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福岡大名ガーデンシティ(ザ・リッツ・カールトン福岡)


福岡大名ガーデンシティは、積水ハウス、西日本鉄道、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事の5社が設立した大名プロジェクト特定目的会社が福岡市中央区大名2丁目に新設した総延べ面積は約90,400㎡の大規模複合施設です。 タワー(地上25階、高さ約111m)やテラス(地上11階、高さ約46m)などで構成します。 設計は久米設計と醇建築まちづくり研究所、施工は清水建設・鴻池組・積和建設九州JV。 2022年12月に竣工しました。 1~2階の商業フロア「福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア」は2023年4月6日(3店舗)及び6月8日(15店舗)に開業する予定です。

積水ハウスとマリオット・インターナショナルは2023年2月28日、「ザ・リッツ・カールトン福岡」が2023年6月21日に開業すると発表しました。 ニュースリリースは→こちら




福岡大名ガーデンシティ

2022年5月18日撮影。北東側から。 2023年1月20日に広場「福岡大名ガーデンシティ・パーク」を開放しました。 オフィスフロアは4月から入居を開始する予定です。



完成イメージ

福岡大名ガーデンシティ

[積水ハウス2023年1月20日付ニュースリリースより引用]

福岡大名ガーデンシティ・タワー(地上25階、高さ約111m)は、1~2階に商業施設「福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア」、3~4階にカンファレンス、3階及び5~16階にオフィス(ワンフロア最大貸付面積:約2,500㎡)を配置します。

マリオット・インターナショナルが運営する「ザ・リッツ・カールトン福岡」は、1階にホテルエントランスとアライバルロビー、3階にウエディングチャペルおよび宴会場、18階にホテルのロビー、日本料理レストラン、オールデイダイニングの洋食レストラン、ザ・ロビーラウンジ&バー、カフェを展開します。 19階から23階には、全室50平米以上の広さの147室のゲストルームと20室のスイートを備え、24階には、クラブラウンジ、スパ、ジム、プールに加え、博多湾の夜景を見渡すバーを提供します。 ザ・リッツ・カールトンブランドホテルとしては国内6軒目で、九州では初進出となります。



施設概要

福岡大名ガーデンシティ

[以下、積水ハウス2022年4月23日付ニュースリリースより引用]

福岡大名ガーデンシティ・テラス(地上11階、高さ約46m)は、1階に公民館・老人いこいの家・多目的空間、2階に創業支援に質するテナントや創業支援・人材育成施設、3階に創業支援・人材育成施設や保育施設、4階にオフィス、5~6階に機械室、7~11階にレジデンス(19戸)を配置します。

このほか、イベントホール「福岡大名ガーデンシティ・ステージ」(地上1階、高さ約6m)、広場「福岡大名ガーデンシティ・パーク」(約3,000㎡)、消防分団車庫(地上1階、高さ約5m)、立体駐車場(高さ約43m)も整備しています。



位置図

旧大名小学校跡地活用事業

福岡市が主導する「天神ビッグバン」は、アジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出するプロジェクトです。



概要

名 称福岡大名ガーデンシティ
ホテル名ザ・リッツ・カールトン福岡
計画名福岡大名プロジェクト
事業名旧大名小学校跡地活用事業
所在地福岡県福岡市中央区大名二丁目165番1、2及び3(地番)
最寄駅地下鉄空港線「天神」駅、「西鉄福岡(天神)」駅、地下鉄空港線「赤坂」駅
建築主 大名プロジェクト特定目的会社
(本事業を実施することを目的として下記企業が設立したSPC)
積水ハウス株式会社
西日本鉄道株式会社
西部瓦斯株式会社
株式会社西日本新聞社
福岡商事株式会社
設 計株式会社久米設計、株式会社醇建築まちづくり研究所
施 工清水建設株式会社、株式会社鴻池組、積和建設九州株式会社
用 途 タワー:オフィス、ホテル、商業
テラス:公民館、老人いこいの家、保育施設、創業支援・人材施設、共同住宅
敷地面積約11,900㎡(計画地面積(既存の南校舎敷地を除く):約10,000㎡)
建築面積約5,600㎡
延床面積約90,400㎡(容積対象面積:約80,000㎡)
構 造鉄骨(柱CFT)造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
階 数タワー:地上25階、地下1階/テラス:地上11階
高 さタワー:約111m/テラス:約46m
着 工2019年7月
竣 工2022年12月予定
備 考 ・福岡大名ガーデンシティ タワー=オフィス・ホテル棟
・福岡大名ガーデンシティ テラス=コミュニティ棟

