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(仮称)札幌北1西5 (旧北海道放送本社跡地) 計画
NTT都市開発は、旧北海道放送本社跡地(札幌市中央区北1西5丁目)に、オフィス、ホテル、店舗などで構成する地上26階、地下2階、高さ約116.6m、延べ面積約60,916㎡の超高層ビルを新設します。 設計は久米設計、施工は大成建設。 2026年6月末頃に竣工し、ホテル「ハイアット セントリック 札幌」は2026年中に開業する予定です。
2023年11月15日撮影。北西側より見た建設地。 NTT都市開発は、本ビルのホテル部分についてハイアット ホテルズ コーポレーション(本社:米国)の関連会社とホテル運営委託契約を締結しています。
完成イメージ
[2022年6月28日付ニュースリリース(PDF)より引用]
北西側上空より北棟を見ています。 北棟は地下1階~地上2階に店舗・アトリウム・テナント専用ラウンジ、3階~16階に基準階面積500坪超の賃貸オフィス、17階~26階に「ハイアット セントリック 札幌」(216室)を配置します。
建物構成
[以下図面、2021年11月12日付ニュースリリース(PDF)より引用]
西側より見ています。 施設は26階建ての北棟と7階建ての南棟で構成。両棟を連絡通路で結びます。 北棟1~2階には約1,300㎡の屋内外広場を設け、飲食店舗も配置します。
位置図
敷地は変形T字型をしています。 南棟が北一条地下駐車場公共地下歩道と接続。 札幌駅、大通駅、すすきの駅に地上に出ることなく行けるようになります。
概要
計画名 | (仮称)札幌北1西5(旧北海道放送本社跡地)計画/(仮称)札幌HBC跡地計画 |
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ホテル名 | ハイアット セントリック 札幌 |
所在地 | 北海道札幌市中央区北1条西5丁目1-4(地番) |
最寄駅 | 地下鉄「大通」駅 徒歩6分、JR「札幌」駅 徒歩10分 |
建築主 | エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社 |
設計・監理 | 株式会社久米設計 |
施 工 | 大成建設株式会社 |
用 途 | 事務所、ホテル、店舗、駐車場(機械式立体駐車場136台) |
敷地面積 | 4,606.21㎡ |
建築面積 | 3,739.68㎡ |
延床面積 | 60,839.34㎡(ニュースリリース:約60,916㎡) |
構 造 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造(制震構造) |
階 数 | 地上26階、地下2階、塔屋1階 |
高 さ | 110.92m(軒高:109.99m)/ニュースリリース:約116.6m |
着 工 | 2021年10月(起工式:2021年11月12日) |
竣 工 | 2026年6月末頃予定(当初:2024年2月予定) |
ホテル開業 | 2026年中予定(当初:2024年春予定) |
備 考 |
◆2021年11月12日付ニュースリリース(PDF)は→こちら ◆2022年06月28日付ニュースリリース(PDF)は→こちら |
最終更新日:2023年12月8日
地図
建設地まで地下鉄「大通駅」より徒歩約6分、JR「札幌駅」より徒歩約10分ほどです。
2023年11月15日撮影
建設地の位置図です。
北東側より北棟建設地を見ています。 NTT都市開発は2023年3月16日、重大な施工不良が発生し、工事中の地上部分の全て及び地下部の是正対象部分を撤去したうえで再構築する必要があるため、竣工時期を2024年2月末から2026年6月末頃に延期すると発表しました。 ニュースリリースは→こちら
現地の作業予定によると、まだ解体工事を進めていました。
その右手。建設地北側の様子、右側に北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の庭があります。
北側より見た北棟建設地。 北棟は地震に備えて制震構造を採用します。
北西側より見た北棟建設地。 北棟1階~2階には飲食店舗を設けた屋内外広場を提供します。 大型ビジョンを備えた2層吹き抜けのアトリウム空間では、北海道の観光情報やその他最新情報の発信、パブリックビューイング等のイベントを計画しています。
北棟3階~16階は賃貸オフィスとなります。基準階面積は500坪超。1フロア最大10分割までの区画割りが可能(最小約30坪まで分割可能)とする計画です。
その左手。建設地北側の様子。
右手。建設地西側。
北棟建設地を南西側より見ています。 「ハイアット セントリック 札幌」は、1階の一部および17階~26階に展開します。 ホテルのロビーは、高さ70mに位置する17階に配置。 ロビーや客室(216室)から札幌市街を一望できることになります。
北海道らしさを感じられるデザインを随所に採り入れたホテル館内には、地元の食材を味わうことができるレストランのほか、宴会やイベントに利用できるマルチファンクションスペース、フィットネス施設なども計画しています。
その左手。建設地西側です。
[2021年11月12日付ニュースリリース(PDF)より引用]
南西側から見た南棟(地上7階)などの完成イメージです。
南側より見た南棟建設地。 南棟には、札幌におけるインキュベーション拠点の構築をめざし、コワーキングスペースやスモールオフィスに加え、多様な人材の交流を促進するイベントラウンジなどを計画しています。
その左手。中央は「北菓楼 札幌本館」です。
右手。「札幌方面中央警察署」があります。
2026年6月末頃に竣工し、ホテルは2026年中に開業する予定です。