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(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発 新築工事
日本生命、京阪ホールディングス、関電不動産開発の3社は、大阪市北区中之島4丁目に地上17階、高さ86m、延べ面積約57,000㎡の未来医療国際拠点を新設します。
最先端医療を提供する医療機関と、その開発に取組む企業やベンチャー企業及び支援機関が集積する全国初の施設となり、全体の運営は未来医療推進機構が担います。
設計は大林組、施工は大林組・フジタJV。
2024年1月中旬に竣工する予定で、同年春のオープンを目指しています。
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2023年1月10日撮影。北西側から見た建設地。
位置図&完成イメージ
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[三井不動産2021年5月19日付ニュースリリースより引用]
北西側から見ています。 左が複合研究施設「未来医療R&Dセンター」、右が複合医療・健診施設「未来医療MEDセンター」です。
概要図
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各施設の配置が分かります。
立面図
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「未来医療R&Dセンター」は高さ86m、「未来医療MEDセンター」は高さ62mです。
配置図
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敷地は不整形です。北側と南側の一部が道路に面しています。
◇大阪市は2019年1月、中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業に関する開発事業者募集プロポーザルの優先交渉権者を日本生命(代表事業者) 、京阪ホールディングス 、関電不動産開発の3社グループに決定しました。
◇同グループは「中之島Multi-linkS」と銘打ち、未来医療の創造を牽引する「R&Dセンター」、実践を牽引する「MEDセンター」、共有を推進する「国際フォーラム」の3つの施設の整備を提案しました。
規模は地上17階、高さ86.10m、延べ面積約58,000㎡です。
◇大阪府と民間企業22者は2019年11月、未来医療国際拠点を推進・支援および管理・運営する「一般財団法人未来医療推進機構」(以下、未来医療推進機構)を設立しました。
◇2019年12月には、大阪市、優先交渉権者、未来医療推進機構及び大阪府の4者において、未来医療国際拠点整備・運営事業に関する基本合意に至りました。
◇大坂市は2020年1月、開発事業者と70年間の定期借地権設定契約を締結しました。
◇未来医療推進機構は2021年2月、ハイメディック(健診センター)、医療法人社団活寿会(診療所)、医療法人渡辺医学会(病院)、コングレ(カンファレンスセンター)と同拠点の定期建物賃貸借契約に関する基本合意書を結びました。
◇三井不動産は2021年5月19日、「未来医療国際拠点」における「産学医連携ベンチャーエコシステム」の運営事業者に決定し、基本合意書を締結したことを発表しました。
これを受け、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパンとともに、大阪におけるエコシステム構築の支援を進めていきます。
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◇大阪府と京都大学iPS細胞研究財団(京都市)は2021年7月6日、「未来医療国際拠点」の中に、再生医療に使うiPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究・製造施設を設置すると発表しました。
同施設ではiPS細胞を低価格で提供するための研究や細胞の培養および製造をします。2025年4月ごろまでに稼働させる予定です。
◇国土交通大臣は2021年12月7日、(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点整備事業を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。
発表資料は→こちら
概要
計画名 | 中之島4丁目用地における未来医療国際拠点整備・運営事業 (仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発 新築工事 |
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所在地 | 大阪市北区中之島4丁目32-17(地番)/大阪市北区中之島4丁目3(住居表示) |
最寄駅 | 京阪中之島線「中之島」駅、京阪中之島線「渡辺橋」駅 |
建築主 | 日本生命保険相互会社、京阪ホールディングス株式会社、関電不動産開発株式会社 |
運営・管理 | 一般財団法人 未来医療推進機構 |
設 計 | 株式会社大林組 |
施 工 | 大林組・フジタ建設共同企業体 |
用 途 | 事務所、病院、診療所、集会場(物販店舗・展示場・飲食店・駐車場付) |
敷地面積 | 8,600.00㎡ |
建築面積 | 5,431.24㎡(※5,427.83㎡) |
延床面積 | 57,090.80㎡(※57,067.84㎡) |
構 造 | 鉄骨造 |
階 数 | 地上17階 |
高 さ | 86m |
着 工 | 2021年11月15日 |
竣 工 | 2024年1月15日予定 |
開 業 | 2024年春予定 |
備 考 |
◆大阪市 2019年12月25日付報道発表資料(PDF)は→こちら ◆日本生命 2019年12月25日付ニュースリリース(PDF)は→こちら ◆※印は国土交通省 2021年12月7日付報道発表資料(こちら)より |
最終更新日:2023年2月3日
地図
建設地まで京阪中之島線「中之島駅」や「渡辺橋駅」から徒歩5分ほどです。
2023年1月撮影
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2023年1月10日撮影。北東側から見た建設地。躯体がかなり立ち上がっていました。
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その右手。西方面です。
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規模は地上17階、高さ86m、延べ面積約57,000㎡です。
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その左手。2022年2月2日にオープンした「大阪中之島美術館」があります。
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「大阪大学中之島センター」と建設地。
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左半分が「未来医療R&Dセンター」(高さ86m)、右半分が「未来医療MEDセンター」(高さ62m)になります。
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右奥は「N4.TOWER」(地上34階、高さ116.2m)です。
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その左手。堂島川が流れています。
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北西側から見た建設地。
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その左手。建設地北側。
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右手。建設地西側。この道路の地下には「なにわ筋線」の「(仮称)中ノ島駅」ができます。その工事も始まっていました。開業すれば利便性が大幅に向上しますね。
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西側から見た建設地。
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2024年1月中旬に竣工し、同年春にオープンする予定です。
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「(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発 新築工事」の建築計画のお知らせ(前回撮影)。写真クリックで拡大画像を表示。