[事業関係者]
・ホテル運営………マリオット・インターナショナル
・維持管理・運営…西日本鉄道株式会社、三菱地所株式会社、積和管理九州株式会社
・土地所有者………福岡市

[事業の推移]
・2017年10月31日…公募要綱等の公表
・2018年03月27日…優先交渉権者の決定
・2018年09月28日…事業契約の締結(契約期間:2018年9月から2092年12月まで)
・2019年07月08日…準備工事着工
・2019年12月………本体工事着工
・2022年01月………公共施設順次供用開始
・2022年12月………竣工・全体供用開始(予定)
・2023年春以降……ホテル開業(予定)

◆2023年2月28日付ニュースリリースは→こちら
◆2023年1月20日付ニュースリリースは→こちら
◆2022年4月21日付ニュースリリースは→こちら

最終更新日:2023年3月1日



地図

九州最大の繁華街・天神地区の西側にある旧大名小学校の跡地に誕生しました。地下鉄空港線「天神駅」や「西鉄福岡(天神)駅」から徒歩3分ほどです。



2022年5月撮影

福岡大名ガーデンシティ

2022年5月18日撮影。天神西交差点付近から見ています。オフィス・ホテル棟の外観はほぼ完成していました。




福岡大名ガーデンシティ

オフィス・ホテル棟は地上25階、地下1階、高さ約111mです。天神地区ではもっとも高い建物になります。




福岡大名ガーデンシティ

北東側から。 1階にホテルエントランス、1~2階に商業施設、3階にオフィススカイロビーやホテルファンクションルーム、3~4階にカンファレンス、3階及び5~16階にオフィスを配置します。




福岡大名ガーデンシティ

北側から。オフィスの総面積は約30,000㎡、基準階面積は約2,500㎡(756坪)、基準天井高は2.8mです。




福岡大名ガーデンシティ

北西側から。17~24階がマリオット・インターナショナルが運営するラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」になります。




福岡大名ガーデンシティ

客室は162室(50㎡以上)。6つのレストランやバーのほか、チャペル、ボールルーム、会議室、屋内プール、ジム、スパも用意します。




福岡大名ガーデンシティ

「ザ・リッツ・カールトン」は2022年6月現在、日本には大阪(1997年開業)、東京(2007年開業)、沖縄(2012年開業)、京都(2014年開業)、日光(2020年開業)、ニセコ(2020年開業)にあり、当ホテルが7軒目になります。




福岡大名ガーデンシティ

建設地西側は駐車場です。ここには「オンワード樫山福岡支店ビル」(地上6階)があり、前回撮影時の2021年11月には解体工事を進めていました。しばらく駐車場でしょうか。




福岡大名ガーデンシティ

西側から。 事業者は2022年4月21日、施設名称が「福岡大名ガーデンシティ」に決定したこと及び施設ロゴデザインとパブリックアート作品の設置が決定したことを発表しました。 ニュースリリースは→こちら




福岡大名ガーデンシティ

その右手。中央の立体駐車場は高さ約43mです。




福岡大名ガーデンシティ

北西側から見上げました。




福岡大名ガーデンシティの建築計画のお知らせ

現地の掲示です。事業者がわかります。写真クリックで拡大画像を表示。




福岡大名ガーデンシティ

建設地南側の「えのき通り」に移動しました。スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」として活用されている旧大名小学校の南校舎があります。




福岡大名ガーデンシティ

その北側に建設中です。




福岡大名ガーデンシティ

左がコミュニティ棟(地上11階、高さ約46m)、右がオフィス・ホテル棟です。 コミュニティ棟は、1階に公民館・老人いこいの家・多目的空間、2~3階にコワーキングスペースやシェアオフィス、3階に保育施設(定員50名)、4階にオフィス、5~6階に機械室、7~11階にレジデンス(19戸)を配置します。




福岡大名ガーデンシティ

「福岡大名ガーデンシティ」は2022年12月に竣工して全体供用を開始します。2023年春には九州初のラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」がオープンする予定です。


《過去の写真はこちら》







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