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名鉄名古屋駅地区再開発事業
名古屋鉄道、日本生命、三井不動産、近畿日本鉄道の4社は、名鉄百貨店や近鉄パッセなど6棟の跡地の再開発を検討しています。
2024年度をめどに事業の方向性を判断する予定です。
読売新聞は2023年11月23日、高さ約180メートルの高層ビル3棟を一体的に建設する予定と伝えています。
二つのホテルと商業施設、オフィスなどを整備。2030年頃の完成を目指すそうです。
完成イメージ(当初計画)
[名古屋鉄道2017年3月29日付ニュースリリース(PDF)より引用]
当初は商業、オフィス、ホテル、住宅などで構成する地上30階、高さ160~180m、南北約400mの巨大複合ビルを計画。 2022年度に着工し、2027年度に完成する予定でした。
配置図
[名古屋鉄道2017年3月29日付ニュースリリース(PDF)より引用]
名鉄名古屋駅を拡張し、名鉄バスセンターも高速路線バスの集約化を進め機能強化を図る予定でした。 名鉄名古屋駅の拡張についても再検討しています。
概要(当初計画)
計画名 | 名鉄名古屋駅地区再開発事業 |
---|---|
所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目など |
最寄駅 | 「名鉄名古屋」駅、「近鉄名古屋」駅、JR「名古屋」駅、地下鉄「名古屋」駅など |
建築主 | 名古屋鉄道、近畿日本鉄道など |
設 計 | ― |
施 工 | ― |
用 途 | 駅、商業施設、オフィス、ホテル、住宅(当初計画) |
敷地面積 | 約28,000㎡ |
建築面積 | ― |
延床面積 | ― |
構 造 | ― |
基礎工法 | ― |
階 数 | 地上30階(当初計画) |
高 さ | 160~180m(当初計画) |
着 工 | 2022年度(当初計画) |
竣 工 | 2027年度(当初計画) |
備 考 | ◆名古屋鉄道2017年3月29日付ニュースリリース(PDF)は→こちら |
最終更新日:2023年11月23日
地図
名鉄ビル(名鉄百貨店本店)、名古屋近鉄ビル(近鉄パッセ)、名鉄バスターミナルビル(名鉄バスセンター、名鉄百貨店メンズ館、名鉄グランドホテル)、大手町建物名古屋駅前ビル(ヤマダ電機)、名鉄レジャックビル、日本生命笹島ビルを一体的に建て替える計画でした。
2017年6月撮影
2017年6月5日撮影。北から既存ビルを見ていきましょう。JR名古屋駅のすぐ南側に建つのが「名鉄百貨店本店本館」が入居する「名鉄ビル」です。
名鉄ビル(名鉄百貨店本店本館)。地上10階、地下2階。地下に「名鉄名古屋駅」があります。8~10階にあった「名鉄ホール」(963席)は2015年3月31日をもって営業を終了しています。
そのすぐ南側が「近鉄パッセ」が入居する「名古屋近鉄ビル」です。
名古屋近鉄ビル(近鉄パッセ)は地上10階、地下1階。地下に「近鉄名古屋駅」があります。
そのすぐ南側が「名鉄百貨店本店メンズ館」などが入居する「名鉄バスターミナルビル」です。
名鉄バスターミナルビル。地上18階、地下1階、高さ64.1m。地下1階~地上6階が「名鉄百貨店本店メンズ館」、7階~10階は名鉄本社及び名鉄バスを含むグループ会社の事務所、11階~18階は「名鉄グランドホテル」です。バス乗り場(名鉄バスセンター)は3階と4階にあります。
そのすぐ南側が「LABI名古屋」が入る「大手町建物名古屋駅前ビル」です。
大手町建物名古屋駅前ビル。地上11階、地下1階。地下1階から地上5階までがヤマダ電機「LABI名古屋」です。
左から大手町建物名古屋駅前ビル、名鉄バスターミナルビル、名古屋近鉄ビルです。
大手町建物名古屋駅前ビルの南側は「太閤通」です。計画中の巨大ビルは道路を跨ぎます。
太閤通の南側に「名鉄レジャックビル」や「日本生命笹島ビル」があります。
名鉄レジャックビル。地上8階、地下2階。
名鉄レジャックビルにはファーストフード店、居酒屋、インターネット喫茶、ボウリング場、カプセルホテルなどが入居。8階にはエイベックス・アーティストアカデミー名古屋校もあります。
その南側が「日本生命笹島ビル」です。
日本生命笹島ビル。地上17階、地下1階、高さ75m。1974年に竣工したこのビルも再開発で生まれ変わります。
その南側の「駿台予備学校名古屋校」は再開発対象外です。
その南側の「明南クリヤマビル」と「ワキタビル」も再開発対象外で、写真中央左の「名鉄バスセンター」は再開発に含まれています。