(運用呼称)地上41階、地下1階 オークラ ヘリテージウイング(運用呼称)地上17階、地下1階 |
着 工 | 2016年6月1日(解体工事着手:2015年9月1日) |
竣 工 | 2019年7月31日 |
開 業 | 2019年9月12日(ホテル) |
備 考 |
◆2015年8月末日:旧本館閉館 ◆「The Okura Tokyo」 公式HPは→こちら |
最終更新日:2020年2月10日
地図
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から徒歩6分、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」から徒歩10分ほどです。 2020年6月6日にはそれらより近い位置に、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が開業する予定です。
2020年2月撮影
2020年2月1日撮影。地上41階、地下1階、高さ188.65mの超高層ビル「オークラ プレステージタワー」です。ホテルとオフィスが同居しています。
その左手。地上17階、地下1階、高さ約75mの「オークラ ヘリテージウイング」です。こちらは一棟すべてホテルになります。
その左手。 リニューアルオープンした「大倉集古館」があります。 日本・東洋の古美術品と近代絵画を中心に、国宝3件、重要文化財13件および重要美術品44件を含む美術品約2,500件を所蔵しています。
「オークラ プレステージタワー」のオフィスフロアは8~25階です。基準階面積2,277.32㎡(688.89坪) 、天井高2,850mmを確保しています。 3~4階にはオフィスロビーのほか、3階にコンビニ、4階にオフィスレストランを設けています。
「オークラ ヘリテージウイング」と「オークラ プレステージタワー」。
「オークラ プレステージタワー」の南側には「虎ノ門タワーズオフィス」(地上23階・高さ112.407m)が立っています。
「オークラ プレステージタワー」のオフィスフロアには2020年2月10日現在、JX金属(株)本社、積水化学工業(株)東京本社、(株)日本エスコン東京本社、日本コーンスターチ(株)本社、(株)ジョッブス本社、青山綜合会計事務所、ジョーンズ・デイ法律事務所が入居または入居予定です。
「オークラ プレステージタワー」のホテル施設は、1~2階に宴会場、5階にホテルロビーやレストラン&バー、6階にレストラン、7階に宴会場、26階にスパ、27階にフィットネスクラブ、28~40階に客室、41階にレストラン&バーや宴会場を配置しています。 最大の宴会場「平安の間」は約2,000㎡の広さを持ち、立食スタイルで約2,000名を収容します。
客室は28~40階に368室あり、このうちスイートルームは10室を用意しています。 特にメゾネットタイプの「インペリアルスイート」は584㎡の広さを持ち、隣接する2室と合わせ最大730㎡の広さになるそうです。 超VIPが泊まるのでしょうね。
建設地東側は江戸見坂です。
坂に沿って港区立江戸見坂公園が造られ、石段も出現していました。
江戸見坂公園の案内図。写真クリックで拡大画像を表示。
江戸見坂公園の様子。
江戸見坂公園の様子。
江戸見坂公園から見た「オークラ プレステージタワー」。
江戸見坂公園から見た「オークラ ヘリテージウイング」。
北東側から見た「オークラ ヘリテージウイング」。 「ヘリテージウイング」は、4階に日本料理店、5階にホテルロビーやレストランを配置し、6~17階に客室140室を用意しています。 このうちスイートルームは7室です。 最大の「プレジデンシャルスイート」は256㎡の広さを持ちます。
北側から見た「オークラ プレステージタワー」。
そして「オークラ ヘリテージウイング」。こちら側に宴会場の入口がありました。