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大阪梅田ツインタワーズ・サウス(阪神梅田本店)
大阪梅田ツインタワーズ・サウスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が大阪市北区梅田1丁目に新設した地上38階、地下3階、高さ188.9m、延べ面積約260,000㎡の超高層複合ビルです。 事業主代行は阪急阪神不動産、設計・施工は竹中工務店。 2018年4月27日にⅠ期棟が竣工し、6月1日に阪神梅田本店が移転開業しました。 2021年10月8日にはⅡ期棟の百貨店ゾーンが先行開業。 2022年2月25日に全体竣工し、3月24日にオフィスゾーンが開業。 4月6日に阪神梅田本店がグランドオープンしました。
2022年4月17日撮影。 阪神百貨店梅田本店が入居していた「大阪神ビルディング」とオフィスビルの「新阪急ビル」を一体的に建て替えました。
立面図
東立面図です。
配置図
右下がⅠ期棟、左上がⅡ期棟になります。
フロア構成
[阪神電気鉄道2018年4月9日付ニュースリリースより引用]
地下2階~地上9階が百貨店ゾーン(阪神梅田本店)、10階が機械室、11階がカンファレンスゾーン(梅田サウスホール)、11階~38階がオフィスゾーンです。
概要
名 称 | 大阪梅田ツインタワーズ・サウス |
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計画名 | 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)/大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画 |
所在地 | 大阪市北区梅田1丁目1ほか(地番)/大阪市北区梅田1丁目13-1(住居表示) |
最寄駅 | 阪神「大阪梅田」駅、大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅、大阪メトロ谷町線「東梅田」駅、JR「大阪」駅、大阪メトロ四ツ橋線「西梅田」駅、JR「北新地」駅、阪急「大阪梅田」駅 |
事業主 | 阪神電気鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社 |
事業主代行 | 阪急阪神不動産株式会社 |
設 計 | 基本設計:株式会社日本設計/実施設計:株式会社竹中工務店 |
施 工 | 株式会社竹中工務店 |
用 途 | 百貨店、オフィス、ホール等 |
敷地面積 | 12,192.83㎡(公式HP:約12,200㎡/重複利用区域含む) |
建築面積 | 10,348.95㎡ |
延床面積 | 258,856.89㎡(公式HP:約260,000㎡) |
構 造 | 鉄骨造(地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造)、制震構造 |
基礎工法 | 直接基礎(Ⅰ期棟の一部)、場所打ちコンクリート杭 |
階 数 | Ⅰ期棟:地上13階、地下3階 Ⅱ期棟:地上38階、地下3階 |
高 さ | Ⅰ期棟:85m Ⅱ期棟:188.9m(公式HP:約190m) |
着 工 | Ⅰ期棟:2015年7月21日 Ⅱ期棟:2019年6月1日 |
竣 工 | Ⅰ期棟:2018年4月27日 Ⅱ期棟:2022年2月25日 |
備 考 |
[経緯] 2014年10月01日………Ⅰ期工事 「新阪急ビル」解体工事着手 2015年02月18日………Ⅰ期工事 「大阪神ビルディング」東側解体工事着手 2015年07月21日………Ⅰ期工事着工 2018年04月27日………Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分) 2018年06月01日………新百貨店の部分開業 2018年06月01日………Ⅱ期工事 「大阪神ビルディング」西側解体工事着手 2019年06月01日………Ⅱ期工事着工 2021年09月07日………Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分) 2021年10月08日………新百貨店の先行開業 2022年02月25日………全体竣工 2022年03月24日………オフィスの開業 2022年04月06日………新百貨店の全面開業 2022年05月09日………カンファレンス開業 ◆公式HPは→こちら |
