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鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業
鷺沼駅前地区市街地再開発組合は、東急田園都市線・鷺沼駅前(川崎市宮前区鷺沼3丁目)に下記の再開発ビルを整備します。
[駅前街区] 地上32階、地下2階、高さ約133m、延べ約83,193㎡
商業・公共施設(市民館・図書館・大ホール)・住宅・事務所・駐車場等
2031年度竣工予定
[北街区] 地上19階、地下2階、高さ約89m、延べ約26,123㎡
公共施設(区役所・小ホール)・住宅・駐車場等
2035年度竣工予定
完成イメージ
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[以下図面、2025年7月24日付ニュースリリース(PDF)より引用]
川崎市は2024年11月11日付で「鷺沼駅前地区市街地再開発組合」の設立を認可しています。
施工地区図
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駅前街区の低層部に宮前市民館・図書館(大ホール含む)や商業施設を入れ、中高層部に住宅(340戸)を配置する計画です。 北街区の低層部には宮前区役所を入れ、中央層部に住宅(110戸)を配置する計画です。
駅まち一体の鷲沼駅前再開発の主要機能配置図
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東急および東急電鉄は2025年7月24日、鷺沼駅前地区市街地再開発組合が施行する「鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」と連携して、2025年冬頃から鷺沼駅改良工事(以下、本工事)を実施し、駅まち一体の都市空間整備に着手すると発表しています。
具体的には、再開発ビル地下1階に直結する改札口を新設し、交通広場と駅をつなぐ動線を整備することで、鉄道とバス・タクシーなどの乗り換えをスムーズにします。
さらに、再開発ビル側と駅北口側をつなぐ南北自由通路を新設することで、駅を挟んだ南北の分断を解消します。
南北自由通路に面した商業施設の新設や駅・再開発ビルが一体となった駅前広場空間の創出によって、賑わいあふれる「鷺沼駅前地区」を実現します。
概要
事業名 | (仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 | ||
---|---|---|---|
所在地 | 神奈川県川崎市宮前区鷺沼3丁目1番2ほか(地番) | ||
最寄駅 | 東急 田園都市線「鷺沼」駅 | ||
建築主 | 鷺沼駅前地区市街地再開発組合(構成員:セレサ川崎農業協同組合・株式会社横浜銀行・三井住友信託銀行株式会社・東急株式会社・東急ライフィア株式会社・東急プロパティマネジメント株式会社) | ||
設 計 | 基本設計:東急設計コンサルタント | ||
施 工 | ― | ||
街区名 | 駅前街区 | 北街区 | |
用 途 | 商業・公共施設(市民館・図書館・大ホール)・住宅・事務所・駐車場等 | 公共施設(区役所・小ホール)・住宅・駐車場等 | |
敷地面積 | 約11,170㎡ | 約3,680㎡ | |
建築面積 | (約9,440㎡) | (約3,150㎡) | |
延床面積 | 約83,193㎡ | 約26,123㎡ | |
構 造 | RC造(一部S造、SRC造) | RC造(一部S造) | |
階 数 | 地上32階、地下2階 | 地上19階、地下2階 | |
高 さ | 約133m | 約89m | |
着 工 | 2027年10月予定 | 2033年8月予定 | |
竣 工 | 2032年3月予定 | 2036年3月予定 | |
備 考 |
◆特定業務代行者:東急建設 ◆川崎市HP(鷺沼駅前地区)は→こちら ◆川崎市HP(組合設立認可)は→こちら ◆2025年7月24日付ニュースリリース(再開発始動)は→こちら |
最終更新日:2025年7月25日
地図
矢印は駅前街区を示しています。
2023年1月撮影(2024年7月30日に内容を修正しています)
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2023年1月29日撮影。東急田園都市線・鷺沼駅(さぎぬまえき)。
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その目の前にある商業施設「フレルさぎ沼」及び手前の交通広場などが「駅前街区」に含まれます。
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その左手。3棟のビルが並んでいる場所が「北街区」になります。
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「駅前街区」の様子をもう少し詳しく見ておきましょう。鷺沼駅前交差点付近から見た「フレルさぎ沼」(地上4階)です。
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その右手。計画ではこの道路はなくなります。
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その右手。鷺沼駅方面。交通広場は新設ビルの1階に取り込まれることになります。
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続いて左手の様子。こちらに進みます。
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鷺沼交番前交差点付近から見た「フレルさぎ沼」。「駅前街区」には地上32階、地下2階、高さ約133m(最高約133m)、延べ面積約84,000㎡の大規模複合ビルが建ちます。
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その右手。鷺沼駅前交差点方面。
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左手。「駅前街区」の南側道路になります。こちらに進みます。
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南側から見た「フレルさぎ沼」。新ビルの低層部に宮前市民館、図書館(大ホール含む)、商業施設が入り、6階以上に約340戸の住宅が配置されます。
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南西側から見た「フレルさぎ沼」。
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西側から見た「フレルさぎ沼」です。
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その左手。この道路は廃道となります。
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「駅前街区」の建築計画のお知らせです。2024年7月の時点では、2025年度の着工、2031年度の竣工を目指しています。写真クリックで拡大画像を表示。
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続いて鷺沼駅前交差点付近から見た「北街区」の様子です。横浜銀行鷺沼支店などが入る3階建ての建物があります。
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その北側にJAセレサ川崎鷺沼支店(地上4階)があります。
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その北側に三菱UFJ銀行鷺沼支店が入る第2東急鷺沼ビル(地上4階)があります。これらの建物の跡地に地上19階、地下2階、高さ約89m(最高約89m)、延べ面積約27,000㎡の複合ビルが建ちます。
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北西側から見た「北街区」。新ビルの低層部には宮前区役所が入り、7階以上に約110戸の住宅が配置されます。
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「北街区」の建築計画のお知らせです。2024年7月の時点では、2032年度の着工、2035年度の竣工を目指しています。写真クリックで拡大画像を表示。