日本青年館（日本青年館ホテル）

日本青年館は、一般財団法人日本青年館及び独立行政法人日本スポーツ振興センターが東京都新宿区霞ヶ丘町に新設した地上16階、地下2階、高さ69.6ｍ（最高72ｍ）の複合施設です。低層部が「日本青年館ホール」（1249席）、中層部がオフィス、高層部が「日本青年館ホテル」（220室）になります。設計は久米設計、施工は安藤ハザマ。「日本青年館ホール」は2017年7月31日、「日本青年館ホテル」は8月1日にオープンしました。

2017年7月15日撮影

完成イメージ

[第56回新宿区まちづくり審議会資料（PDF）より引用]

「日本青年館ホテル」のエントランスは1階、フロント＆ロビーは9階、大浴場（ジャグジー＆水風呂）は10階、客室は10～15階（220室）です。 10～13階に18～27㎡のスーペリアルーム（ダブルベッド、ツインベッド）145室、14～15階に18～27㎡のデラックスルーム（ダブルベッド、ツインベッド）73室、15階に96㎡のスイートルーム1室、10階に27㎡のユニバーサルルーム1室が設けられました。

概要

名　称	施設名：日本青年館ホテル名：日本青年館ホテル
計画名	日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟
所在地	東京都新宿区霞ヶ丘町16番8号（地番）東京都新宿区霞ヶ丘町4-1（住居表示）
最寄駅	東京メトロ銀座線「外苑前」駅 3番出口徒歩5分都営大江戸線「国立競技場」駅 A2番出口徒歩10分
建築主	一般財団法人日本青年館独立行政法人日本スポーツ振興センター
設　計	株式会社久米設計開発マネジメント本部
施　工	株式会社安藤・間首都圏建築支店
用　途	劇場、ホテル、事務所、駐車場
敷地面積	6,671.16㎡
建築面積	2,637.56㎡
延床面積	31,844.03㎡
構　造	地上：鉄骨地下：鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法	直接基礎
階　数	地上16階、地下2階、塔屋1階
高　さ	69.60ｍ（最高高さ72ｍ(ペイントハウス部分)） ※まちづくり審議会資料の立面図では最高高さ71.85ｍ
着　工	2015年7月1日
竣　工	2017年7月

最終更新日：2017年8月1日

地図

「西テニス場」の跡地が建設地です。旧｢日本青年館｣は約100m北にありました。

2017年7月撮影

2017年7月15日撮影。銀座線の「外苑前駅」からスタジアム通りを北に歩いていくと正面に「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」が現れます。

現地の「建築計画のお知らせ」によれば工事完了予定は2017年7月18日です。それが正しければ竣工3日前の姿ということになります。

右手に明治神宮野球場（神宮球場）が現れました。撮影時は全国高校野球選手権東京大会の予選を行っていました。

「日本青年館ホテル」の東側の客室からは神宮球場が一望できるようです。

外観からもホテル（高層部）、オフィス（中層部）、ホール（低層部）と別れているのがわかります。

「日本青年館ホール」のこけら落としは宝塚星組の『阿弖流為-ATERUI-』です。公演日程は2017年7月31日～8月6日。

さらに北に進むと右手に明治神宮第二球場が現れました。

建設地に接近。外構工事は完了していました。

「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」の建築計画のお知らせ。2017年6月8日だった完了予定が2017年7月18日に変更されています。写真クリックで拡大画像を表示。

「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」の北側隣接地には「日本体育協会・日本オリンピック委員会新会館(仮称)」が建設されます。地上14階、地下1階、高さ59.76ｍ（最高63.70ｍ）。工期は2017年7月21日～2019年4月30日。用途は事務所、博物館、駐車場です。写真クリックで拡大画像を表示。「日本体育協会・日本オリンピック委員会新会館(仮称)」の詳細は→こちら