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福ビル街区建替プロジェクト((仮称)新福岡ビル)
西日本鉄道は、福岡市中央区天神1丁目にオフィス、商業施設、ホテルなどで構成する地上19階、地下4階、高さ約97m、延べ面積約147,000㎡の大規模複合ビルを新設します。 基本設計は日建設計、実施設計は鹿島建設、施工は鹿島・安藤ハザマ・松本組・西鉄建設JV。 2024年12月に竣工する予定で、Plan・Do・Seeが運営するホテル(客室41室)は2025年春の開業を目指しています。
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2022年5月18日撮影。福岡市役所側から見た建設地。
完成イメージ
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[以下2枚、2020年11月12日付ニュースリリース(PDF)より引用]
国土交通省は2022年1月14日、国土交通大臣が天神一丁目11番街区建替プロジェクトを優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。
これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。
プレスリリースは→こちら
西日本鉄道は2021年5月13日、本ビルが4月28日に、DBJ Green Building 認証」のプラン認証において九州初となる最高位ランク「5つ星」を取得したことを発表しました。
ニュースリリース(PDF)は→こちら
概要図
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地下2階~地上4階に食料品や飲食を提供するテナントが入居し、6階にスカイロビーや多目的ホール、6~7階にコワーキング・サービスオフィス、8~17階にオフィス、18~19階にホテルを設けます。
西日本鉄道は2021年12月22日、Plan・Do・See(本社:東京都)とホテルマネジメント契約を締結したことを発表しました。
1階にホテルエントランスやカフェ・バー、6階に多目的ホール、18階に客室や付帯施設、19階に客室や付帯施設、ロビー、レストラン(ルーフトップバー、オールデイダイニング等)を配置します。
客室は18~19階に41室を設けます。全室バルコニー付きとし、一部には中庭を望む書斎付きの客室も用意します。
付帯施設として、テラス付きサウナや中庭、ラウンジなども揃えます。
ニュースリリース(PDF)は→こちら
概要
名 称 | (仮称)新福岡ビル |
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計画名 | 福ビル街区建替プロジェクト 天神一丁目11番街区建替プロジェクト (仮称)天神1丁目11番街区開発プロジェクト |
所在地 | 福岡市中央区天神1丁目11番(地番) 福岡市中央区天神1丁目 |
最寄駅 | 西日本鉄道「西鉄福岡(天神)」駅、地下鉄「天神」駅 |
建築主 | 西日本鉄道株式会社 |
設計・監理 | 基本設計・監修:株式会社日建設計 実施設計・監理:鹿島建設株式会社 |
外装デザイン | Kohn Pedersen Fox Associates(KPF) |
施 工 | 鹿島・安藤ハザマ・松本組・西鉄建設 特定建設工事共同企業体 |
用 途 | 商業、オフィス、ホテル(約40室)、カンファレンスなど |
敷地面積 | 8,605.16㎡ |
建築面積 | 約7,600㎡ |
延床面積 | 約147,000㎡ |
構 造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
階 数 | 地上19階、地下4階、塔屋1階 |
高 さ | 約97m |
着 工 | 2021年12月(起工式:2021年12月22日) |
竣 工 | 2024年12月予定 |
開 業 | ホテル:2025年春予定 |
備 考 |
2019年5月…………………福岡ビル解体着手 2020年4月以降……………天神コアビル、天神第一名店ビル解体着手 ◆西日本鉄道2019年11月28日付ニュースリリース(PDF)は→こちら ◆西日本鉄道2020年11月12日付ニュースリリース(PDF)は→こちら ◆西日本鉄道2021年12月22日付ニュースリリース(PDF)は→こちら |
最終更新日:2022年6月17日
地図
建設地は九州最大の繁華街「天神」の中心部です。
以下3棟の跡地を一体的に再開発します。
福岡ビル……………地上11階、地下3階、延べ42,980㎡、オフィス・商業、1961年竣工
天神コアビル………地上08階、地下3階、延べ23,892㎡、商業、1976年竣工
天神第一名店ビル…地上10階、地下3階、延べ23,878㎡、商業、1976年竣工
天神第一名店ビルに入っていた商業施設「天神ビブレ」は2020年2月11日、天神コアビルに入っていた商業施設「天神コア」は同3月31日に閉店しました。
2022年5月撮影
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2022年5月18日撮影。北西側から見た建設地。手前は天神交差点です。2021年12月22日に起工式を開き着工しています。
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北側から見た建設地。現地の作業予定によると、掘削・山留工事や地下接続関連工事を進めています。
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北東側から見た建設地。 新ビルは、地下2階~地上4階に商業施設、6階にスカイロビーや多目的ホール、6~7階にコワーキング・サービスオフィス、8~17階にオフィス、18~19階にホテルを配置します。
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その西側に、2021年9月30日に竣工した「天神ビジネスセンター」(地上19階、高さ約89m)があります。
2022年9月27日追記:
建設地と「天神ビジネスセンター」との間には、西日本鉄道、福岡地所、三菱地所の3社が整備した「因幡町通り地下通路」が2022年8月26日に開通しています。
2022年8月19日ニュースリリース(PDF)は→こちら
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南東側から見た建設地。 オフィスは、1フロアの面積が西日本最大級の1,400坪かつ天井高3mの大規模無柱空間となります。 西日本鉄道は2022年5月30日、本ビルのオフィスフロアに九電工が入居すると発表しました。 本社機能の一部が移転します。 ニュースリリース(PDF)は→こちら
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その右手。左奥は「天神ビジネスセンター」があります。 その手前では「メディアモール天神(MMT)」(地上9階)などを解体しています。 2022年6月16日には右側に見える小さなビル「第2明星ビル」を福岡地所が取得し、再開発区域を広げることが分かったとの報道がありました。 こちらの開発も注目されます。
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その右手。 「福岡市役所本庁舎」(地上15階、高さ64.5m)があります。横長の巨大な建物です。
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その右手。
解体中の「メディアモール天神」(地上14階、高さ66.25m)です。
同ビルに入居していた商業施設「イムズ」は2021年8月31日をもって営業を終了しています。
跡地には三菱地所が新ビルを建てる意向を示していますが、まだ具体的な用途や規模の発表はありません。
2022年9月27日追記:
三菱地所は2022年8月30日、「(仮称)天神1-7計画」を発表しました。
「イムズ」跡地に、事務所、ホテル、店舗からなる地上20階、地下4階、高さ約91m、延べ面積約74,020㎡の複合ビルを新設します。
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「福ビル街区建替プロジェクト」の予定建築物のお知らせです。2024年12月の竣工を目指しています。
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福岡市旅館等設置規制指導要綱による標識。
ホテルの運営はPlan・Do・See(本社:東京都)が担当します。
1階にホテルエントランスや明治通りに面したカフェ・バー、6階に多目的ホール、18階に客室や付帯施設、19階に客室や付帯施設、ロビー、レストラン(ルーフトップバー、オールデイダイニング等)を配置します。
6階の多目的ホールでは、ブランド新作発表会やアートイベント、レセプションパーティなど文化発信や交流の場を提供します。
18~19階に配置する41室の客室は、全室バルコニー付きとし、一部に中庭を望む書斎付きの客室も用意します。
付帯施設として、テラス付きサウナや中庭、ラウンジなど、長期滞在者もくつろいで過ごせる体験型コンテンツを準備します。
2025年春に開業する予定です。