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兵庫県立はりま姫路総合医療センター(はり姫)
兵庫県立はりま姫路総合医療センター(愛称:はり姫)は、兵庫県が姫路市神屋町に新設した地上12階、高さ57.5m、延べ面積58,945㎡(病院棟)の総合病院です。 設計は梓設計、施工(建築)は大林・阿比野・北村JV。 2022年5月1日に開院しました。
2022年10月20日撮影。北東側から。 県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編により、診療科目35科、病床数736床を有する総合病院が誕生しました。 総事業費は約423億円です。
配置図
病院棟(地上12階、高さ57.5m)、教育研修棟(地上5階、高さ26.3m)、放射線治療棟(地上2階、高さ10.3m)、自走式立体駐車場で構成。 駐車場は906台分を確保しています。
断面図
左は放射線治療棟、右は教育研修棟です。 病院は、姫路市所有の再開発地域「キャスティ21イベントゾーン」(高等教育・研究エリア)に誕生しました。 同敷地6.6haのうち約3haを姫路市が兵庫県に無償貸与しています。
概要
名 称 | 兵庫県立はりま姫路総合医療センター | ||
---|---|---|---|
愛 称 | はり姫 | ||
計画名 | 県立はりま姫路総合医療センター(仮称) | ||
所在地 | 兵庫県姫路市神屋町(キャスティ21 イベントゾーン「高等教育・研究エリア」内) | ||
最寄駅 | JR「姫路」駅、山陽電気鉄道「山陽姫路」駅 | ||
建築主 | 兵庫県 | ||
設計・監理 | 株式会社 梓設計 | ||
施 工 |
建築…………………………………大林・阿比野・北村特別共同企業体 電気設備……………………………関電工・銭屋電機・サン電設特別共同企業体 特高受変電・自家発電設備………藤井電機・東和電気工事特別共同企業体 衛生設備……………………………ダイダン・三神・ハリマ特別共同企業体 空調設備……………………………大成温調・鳳・美樹特別共同企業体 ガス設備……………………………大阪ガス株式会社 昇降機設備…………………………フジテック株式会社 | ||
用 途 | 病院 | ||
敷地面積 | 30,000㎡ | ||
棟 名 | 病院棟 | 放射線治療棟 | 教育研修棟 |
延床面積 | 59,312.11㎡ | 1,791㎡ | 8,904㎡ |
構 造 | 鉄骨(CFT)造(免震構造) | RC造(耐震構造) | RC造(耐震構造) |
階 数 | 地上12階、塔屋2階(屋上ヘリポート設置) | 地上2階 | 地上5階 |
高 さ | 57.5m | 10.3m | 26.3m |
着 工 | 2019年9月(起工式:2019年9月6日) | ||
竣 工 | 2021年11月末予定 | ||
開 院 | 2022年5月1日予定 | ||
備 考 |
◆病床数 736床(一般病床720床、精神病床16床) ◆診療科目 34科目 ◆2022年4月13日付発表資料は→こちら |
最終更新日:2022年11月15日
地図
病院までJR姫路駅から歩行者デッキで徒歩12分(910m)ほどです。
2022年10月撮影
2022年10月20日撮影。 「アクリエひめじ」(姫路市文化コンベンションセンター)です。 2,010席の大ホール、693席の中ホール、164席の小ホール、約4,000㎡の展示場と10室の大・中・小会議室を備える複合施設として2021年9月に開館しました。
その東側に「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」が誕生しました。 2022年5月1日に移転(入院患者移送等)・開院し、5月2日午前9時に救急搬送の受入れを開始し、5月6日に一部外来診療を開始し、5月9日に一般外来診療を開始しています。
病院棟の規模は地上12階、高さ57.5mです。屋上には、製鉄記念広畑病院の持つ兵庫県ドクターヘリ準基地機能を継承したヘリポートが整備されています。
手前の建物は地上2階、高さ10.3mの放射線治療棟です。
北側から見た病院棟。右は放射線治療棟です。
北東側から見た病院棟。
少し離れました。手前の建物も病院棟の一部です。
東側から見た病院棟。
南東側から見た病院棟。
その左手。教育研修棟と病院棟は連絡通路で結ばれています。
その左手。地上5階、高さ26.3mの教育研修棟です。
教育研修棟と病院棟の間は自由通路です。
病院棟を見上げました。
南西側から見た病院棟。
病院棟。
その右手。
その右手。自走式立体駐車場があります。
その西側に「アクリエひめじ」と接続する連絡通路があります。施設内を通り、姫路駅方面に抜けることができます。