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神戸市役所本庁舎2号館再整備


神戸市は2022年8月31日、神戸市役所本庁舎2号館再整備事業の落札者について、オリックス不動産(代表企業)、阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産、日建設計(協力企業)で構成するグループに決定したと発表しました。 同グループは市庁舎のほか、ホテル、オフィス、商業施設などで構成する地上24階、地下2階、高さ約125m、延べ面積約73,000㎡の複合庁舎を提案しています。

同グループはは2023年5月22日、都市再生特別措置法にもとづき、神戸市役所本庁舎2号館再整備を含む都市再生事業にかかる都市計画の提案を神戸市に提出。 規模を地上28階、地下2階、高さ約140mに変更しています。 2026年の着工、2028年の竣工を目指しています。




神戸市役所本庁舎2号館再整備事業

2023年9月3日撮影。北東側より見た建設地。 先行工事として連絡ロビーやエネルギー施設の建設工事を進めていました。 建築主および設計は神戸市、施工は明和・関建特定建設工事共同企業体。 労災保険関係成立票の事業期間は2022年1月26日~2024年8月1日でした。



完成イメージ

神戸市役所本庁舎2号館再整備

[神戸市サイトより引用]

地震に備えて中間階免震構造を採用します。



施設構成イメージ

神戸市役所本庁舎2号館再整備

[神戸市サイトより引用]

兵庫県内初の五つ星クラスのホテルが20~28階に入ります。 ロビーやレストラン、バーは最上階の28階に整備予定です。



概要

事業名神戸市役所本庁舎2号館再整備
所在地兵庫県神戸市中央区加納町6丁目5番1号
最寄駅JR「三ノ宮」駅、阪急・阪神「神戸三宮」駅、市営地下鉄山手線「三宮」駅 徒歩約6分、市営地下鉄海岸線「三宮・花時計」駅 徒歩約3分
建築主神戸市
事業者 オリックス不動産株式会社(代表企業)
阪急阪神不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
大和ハウス工業株式会社
芙蓉総合リース株式会社
株式会社竹中工務店
安田不動産株式会社
株式会社日建設計(協力企業)
設 計
施 工
用 途 行政機能:市庁舎、市民利用空間
民間機能:ホテル、オフィス、商業施設
敷地面積9,512.87㎡のうち本庁舎旧2号館跡地部分(約4,889㎡)
建築面積約4,300㎡(1号館等、同一敷地の施設を含む/当初計画)
延床面積約73,000㎡(1号館等、同一敷地の施設を含む/当初計画)
構 造鉄骨造、鉄筋コンクリート造(中間階免震構造)
階 数地上28階、地下2階
高 さ約140m
着 工2026年予定
竣 工2028年予定
備 考 ◆神戸市2022年8月31日付資料は→こちら
◆オリックス2022年8月31日付ニュースリリースは→こちら

最終更新日:2024年1月9日



地図

神戸市役所までJR「三ノ宮駅」、阪急・阪神「神戸三宮駅」、市営地下鉄山手線「三宮駅」から徒歩約6分、市営地下鉄海岸線「三宮・花時計駅」から徒歩約3分です。



2021年10月撮影

神戸市役所本庁舎2号館再整備

2021年10月3日撮影。 地上5階、高さ24.2mの旧2号館を解体中でした。 左は地上30階、高さ132mの1号館です。 中央右奥には隣接地(市役所3号館跡地)で建設中の「新中央区総合庁舎」(地上13階、高さ52.78m)のタワークレーンが見えます。







2021年6月撮影

神戸市役所本庁舎2号館再整備

2021年6月13日撮影。解体中の旧2号館です。2号館は地上5階、地下1階、高さ24.20m、延べ面積15,856㎡でした。




神戸市役所本庁舎2号館再整備

1957年に竣工し、1995年の兵庫県南部地震後に改修工事が行われ、1996年に竣工しています。なお、この奥で旧2号館別館も解体中です。




神戸市役所本庁舎2号館再整備

その左手。1989年に竣工した1号館です。規模は地上30階、地下3階、高さ132.00m、延べ面積52,288㎡です。




神戸市役所本庁舎2号館再整備

2号館の奥には電気・機械室棟もあります。同館は地上2階、地下2階、高さ7.90m、延べ面積2,033㎡。1989年に竣工しています。 同館を解体する前に「連絡ロビー・エネルギー施設」を1号館隣接地に建設します。





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