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大阪IR


大阪府と大阪市と大阪IR株式会社は2023年9月28日、大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備等のIR関連協定等を締結しました。 IR(カジノを含む統合型リゾート)については2023年4月14日、国交大臣がIR整備計画を正式に認定していました。 計画では、日本MGMリゾーツとオリックスが中核となり設立した「大阪IR株式会社」が、大阪市此花区夢洲に総延べ面積約77万㎡の複合観光施設を開発します。

大阪IRは2023年12月4日、建設用地の液状化対策工事に着手しました。 2026年秋頃まで実施します。 施工者は竹中工務店・竹中土木JVと大林組です。 IR施設の準備工事には2024年夏頃に着手する予定で、2025年春頃の着工、2030年夏頃の竣工、同秋頃の開業を目指しています。(2023年12月時点)



完成イメージ

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業

[以下、大阪市HPより引用]

大阪府及び大阪市は2021年9月28日、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業」の設置運営事業予定者にMGM・オリックス コンソーシアム(MGMリゾーツ・インターナショナル/オリックス)を選定したと発表しました。 同事業者は総延べ面積約77万㎡に及ぶ、国際会議場施設、展示等施設、魅力増進施設、送客施設、宿泊施設、エンターテイメント施設、飲食・物販・サービス等施設、カジノ施設を新設することを提案しています。

大阪IR株式会社は2022年2月16日、国への区域整備計画の認定の申請に向けて、大阪府・大阪市との間で「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備等 基本協定書」を締結したこと及び大阪府・大阪市と共同で「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画」(こちら)を作成したことを発表していました。

初期投資額約1兆800億円、うち建設投資は約7,800億円、年間来場者数約2,000万人(長期的には約2,500万人)、年間売上約5,200億円を見込んでいます。

大阪IR株式会社にはMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスのほか、岩谷産業、大阪ガス、関西電力、近鉄グループホールディングス、京阪ホールディングス、サントリーホールディングス、JTB、ダイキン工業、南海電気鉄道、NTT西日本、JR西日本、日本通運、パナソニック、丸一鋼管、三菱電機、レンゴーが参画する予定です。

ホテルはエンターテイメントホテル「MGMホテル」、多世代型アクアリゾートホテル「MUSUBIホテル(仮称)」、VIP向け最高級ホテルを計画しています。 客室は約2,500室。レストラン、プール、フィットネス、大浴場、バンケットなども整備します。



位置図

大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業

事業地は2024年度開業予定のOsaka Metro中央線「夢洲駅」の目の前です。 なお、2025年大阪・関西万博は第2期や第3期と記載の場所などが会場になります。



全体概要

名 称大阪IR
事業名大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業
所在地大阪府大阪市此花区夢洲
最寄駅Osaka Metro中央線「夢洲」駅(2024年度開業予定)
建築主 大阪IR株式会社(予定)
中核株主:日本MGMリゾーツ、オリックス
少数株主:岩谷産業、大阪ガス、関西電力、近鉄グループホールディングス、京阪ホールディングス、サントリーホールディングス、JTB、ダイキン工業、南海電気鉄道、NTT西日本、JR西日本、日本通運、パナソニック、丸一鋼管、三菱電機、レンゴー
設 計
施 工
用 途国際会議場施設、展示等施設、魅力増進施設、総客施設、宿泊施設、エンターテイメント施設、飲食・物販・サービス等施設、カジノ施設
敷地面積
建築面積
延床面積約770,000㎡
構 造
基礎工法
階 数
高 さ
着 工2025年春頃予定(準備工事:2024年夏頃予定)
竣 工
開 業2030年秋頃予定
備 考 ◆大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(大阪市HP)は→こちら
◆オリックス2023年9月28日付ニュースリリースは→こちら
◆日刊建設工業新聞2023年12月5日付記事は→こちら

最終更新日:2023年12月5日



地図

夢洲は大阪湾に浮かぶ人工島です。Osaka Metro中央線「コスモスクエア駅」~「夢洲駅」間が2024年度に開業する予定です。






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