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ガスビル西館(平野町四丁目地区)


大阪ガスと大阪ガス都市開発は2023年2月7日、大阪ガスビルディング(以下「ガスビル」)のリノベーションと、ガスビル西側の同社グループ社有地(以下「西用地」)での複合ビル(以下「ガスビル西館」)の開発について、同日、本計画案に係る都市計画案が、大阪府の都市計画審議会において、都市再生特別措置法に定める都市再生特別地区として審議・可決され、都市計画決定される見込みとなったと発表しました。 計画によると、ガスビル西館は地上33階、高さ約150mの超高層ビルになります。 ガスビル西館は2027年頃の竣工、ガスビルは2031年頃の改修完了を目指しています。



完成イメージ

ガスビル西館(平野町四丁目地区)

[以下図面、2023年2月7日付プレスリリースより引用]

御堂筋側(南東)から見ています。 ガスビルは南館(1933年竣工・登録有形文化財)と北館(1966年竣工)で構成され、両館一体となった特徴的な外観を形成しています。 外観は、3面(東側・北側・南側)すべてと西側の一部(外観全体面積の約85%)を保存します。 また、竣工当時の趣を残す玄関やエレベーターホールをはじめ、建物全体の床面積の約85%を保存活用します。

耐震性向上のため一部を減築し、開放的なアトリウム空間として再生。 また、ガスビルの御堂筋側に新たなメインエントランスを設け、アトリウムからガスビル西館までつながる人の流れとにぎわいを創出します。 ガスビルは、現在の自社オフィス用途から、にぎわい施設や歴史的建築物の趣を残したオフィスとして整備します。



位置図

ガスビル西館(平野町四丁目地区)

都市再生特別地区制度により、ガスビル敷地と西用地との間にある市道(御霊筋)の道路上空を活用し、両敷地の一体的利用を図ります。 また、歴史的建築物であるガスビルの保存を中心とした都市再生への貢献による容積率の緩和を受け、敷地全体の高度利用を図ります。



用途構成

ガスビル西館(平野町四丁目地区)

1~2階には商業施設を誘致し、上層階にはオフィスを整備します。 ガスビル・ガスビル西館および道路上空利用部の3階に、ワンフロアでつながるイノベーション拠点を整備します。 ガスビルにはコワーキングスペースやシェアオフィスなどを設け、ガスビル西館には多目的大ホールを整備し、利用者の動線が交わる道路上空利用部分にイノベーションスクエアを整備します。 運営にはDaigasグループのオープンイノベーションや大阪ガス都市開発の100%子会社である京都リサーチパークのスタートアップ支援などのノウハウの活用を予定しています。



概要

名 称ガスビル西館ガスビル(改修)
地区名平野町四丁目地区
所在地大阪市中央区平野町四丁目1番2号
最寄駅
建築主大阪ガス株式会社、大阪ガス都市開発株式会社
設 計
施 工
用 途オフィス、商業施設オフィス、商業施設
敷地面積約10,370㎡
建築面積
延床面積約136,000㎡
構 造鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨鉄筋コンクリート造
階 数地上33階地上8階
高 さ約150m
着 工
竣 工2027年頃2031年頃
備 考 ◆2023年2月7日付プレスリリースは→こちら

最終更新日:2023年2月8日



地図

ガスビル西館の建設予定地(西用地)は2023年2月現在、駐車場などに活用されています。西用地までOsaka Metro御堂筋線「淀屋橋駅」から徒歩3分ほどです。






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