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築地地区まちづくり事業


東京都は2024年4月19日、「築地地区まちづくり事業」の事業予定者を三井不動産を代表企業とするグループに決定したと発表しました。 同グループは約5万人を収容する大規模集客・交流施設のほか、商業施設、ホテル、オフィス、居住施設などの整備を提案しています。 今後は、2024年度末に基本協定の締結、2025年度に先行にぎわい施設の着工、2026年度末に定期借地権設定契約の締結を予定。 2026年度の先行にぎわい施設の開業、2028年度の舟運・シアターホール複合棟の竣工、2032年度の7棟の竣工、2038年度のオフィス棟の竣工を目指しています。



完成イメージ

築地地区まちづくり事業

[以下図面、東京都HPより引用]

目玉となる大規模集客・交流施設は、野球やサッカー、アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケー、eスポーツ、格闘技、コンサート、コンベンションなどの開催を想定し、可動席などを組み合わせることで、臨場感を損なうことなく、感動・楽しみが最大化される空間を提供します。



施設等の概要(赤数字を加筆しています)

築地地区まちづくり事業

①大規模集客・交流施設(延べ約18万㎡)
②ホテル棟/③ホテル棟(2棟で延べ約5万㎡)
④レジデンス棟(延べ約7万㎡)
⑤オフィス・レジデンス棟(延べ約16万㎡)
⑥ライフサイエンス・商業複合棟(延べ約33万㎡)
⑦オフィス棟(延べ約23万㎡)
⑧舟運・シアターホール複合棟(延べ約3万㎡)
⑨MICE・ホテル・レジデンス棟(延べ約12万㎡)



配置図(数字を加筆しています)

築地地区まちづくり事業

イメージ図を見る限りでは、②ホテル棟、③ホテル棟、④レジデンス棟、⑤オフィス・レジデンス棟、⑥ライフサイエンス・商業複合棟、⑦オフィス棟、⑨MICE・ホテル・レジデンス棟が高さ60m以上の高層の建物となりそうですね。



今後の予定

築地地区まちづくり事業

2025年度に「先行にぎわい施設」が着工します。 2032年度に第一期建築工事が完了し、2038年度に第二期建築工事が完了します。 総事業費は約9000億円を見込んでいます。



概要

名 称築地地区まちづくり事業
所在地東京都中央区築地五丁目及び築地六丁目各地内
最寄駅都営大江戸線「築地市場」駅
建築主 ONE PARK×ONE TOWN(グループ名)

三井不動産株式会社(代表企業)
トヨタ不動産株式会社
株式会社読売新聞グループ本社
鹿島建設株式会社
清水建設株式会社
大成建設株式会社
株式会社竹中工務店
株式会社日建設計
パシフィックコンサルタンツ株式会社
株式会社朝日新聞社
トヨタ自動車株式会社
設 計
施 工
用 途全天候・超多機能型施設、MICE施設、店舗、シアターホール、オフィス、ホテル、住宅等
敷地面積194,679.11㎡(活用都有地面積)
※将来の公益施設用地等を除く貸付予定面積は約18.7haとなる見通し
建築面積
延床面積9棟 117万㎡
構 造
階 数
高 さ
着 工2025年度(先行にぎわい施設)
竣 工2032年度(第一期建築工事)、2038年度(第二期建築工事)
備 考 ◆東京都HPは→こちら

最終更新日:2024年5月1日



地図

事業地は築地市場の跡地です。 事業地内には2040年頃の開業を目指す「都心部・臨海地域地下鉄構想」の「新築地(仮称)駅」が計画されています。






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