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(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト
関電不動産開発、南海電気鉄道、Osaka Metroの3社は2025年8月21日、大阪の一大ターミナルであるなんばの魅力や回遊性を高める拠点として、「(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト」を共同で進めると発表しました。 建物は商業施設、オフィス、ホテル「ハイアット セントリック なんば大阪」(267室)で構成。 規模は地上28階、地下2階、高さ128m、延べ面積49,617㎡。 設計はIAO竹田設計。 2027年3月に着工し、2031年3月に竣工する予定です。
完成イメージ
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[以下3枚、2025年8月21日付ニュースリリースより引用]
北西側より見ています。 15~28階に展開する「ハイアット セントリック なんば大阪」の客室は267室。広さは全室34㎡以上とし、屋上にはルーフトップバーを設けます。 関電不動産開発の関連会社である関電アメニックスが、ハイアット ホテルズ コーポレーションの関連会社とホテル運営契約を締結し、今後は関電アメニックスが100%出資して設立を予定しているグループ会社が当該契約を承継します。
断面構成図
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4~13階に展開するオフィスは、基準階はなんばエリア最大クラス380坪程度を想定し、30坪程度を基本単位に分割が可能など、フレキシブルに対応する高品質なオフィスを提案します。 また、コワーキングスペースや来店対応可能なフロアのほか、一部フロアに内装の自由度を高めたスケルトンオフィスを配置するなど、複数タイプのオフィスを用意。 一部フロアにはバルコニーを配置する計画です。
位置図
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商業施設は地下2階~地上3階に展開。 1階の路面に、なんば広場やなんさん通りとフラットに繋がり、一体的な賑わいの創出を拡大した店舗等を配置。 また、地下から地上までの吹抜けを設けることで、地上の活気が上下階のタテに滲み出るような構成とします。 また、地下2階は地下街「NAMBAなんなん」との接続口を拡幅し回遊性を向上させ、一体感のある施設計画とします。
現地の様子
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2025年6月4日撮影。北西側より見た建設地。
立面図
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西立面図と思われます。
配置図
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左が北になります。
概要
名 称 | (仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト |
---|---|
所在地 | 大阪府大阪市中央区難波千日前6番3ほか(地番) |
最寄駅 | 南海「なんば」駅、Osaka Metro「なんば」駅、近鉄・阪神「大阪難波」駅 |
建築主 | 関電不動産開発株式会社、南海電気鉄道株式会社、大阪市高速電気軌道株式会社 |
設 計 | 株式会社IAO竹田設計 |
施 工 | ― |
用 途 | ホテル、物販店舗、飲食店、事務所 |
敷地面積 | 3,053.35㎡ |
建築面積 | 2,240.50㎡ |
延床面積 | 49,617.94㎡(容積対象面積:46,486.35㎡) |
構 造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階 数 | 地上28階、地下2階 |
高 さ | 128m |
着 工 | 2027年3月1日予定 |
竣 工 | 2031年3月31日予定 |
備 考 | ◆2025年8月21日付ニュースリリースは→こちら |
最終更新日:2025年8月21日
地図
「三菱UFJ銀行難波支店ビル」「水島ビル」「難波センタービル」「なんなん会館」などの跡地を一体的に再開発します。
2025年6月4日撮影
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「(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト新築工事」の建築計画のお知らせ。写真クリックで拡大画像を表示。
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①の地点よりスタートします。
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①の地点より「南海難波駅」を見ています。駅ビルには「髙島屋大阪店」などが入っています。手前は2023年11月23日に誕生した歩行者専用広場です。
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その左手。建設地方面を見ています。
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②の地点に移動しました。
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②の地点より見た建設地。竹中工務店が2025年6月1日~2025年12月26日の工期で「旧難波センタービル他地下解体工事」を進めていました。
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その右手。なんさん通りです。
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西側より見た建設地。
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その左手。
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右手。
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③の地点に移動しました。
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③の地点より見た建設地。
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その左手。なんさん通り。
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右手。このビル(なんなん会館)は今後解体されるものと思われます。
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建設地南側の様子。新ビルは2027年3月初旬に着工し、2031年3月末に竣工する予定です。