TOP建設中・計画中INDEX東京都港区


神宮外苑地区第一種市街地再開発事業


東京都は2023年2月17日、神宮外苑地区第一種市街地再開発事業の施行を認可しました。 同事業では、同事業の個人施行者である三井不動産、明治神宮、UR都市機構、伊藤忠商事の4者が、東京都港区と新宿区にまたがる神宮外苑地区において、総延べ面積約56万5千㎡に及ぶ下記施設を整備します。

ラグビー場棟………………地上_7階、地下1階、高さ約_55m、延べ約_76,700㎡
複合棟A……………………地上40階、地下2階、高さ約185m、延べ約127,300㎡
複合棟B……………………地上18階、地下1階、高さ約_80m、延べ約_30,300㎡
複合棟C……………………地上_2階、地下0階、高さ約_10m、延べ約__1,200㎡
事務所棟……………………地上38階、地下5階、高さ約190m、延べ約213,000㎡
ホテル併設野球場棟………地上14階、地下1階、高さ約_60m、延べ約115,700㎡
文化交流施設棟……………地上_1階、地下0階、高さ約__6m、延べ約__2,000㎡

2023年度の権利変換計画認可を経て、2024年度に着工する予定で、2035年度の全体完成を目指しています。 東京都HPは→こちら  三井不動産ニュースリリースは→こちら



完成イメージ

神宮外苑地区第一種市街地再開発事業

[以下図面、東京都HPより引用]

事業は連鎖的に進められます。



配置図

神宮外苑地区第一種市街地再開発事業

第一段階として、神宮第二球場を解体し、ラグビー場棟(Ⅰ期)を建設します。同時期に伊藤忠商事東京本社ビル事務所棟に建て替えます。2028年に竣工する予定です。

第二段階として、秩父宮ラグビー場を解体し、複合棟A及びホテル併設野球場棟を建設します。2032年に竣工する予定です。

第三段階として、神宮球場を解体し、ラグビー場棟(Ⅱ期)文化交流施設棟複合棟B・Cを建て、広場を整備します。ラグビー場棟(Ⅱ期)は2034年、その他は2035年に竣工する予定です。



位置図

神宮外苑地区第一種市街地再開発事業

事業地には東京メトロ銀座線「外苑前駅」がもっとも近いです。神宮第二球場の解体工事は、2023年3月下旬から始まる予定です。



概要

事業名神宮外苑地区第一種市街地再開発事業
所在地東京都港区北青山一丁目、北青山二丁目、新宿区霞ヶ丘町の各一部
建築主 神宮外苑地区第一種市街地再開発事業個人施行者
三井不動産株式会社(代表施工者)
明治神宮、独立行政法人都市再生機構、伊藤忠商事株式会社
最寄駅 東京メトロ銀座線「外苑前」駅
計画地面積約174,700㎡
延床面積約565,000㎡
棟 名 ラグビー場棟 複合棟A 複合棟B 複合棟C 事務所棟 ホテル併設野球場棟 文化交流施設棟
用 途 ラグビー場
店舗
文化交流施設
駐車場等
事務所
店舗
ロビー
多目的室
駐車場等
サービスアパートメント
室内競技場
駐車場等
事務所
ロビー等
事務所
店舗
ロビー
駐車場等
野球場諸室
観客席
宿泊施設
ロビー
駐車場等
事務所
店舗
延床面積 76,700㎡ 127,300㎡ 30,300㎡ 1,200㎡ 213,000㎡ 115,700㎡ 2,000㎡
構 造 RC・SRC・S造 S・SRC造 S・SRC造 S・SRC造 RC・SRC造 S・SRC造
階 数 地上7階
地下1階
地上40階
地下2階
塔屋1階
地上18階
地下1階
塔屋1階
地上2階 地上38階
地下5階
地上14階
地下1階
塔屋1階
地上1階
高 さ 約55m 約185m 約80m 約10m 約190m 約60m 約6m
着工予定 Ⅰ期:2025年度
Ⅱ期:2033年度
2028年度 2033年度 2025年度 2028年度 2033年度
竣工予定 Ⅰ期:2028年度
Ⅱ期:2034年度
2032年度 2035年度 2028年度 2032年度 2035年度
工事期間2024年度~2035年度予定
供用時期2035年度予定(全体供用予定)

最終更新日:2023年2月18日



地図

矢印は「伊藤忠商事東京本社ビル」の位置を示しています。



2020年9月撮影

(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業

1980年に竣工した「伊藤忠商事東京本社ビル」です。 規模は地上22階、地下4階、高さ約90m、延べ約112,860㎡。 新ビルは地上38階、地下5階、高さ約190m、延べ約213,000㎡を想定しています。

伊藤忠商事は2021年1月20日、再開発事業のスケジュール見直しにともない、東京本社の神谷町トラストタワーへの移転及び東京本社ビル建替計画の見直しを発表しています。 →こちら






ページの先頭へ戻る