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渋谷一丁目地区共同開発事業
国土交通省は2024年7月23日、国土交通大臣が、渋谷一丁目地区共同開発事業を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。 これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置を受けることができます。 本事業では、ヒューリックと清水建設が共同で設立した渋谷一丁目開発(株)が、東京都渋谷区渋谷1丁目に事務所、賃貸住宅、多目的ホール、店舗、駐車場などで構成する地上14階、地下2階、高さ68.21m(最高71.10m)、延べ面積47,350㎡の複合施設を新設します。 設計・施工は清水建設。 2027年6月に竣工する予定です。
完成イメージ
美竹公園を立体都市公園化し地下に多目的ホールを設けます。 本体低層部には商業施設やオフィスラウンジ、創造文化教育施設、子ども教育施設を配置し、中層部には住宅(26戸)、高層部にはオフィスを計画しています。
現地の様子
2024年5月3日撮影。既存建物を解体していました。
概要
名 称 | 都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業 |
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所在地 | 東京都渋谷区渋谷1丁目18番3ほか(地番) |
最寄駅 | 東京メトロ・東急・JR・京王「渋谷」駅 |
建築主 | 渋谷一丁目開発株式会社(ヒューリックと清水建設が共同で出資し設立) |
設 計 | 清水建設株式会社 |
施 工 | 清水建設株式会社 |
用 途 | 業務施設、賃貸住宅(26戸)、創造文化教育に資する施設、多目的ホール、商業施設 |
敷地面積 | 9,670.81㎡ |
建築面積 | 3,983.23㎡ |
延床面積 | 47,350.60㎡ |
構 造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 直接基礎 |
階 数 | 地上14階、地下2階、塔屋1階 |
高 さ | 68.21m(最高71.10m) |
着 工 | 2024年7月8日予定 |
竣 工 | 2027年6月30日予定 |
備 考 | ◆国土交通省2024年7月23日付報道発表資料は→こちら |
最終更新日:2024年7月24日
地図
建設地近くに東京メトロ・東急「渋谷駅」B1出入口があります。
2024年5月3日撮影
①の地点よりスタートします。
①の地点より建設地を見ています。ここには美竹公園がありました。計画では地下に多目的ホール(ミタケアリーナ)が整備され、その上に新しい美竹公園がつくられます。
その左手。建設地西側の様子。
右手。建設地南側。中央左の建物は交番です。こちらに進みます。
交番の先の様子です。こちらに地上14階、地下2階、高さ68.21m(最高71.10m)、延べ面積47,350㎡の複合施設が建ちます。
中央奥は「青山パークタワー」(地上34階. 高さ113.6m (最高119.95m) です。
②の地点に移動しました。
②の地点より見た建設地です。 東京都都市整備局と渋谷区は2022年3月29日、東京都児童会館跡地、渋谷区役所旧第二美竹分庁舎、渋谷区立美竹公園の三つの敷地の開発・運営を担う事業予定者を、ヒューリック(代表企業)と清水建設の2社で構成する「Link Park(リンクパーク)」に決めたと発表しています。
その左手。建設地南側。 ちなみに次点は東急を代表企業とするグループでした。
右手。建設地東側。 東京都都市整備局と渋谷区は、事業地に70年間の事業用定期借地権を設定し、公募型プロポーザルで選んだ事業者に貸し付けて、複合施設の設計・建設・運営・維持管理を任せます。
③の地点に移動しました。
③の地点より見た建設地。清水建設が既存建物の解体工事を2023年5月8日~2024年7月31日の工期で進めていました。
その左手。建設地北側。予定工程表によると旧児童会館部分を解体しています。
右手。建設地西側。
その右手。「渋谷キャスト」(地上16階、高さ66.97m(最高71.8m))があります。
その低層部の様子。こちらに進むと明治通りに出ます。
「渋谷一丁目地区共同開発事業」の建築計画のお知らせ。2024年6月下旬に着工し、2027年6月下旬に竣工する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。