最終更新日:2022年5月14日
地図
建設地まで阪神「大阪梅田駅」及び大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」から徒歩1分、大阪メトロ谷町線「東梅田駅」から徒歩2分、JR「大阪駅」及び大阪メトロ四ツ橋線「西梅田駅」から徒歩3分、JR「北新地駅」から徒歩4分、阪急「大阪梅田駅」から徒歩7分ほどです。
2022年4月撮影
2022年4月17日撮影。南東側から見ています。右がⅠ期棟、左奥がⅡ期棟です。
Ⅰ期棟です。 ここには「新阪急ビル」がありました。 2014年10月1日に同ビルの解体工事を開始。 2015年2月8日には阪神梅田本店が入っていた「大阪神ビルディング」の東側半分の解体工事に着手。 2015年7月21日にⅠ期工事が着工しています。
東側から見たⅠ期棟。2018年4月27日に地上13階、地下3階のⅠ期棟が竣工し、同年6月1日にⅠ期棟に阪神梅田本店が移転開業しました。同日には大阪神ビルディング西側半分の解体工事も始めています。
Ⅱ期棟方面を見ています。2019年6月1日にⅡ期棟が着工し、2021年9月7日にⅡ期棟の百貨店部分が竣工。同年10月8日に阪神梅田本店がⅡ期棟部分に拡幅して先行開業しました。同年12月には5階、7階、8階も全面開業しています。
その右手。「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」(地上41階、高さ186.95m)があります。2022年4月1日に「梅田阪急ビル」から改称しました。阪急うめだ本店やオフィスが入っています。
両ビルを総称し「大阪梅田ツインタワーズ」と呼びます。
さらに北に進んだ地点から見たⅠ期棟。2022年4月6日にはⅡ期棟地下1階の食品売場が完成し、阪神梅田本店は全館グランドオープンしました。
「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」の前から見ています。北東側からになります。
阪神梅田本店が入る低層部です。ほぼ左2/3がⅠ期、右1/3がⅡ期で建設されました。
[エイチ・ツー・オー リテイリング2021年9月22日付ニュースリリースより引用]
阪神梅田本店の配置図です。阪神梅田本店HPは→こちら
11階~38階がオフィスゾーンになります。公式HPは→こちら
北側から。地震に備えて高層部は制振構造を採用しています。また、水害に備えて重要基幹設備を9階以上に、防災センターを2階に設置しています。
阪神梅田本店部分です。
北西側から。 11階にオフィスロビー、11階(一部12階)にカンファレンス「梅田サウスホール」を設置しています。 2022年5月9日に開業した「梅田サウスホール」は、大ホール(882㎡/最大900名収容)や小ホール(180㎡/最大140名収容)を持ち、MICEイベントやセミナー、商談会、展示会、パーティなど様々な用途に使用できます。 公式HPは→こちら
その左手。「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」です。
大阪梅田ツインタワーズ。
西側から。 12階にはオフィスワーカーのための専用フロア「WELLCO」(ウェルコ)を設置しています。 栄養士監修の健康的な食事ができる「カフェ」やミーティングから個人ワークまで多様なニーズに応える「ラウンジ&ワークスペース」、リフレッシュや運動不足の解消に利用できる「フィットネス」を提供します。 公式HPは→こちら
南西側から。 13階には医療フロアを設けています。 医療フロアの核施設として「兵庫医科大学 梅田健康医学クリニック」(約350坪/1,150㎡)を誘致し、「人間ドックエリア」のほか、「クリニックエリア」において保険診療を実施する予定で、2022年10月の開設を目指しています。 また、本クリニック以外にも、専門外来及び調剤薬局を設けます。 2021年3月24日付ニュースリリースは→こちら 兵庫医科大学 梅田健康医学クリニックHPは→こちら
南側から。オフィス部分は2022年3月24日に開業しました。オフィスフロアの基準階貸室面積は約3,500㎡、天井高は2.9mです。
その右手。下は通り抜けができます。
南東側から。オフィスゾーンには、ダイキン工業、東洋紡、エイチ・ツー・オー リテイリングなどの入居が決定しています。東洋紡は2022年5月9日に本ビルで業務を開始しました。