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中野駅新北口駅前エリア再整備
東京都中野区はJR中野駅北口前にある中野区役所や中野サンプラザなどを一体的に再開発し、アリーナを備えた1万人収容のホールや、業務、商業、ホテル、住宅などで構成する多機能複合施設を整備します。 2022年度の区役所移転後、既存建物を解体し施設整備に着手。 2027年度に再整備が完了する予定です。
◆日刊建設工業新聞2018年3月20日付記事は→こちら
外観イメージ
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[野村不動産2016年10月18日付ニュースリリース(PDF)より引用]
中野区は2016年7月、野村不動産を代表企業とするグループ(野村不動産、清水建設、住友商事、東急不動産社、ヒューリック)を「区役所・サンプラザ地区再整備事業」の事業協力者に選定し、2016年9月30日に「区役所・サンプラザ地区再整備事業に係る事業協力に関する協定書」を締結しました。 同グループとの協定は事業計画策定まで。 中野区は2018年度に、多機能複合施設を整備する民間参画事業者の公募・選定を予定しています。
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計画通りに進めば中野区のシンボルとなる超高層ビルが誕生します。
再開発事業範囲
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[野村不動産2016年10月18日付ニュースリリース(PDF)より引用]
再開発事業範囲は、中野区役所敷地、中野サンプラザ敷地、中野税務署敷地、NTTドコモビル敷地、清掃車庫敷地、新北口駅前広場、補助225号線及びその他道路です。
配置計画図
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中野区役所敷地と中野サンプラザ敷地に「集客交流施設」、中野サンプラザの南側に「多機能複合施設」が計画されています。
概要
計画名 | 区役所・サンプラザ地区再整備事業 |
---|---|
所在地 | 東京都中野区中野四丁目 |
最寄駅 | JR・東京メトロ「中野」駅 |
建築主 | ― |
設 計 | ― |
施 工 | ― |
用 途 | ホール、業務、商業、ホテル、住宅など |
構 造 | ― |
敷地面積 | ― |
建築面積 | ― |
延床面積 | ― |
階 数 | ― |
高 さ | ― |
着 工 | ― |
竣 工 | 2027年度 |
最終更新日:2018年3月20日
事業スケジュール
2016年度:事業協力者選定
2017年度:再整備事業計画策定、基盤整備に係る都市計画手続き
2018年度:基盤整備事業着手、民間参画事業者公募・選定
2020年度:施設整備に係る都市計画手続き
2022年度:新庁舎移転後、従前建物の解体除却、施設整備着手
2025年度:竣工予定
地図
事業地は中野駅のすぐ目の前です。中野駅にはJR中央線、JR総武線、東京メトロ東西線が乗り入れています。
2016年6月撮影
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2016年6月2日撮影。中野駅北口に立つ中野区役所(左)と中野サンプラザ(右)。この付近一帯が再開発されます。
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中野サンプラザ(地上21階・高さ92m)。コンサートホール(2222席)、ホテル(83室)、結婚式場、カルチャーセンター、スポーツ施設などで構成された文化複合施設です。
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北西側から見た中野サンプラザ。1973年に竣工しているので現在築43年。まだしばらくは現役です。
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中野区役所(地上9階)。解体されるのは区役所移転後の2022年度の予定です。
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NTTドコモ中野ビル(地上18階・高さ115m)。再開発事業範囲内に立っています。
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中野サンクォーレタワー(地上26階・高さ96m)。再開発事業範囲の北側に立っています。その奥は「丸井本社ビル」(地上19階・高さ90m)です。
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中野セントラルパーク サウス(地上21階・最高高さ99.95m)。再開発事業範囲の西側に立っています。キリンホールディングスの本社が入居。
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改めて再開発事業範囲を南側から見てみました。計画通りなら左手前に交通広場が整備され、右手前に超高層ビルが建ち、中野区役所と中野サンプラザ跡地には1万人収容の集客交流施設が誕生することになります。集客交流施設の名称は「サンプラザアリーナ」でしょうか。新たなコンサートのメッカになりそうですね。