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築地地区まちづくり事業


三井不動産、トヨタ不動産、読売新聞グループ本社の3社は2025年8月22日、3社を中心に2024年12月に設立した築地まちづくり株式会社(特別目的会社)が策定した「築地地区まちづくり事業」を推進するための基本的な考え方や施設の整備方針などを示した基本計画を発表しました。 2030年代前半以降の開業を目指しています。



完成イメージ

築地地区まちづくり事業

[以下図面、2025年8月22日付ニュースリリースより引用]

南側から見ています。右手前は隅田川に架かる築地大橋です。 かつての築地市場は貨物列車を引き込むために扇形状の建物だったという歴史的文脈に加え、調和や末広がり、繁栄の願いを込めた「扇」をデザインモチーフとして用いて、「陸・海・空」の視点から象徴的な景観を創出するとしています。



配置図

築地地区まちづくり事業

主要用途/機能高さ延床面積
①大規模集客・交流施設スタジアム、店舗等約40~1108約17.9万㎡
②ライフサイエンス・商業複合棟ラポ&オフィス、インキュベーション施設、店舗等約19033約40万㎡
③MICE・ホテル・レジデンス棟ホテル、MICE施設、住宅、店舗等約21046約14.6万㎡
④⑤ホテル棟ホテル、店舗等約15028約5.7万㎡
⑥レジデンス棟住宅、店舗等約18038約9.0万㎡
⑦オフィス・レジデンス棟オフィス、住宅、店舗等約19045約12.6万㎡
⑧舟運・シアターホール複合棟ホール、店舗(フードホール等)、フードラポ等約507約3.2万㎡
⑨オフィス棟オフィス、店舗等約21042約23.1万㎡
ABC水辺やまちに面する広場や緑地空間等

※階数は環境影響評価調査計画書より



配置図

築地地区まちづくり事業

事業地は築地市場の跡地です。 東京都は2024年4月19日、「築地地区まちづくり事業」の事業予定者を三井不動産を代表企業とするグループに決定しています。



全体概要

名 称築地地区まちづくり事業
所在地東京都中央区築地五丁目及び築地六丁目各地内
最寄駅都営大江戸線「築地市場」駅
建築主 築地まちづくり株式会社(特別目的会社)構成企業

[事業会社](開発・運営責任を負う)
三井不動産株式会社(代表企業)
トヨタ不動産株式会社
株式会社読売新聞グループ本社

[建設]
鹿島建設株式会社
清水建設株式会社
大成建設株式会社
株式会社竹中工務店

[設計]
株式会社日建設計
パシフィックコンサルタンツ株式会社

[協力]
株式会社朝日新聞社
トヨタ自動車株式会社
設 計株式会社日建設計、パシフィックコンサルタンツ株式会社
施 工鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社竹中工務店
用 途全天候・超多機能型施設、MICE施設、店舗、シアターホール、オフィス、ホテル、住宅等
敷地面積約19万㎡(活用都有地面積)
※将来の公益施設用地等を除く貸付予定面積は約18.7haとなる見通し
建築面積
延床面積約126万㎡(8棟)
構 造S・SRC・RC造
階 数地上7階~地上46階
高 さ約40m~約210m
着 工
竣 工
開業時期2030年台前半以降
備 考 ◆東京都HPは→こちら
◆事業者2025年8月22日付ニュースリリースは→こちら
◆基本計画は→こちら
◆公式HPは→こちら

最終更新日:2025年8月22日



地図

事業地は都営大江戸線「築地市場駅」の隣接地です。 事業地内には2040年頃の開業を目指す「都心部・臨海地域地下鉄構想」の「新築地(仮称)駅」も計画されています。






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