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仙台市役所本庁舎建替
仙台市は2024年8月26日、現本庁舎を敷地内で建て替える「市役所本庁舎整備第1期工事」の起工式を開きました。 建設地は仙台市青葉区国分町3丁目。 新本庁舎の規模は地上15階、地下2階、高さ79.8m、延べ面積65,668㎡です。 設計は石本建築事務所・千葉学建築計画事務所JV。 建築本体の施工は大林組・鉄建建設・仙建工業・深松組JV。 2027年11月末に竣工する予定で、2028年度の供用開始を目指しています。
2024年6月20日撮影。 奥に現在の本庁舎が見えます。 手前のスペース(議会棟跡地等含む)に1期で15階建ての高層棟を建設します。 2029年度から着手する2期工事では現庁舎跡地に2階建ての低層棟を整備します。 2030年度末の事業完了を目指しています。
完成イメージ
現地で撮影。南東側から見ています。 1期棟は地下1階に駐車場、1~2階に市民利用・情報発信機能や行政機能の一部、3階に機械室、4階に災害対策機能、4~13階に行政機能、14~15階に議会機能を配置します。 屋上にはヘリポートも整備する予定です。 2期棟は地下1階に駐輪場、1~2階に市民利用・情報発信機能を設けます。
概要
名 称 | 仙台市役所本庁舎 |
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計画名 | 仙台市役所本庁舎建替 |
所在地 | 宮城県仙台市青葉区国分町3丁目7番1号ほか(地番) 宮城県仙台市青葉区国分町3丁目7番1号(現本庁舎住居表示) |
最寄駅 | 仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園」駅 徒歩1分 |
建築主 | 仙台市 |
設 計 | 石本建築事務所・千葉学建築計画事務所JV |
施 工 |
建築………………………大林組・鉄建建設・仙建工業・深松組JV 電気設備(強電)…………ユアテック・福興電気・塚田電気工事JV 電気設備(弱電)…………太平電気・産電工業JV 給排水衛生設備…………アトマックス・加納工業所JV 昇降機設備………………三菱電機ビルソリューションズ 空気調和設備工事………(2024年10月4日開札予定) |
用 途 | 庁舎 |
敷地面積 | 14,595.23㎡ |
建築面積 | 7,360㎡ |
延床面積 | 64,260㎡(実施設計:65,668㎡/1期:60,030㎡) |
構 造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、木造/免震構造 |
基礎工法 | べた基礎 |
階 数 | 地上15階、地下2階 |
高 さ | 79.8m(高さ制限緩和を適用) |
着 工 | 2024年7月1日予定(起工式:2024年8月26日) |
竣 工 | 2027年11月30日予定(全体完成:2031年3月31日予定) |
供用開始 | 1期:2028年度予定 |
備 考 |
[スケジュール] 2022年度:実施設計 2024年度:1期工事着工(予定) 2027年度:1期工事完成(予定) 2028年度:1期供用開始(予定) 2029年度:2期工事着工(予定) 2030年度:事業完了(予定) |
最終更新日:2024年8月27日
地図
仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」が近接しています。
2024年6月20日撮影
①の地点よりスタートします。
①の地点より建設地を見ています。現地の作業予定によると、足場工事、解体工事、土壌調査(ボーリング)を進めていました。なお、解体工事は庄磁工業、土壌調査は基礎地盤コンサルタンツが担当しています。
その左手。
右手。こちらに進みます。
②の地点に移動しました。
②の地点より見た建設地。手前に15階建ての高層棟が出現します。その後、現庁舎を解体し、跡地に2階建ての低層棟を整備する計画です。
その左手。建設地南側。表小路。
右手。建設地東側の様子です。
接近しました。
その左手。表小路。
右手。こちらに進みます。
現庁舎は第三代本庁舎として1965年に完成しています。規模は地上8階、地下2階、延べ面積33,342㎡です。
仮囲いに本庁舎のあゆみが掲示してありました。初代本庁舎は1885年、第二代本庁舎は1929年に完成したことがわかります。写真クリックで拡大画像を表示。
現本庁舎の概要です。写真クリックで拡大画像を表示。
仮囲いに透明部分がありました。
仮囲いの透明部分より見た内部の様子。右側にあった3階建ての低層棟が解体されています。
拡大しました。右奥で議会棟の解体が進められています。
③の地点に移動しました。
③の地点より見た現本庁舎。新本庁舎の完成後に解体され2階建ての低層棟が建つことになります。
その左手。勾当台通。
接近しました。手前の建物は駐車場です。
その右手。現本庁舎北側の様子です。
④の地点に移動しました。
④の地点より見た現本庁舎。
その左手。現本庁舎北側。
右手。現庁舎西側。こちらに進むと・・・
解体中の議会棟が姿を見せます。解体工事は夏頃に完了する見込みだそうです。
さらに進むと・・・
こちら側の仮囲いにも透明部分があり、内部が見れました。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点より見た建設地。ここに地上15階、地下2階、高さ79.8m、延べ面積65,668㎡の新本庁舎が出現します。
その左手。建設地西側。
右手。建設地南側。表小路。
2024年1月23日の開札で、第1期の建築工事は大林組・鉄建・仙建工業・深松組JVが落札しています。 また、電気設備(強電)工事はユアテック・福興電気・塚田電気工事JVが落札しています。 空気調和設備工事は入札参加者がなく不調になっています。 第1期工事は2027年度下期に竣工し、2028年度に供用を開始する予定です。
⑥の地点は「勾当台公園 市民広場」です。
⑥の地点より見た現本庁舎。 1期竣工後に現本庁舎を解体する予定で、2029年度の2期着工、2030年度末の事業完了を目指しています。
その右手。「宮城県庁舎」(地上18階、高さ89.8m)が見えました。
「仙台市役所本庁舎建替」の建築計画のお知らせ。前回撮影時と内容は同じです。写真クリックで拡大画像を表示。