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福島駅東口地区第一種市街地再開発事業


福島駅東口市街地再開発組合は、JR福島駅東口前に公共施設や商業施設、ホテル、オフィスからなる複合棟(地上12階、高さ約59m)をはじめ、駐車場棟(地上7階、高さ約27m)、住宅棟(地上13階、高さ約41m)を整備します。 参加組合員として野村不動産が参画。コンサルタントは都市設計連合と山下設計。事業協力者は戸田建設。 2022年7月4日に安全祈願祭を開き、既存建物の解体工事に着手しました。 2023年度に着工する予定でしたが、工費高騰のため着工を1年遅らせることになり、2024年度の着工、2027年度の竣工を目指しています。

福島市長は2023年12月7日、市議会12月定例会の一般質問の答弁で「コンベンション施設(交流・集客拠点)」を含む計画全体の見直しを検討していることを明らかにしました。 経費を抑えるためにビルの階数を減らすことや施設の一部の規模を縮小することなども検討されています。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

2022年11月25日撮影。解体を待つ辰巳屋ビル(地上10階)。



完成イメージ

福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

[以下図面、野村不動産2022年6月13日付ニュースリリースより引用]

福島駅側(北西)から見た複合棟(地上12階、高さ約59m)です。 1~2階が商業施設、3~9階が福島駅前交流・集客拠点施設、5~7階がオフィス、8~12階がホテル(約150室)になります。 イベントスペースやデッキテラスも整備します。



配置イメージ

福島駅東口第一種市街地再開発事業

左側に福島駅があります。 駐車場棟(地上7階、高さ約27m)や住宅棟(地上13階、高さ約41m)も整備します。 2020年3月に都市計画決定し、2021年7月に本組合を設立。 2022年6月に事業計画の変更が認可され、同年11月に権利変換計画が認可されています。



断面イメージ

福島駅東口第一種市街地再開発事業

コロナ禍で民間バンケットの入居希望を得られなかったため、複合棟3階に計画していたバンケット機能を取りやめています。



概要

事業名福島駅東口地区第一種市街地再開発事業
所在地福島県福島市栄町及び早稲町の各一部
最寄駅JR東北新幹線・東北本線「福島」駅 徒歩1分
建築主福島駅東口市街地再開発組合
設 計基本設計:山下設計
施 工―(解体工事:戸田建設JV)
施工区域面積約2.0ha
敷地面積13,580㎡
建築面積10,760㎡
延床面積72,540㎡
用 途商業、オフィス、ホテル、分譲住宅、公益施設、駐車場等
棟 名複合棟駐車場棟住宅棟
用 途ホテル(約150室)、公益施設、オフィス、
商業
駐車場(約550台)、商業住宅(約108戸)
構 造S+SRC造S造RC造
延床面積44,350㎡18,540㎡9,650㎡
階 数地上12階、地下1階地上7階地上13階
高 さ約59m約27m約41m
着 工2024年度予定(安全祈願祭2022年7月4日、解体着手2022年7月)
竣 工2027年度予定
備 考 コンサルタント………株式会社都市設計連合、株式会社山下設計
参加組合員……………野村不動産株式会社
事業協力者……………戸田建設株式会社

◆野村不動産2022年6月13日付(PDF)(事業計画変更認可について)は→こちら
◆野村不動産2020年3月24日付(PDF)は→こちら
◆福島市2022年5月12日付(事業の概要)は→こちら
◆福島民報2023年12月8日付記事は→こちら

最終更新日:2023年12月9日



地図

本事業では下記のビルの跡地などを再開発します。

辰巳屋ビル………………地上10階(中合福島店やホテル辰巳屋が入っていたビル)
平和ビル…………………地上07階(中合福島店2号館が入っていたビル)
エスケー栄町ビル………地上04階
エスケー栄町ビル2……地上05階
エスケー栄町ビル3……地上03階
福島栄町ビル……………地上08階



2022年11月撮影

福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

2022年11月18日撮影。JR福島駅東口。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

駅前に立つ「辰巳屋ビル」(地上10階)を北東側から見ています。 入居していた「ホテル辰巳屋」は2019年8月末、「中合福島店」は2020年8月末にそれぞれ閉館しています。 その後、期間限定で1~2階を「福島市街なか交流館」として使用していました。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

[以下図面、野村不動産2022年6月13日付ニュースリリースより引用]

ここに複合棟(地上12階、高さ約59m)が建設されます。 1~2階が商業施設、3~9階が福島駅前交流・集客拠点施設、5~7階がオフィス、8~12階がホテル(約150室)になります。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

駅前通りを東に進みます。 中央は「平和ビル」(地上7階)です。 入居していた「中合福島店2号館」は、2017年8月末に閉館しています。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

駅前通り(北西)から見た複合棟です。左奥に駐車場棟も見えます。 4階に設ける大ホールは1,500席程度を想定。3,000㎡程度の展示ホール(ホワイエ含)または800席の大ホール及び2,300㎡程度の展示ホールに可変可能としています。 3階には300㎡程度の多目的スタジオや20~40㎡程度の練習スタジオ2室のほか、大・中・小会議室を計画しています。 これらの公共施設は福島市が所有します。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

駅前通りをさらに東に進みました。このあたりは全面的に仮囲いが設置されていました。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

北東側から見た「平和ビル」や「辰巳屋ビル」。まもなく姿を消します。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

事業地の東側には「福島県立医科大学 保健科学部」(地上9階)があります。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

「福島県立医科大学 保健科学部」は2021年4月に開設されています。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

北東側から見た事業地。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

同じ角度から見た完成イメージ。 駐車場棟(地上7階、高さ約27m)は自走式で約550台を収容するほか、駅前通りに面した1階に商業・業務施設、2階に商業・飲食施設を配置します。




福島駅東口地区第一種市街地再開発事業

平和通り側には住宅棟(地上13階、高さ約41m)を建設します。総戸数は108戸を予定。野村不動産が分譲します。 本事業は、2023年4月の着工、2026年3月の完成、同年4月の供用開始を目指しています。


《過去の写真はこちら》




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