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旧大名小学校跡地活用事業


福岡市は2018年3月27日、「旧大名小学校跡地活用事業」の優先交渉権者を積水ハウスを代表とするグループに決めたと発表しました。 次順位交渉権者は福岡地所を代表とするグループです。 このほかJR九州を代表とするグループが応募していました。

積水ハウスを代表とするグループは、地上24階、高さ110.0mのオフィス・ホテル棟や地上18階・高さ62.8mのコミュニティ棟などを提案しています。 ホテルはマリオットグループのザ・リッツ・カールトンが進出。

2018年9月頃に事業契約を締結する予定で、2022年12月頃の全体開業を目指しています。 福岡市ニュースリリース(2018年3月27日付PDF)は→こちら



完成イメージ

旧大名小学校跡地活用事業

[福岡市ニュースリリース(2018年3月27日付PDF)より引用]

オフィス・ホテル棟(地上24階・高さ110.0m)の完成イメージです。 単純な箱型ではなく凝ったデザインですね。 ホテル部分とオフィス部分がトラスで分離しているのも特徴的です。 商業を1~2階、オフィスを3階と5~16階、ホテルを3階と17~24階に配置。 ホテル名は「ザ・リッツ・カールトン福岡」でしょうか。 客室は147室。全て50㎡以上とのこと。 レストラン、ラウンジ、ルーフトップバーも設けられます。 なお、完成イメージの左側は既存の西鉄グランドホテルです。




旧大名小学校跡地活用事業

[福岡市ニュースリリース(2018年3月27日付PDF)より引用]

右がオフィス・ホテル棟、中央がコミュニティ棟(地上18階・高さ62.8m)です。 コミュニティ棟は、1階が公民館・老人いこいの家や多目的空間、2階が保育施設、2~3階が創業支援・人材施設、4~18階がレジデンスです。 左側は存続する南校舎ですが外観は一新するようです。 1929年(昭和4年)に竣工した南校舎は2010年に耐震改修を終えています。



配置イメージ

旧大名小学校跡地活用事業

[福岡市ニュースリリース(2018年3月27日付PDF)より引用]

オフィス・ホテル棟やコミュニティ棟のほかにイベントホール(地上1階・高さ6.5m)、消防分団車庫(地上1階・高さ4.8m)、立体駐車場棟(地上36.8m)、広場が整備されます。



事業スケジュール(予定)

  • 2017年10月31日:公募要綱等の公表
  • 2018年3月27日:優先交渉権者の決定
  • 2018年4月頃:基本協定の締結
  • 2018年9月頃:事業契約の締結
  • 2019年4月頃:土地一時賃貸借契約の締結
  • 2021年頃:定期借地権設定契約
  • 2021年秋:公共施設一部供用可能
  • 2022年12月頃:全体開業


概要

計画名旧大名小学校跡地活用事業
所在地福岡県福岡市中央区大名二丁目165番1及び165番2
最寄駅地下鉄空港線「天神」駅、「西鉄福岡(天神)」駅、地下鉄空港線「赤坂」駅
建築主積水ハウス株式会社 福岡マンション事業部(代表企業、以下構成員)
西日本鉄道株式会社
三菱地所株式会社
西部瓦斯株式会社
株式会社西日本新聞社
福岡商事株式会社
株式会社久米設計 九州支社
株式会社醇建築まちづくり研究所
株式会社鴻池組 九州支店
積和建設九州株式会社
西鉄ビルマネージメント株式会社
積和管理九州株式会社
設 計
施 工
用 途 オフィス・ホテル棟:オフィス、ホテル、商業
コミュニティ棟:公民館、老人いこいの家、保育施設、創業支援・人材施設、共同住宅
敷地面積11,821.64㎡
建築面積
延床面積79,392㎡(容積対象面積)
構 造
階 数オフィス・ホテル棟:地上24階  コミュニティ棟:地上18階
高 さオフィス・ホテル棟:110.0m  コミュニティ棟:62.8m
着 工
竣 工
開 業2021年秋:公共施設一部供用可能
2022年12月頃:全体開業

情報更新日:2018年3月31日

[航空写真はこちら]



地図

建設地は九州最大の繁華街・天神地区の西側です。事業地東側に西鉄グランドホテルがあります。



2018年1月撮影

2018年1月20日撮影。 「旧大名小学校講堂兼体育館及び福岡市立青年センターその他解体工事」を、まつい・大東和建設工事共同企業体が施工中です。 写真中央右では「福岡市立青年センター」を解体しています。 左手前は「地下鉄換気塔」です。




その左手の様子。 「大名小学校」の門柱が残されていました。 「大名小学校」は1873年(明治6年)開校。 福岡市内で最も古い小学校のうちの一つだったそうです。 2014年3月に児童数減少により閉校しました。 左側の建物は「中央消防署大名出張所・大名公民館・老人いこいの家」です。 この施設は事業地内の広場予定地に仮移転し、再開発ビル内に復活する予定です。




左側の門柱には「舞鶴小学校」とありました。 調べてみると、2011年度から2013年度までは統合校舎建設のため「大名小学校」に仮移転していたのでした。 その3年間は「大名小学校」と「舞鶴小学校」が同居していたということですね。 2014年度に「大名小学校、簀子小学校、舞鶴小学校、舞鶴中学校」が統合再編し「福岡市立舞鶴小中学校」が開校。 「舞鶴小学校」も閉校しています。




上の写真を拡大しました。存続する南校舎(地上3階・高さ16.648m)が見えます。 南校舎の手前に広場が造られます。


天神地区の航空法の高さ制限は長らく67mでした。 2014年11月及び2017年9月に高さ制限が緩和され、進行中の「天神ビジネスセンタープロジェクト」では高さ90mのビルが可能になりました。 「旧大名小学校跡地」は福岡空港からさらに遠いので、航空法上の高さ規制は、NTTコム福岡天神ビル屋上の鉄塔と同等の約115mです。 公募の結果、高さ110mの提案が選ばれています。




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